麗しい市川染五郎に熱視線!「鎌倉殿の13人」第14話、義仲が上洛!第13話ネタバレあらすじと予告動画

2022年04月04日10時37分ドラマ
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木曽義仲(青木崇高)が入京!ライバルに先を越され、どうする頼朝(大泉洋)?NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合午後8時~、BSP、BS4K午後6時~)4月10日(日)放送の第14話「京の義仲」あらすじ、前回第13話「幼なじみの絆」のネタバレあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開している。NHKプラスで1週間見逃し配信、NHKオンデマンドでも配信中。



4月3日放送の第13話では、頼朝を見限り伊豆へ帰る時政(坂東彌十郎)を北条ファミリーがなだめる場面からスタートし、実依(宮澤エマ)と結婚した全成(新納慎也)がしっかり仲良し北条家に馴染む姿がホームドラマの様に描かれた。一方、木曽義仲や藤原秀衡(田中泯)など同じ源氏同士の動きが気になって仕方がない様子の頼朝は、平清盛を呪い殺したと噂の僧侶を京から呼び寄せる。しかしその正体はなんどあの怪しい僧侶・文覚(市川猿之助)だった。歌舞伎役者市川猿之助と、ミュージカル俳優新納慎也によるド迫力の呪術合戦は視聴者たちの笑いを誘った。

また、政子(小池栄子)と亀(江口のりこ)の対峙シーンでは、家を焼かれたにも関わらず、御台所として恥ずかしくない女になるようアドバイスを送る亀の姿に視聴者の亀評価が急上昇。また、そんな亀に教えを請う政子の清々しいやり取りに「亀の最高だけど学ぼうとする政子も最高!」と称賛の声が集まった。そして、木曽義仲との交渉に向かった義時だったが、そこで義仲を一途に思う巴御前(秋元才加)の姿に共感し、八重(新垣結衣)への思いを貫くことを決意。最後には義時(小栗旬)の健気な思いが八重に届き、心からの笑顔を見せる八重に視聴者も安堵、Twitterでは「小四郎、よかったね!」「八重さんの笑顔、ずっと見たかった」との声が集まった。

そして4月10日放送の第14話では、義仲が平家軍を倒し一気に上洛する。焦る頼朝だが、そこにはある戦略が。一方、鎌倉では源氏同士の争いに嫌気がさした坂東武者の不満が爆発、それを鎮めるために頼朝はさらに策を練るのだが・・・。第13話では、「亀がだめなら八重」というように女のもとをはしごして、だらしない姿を見せた頼朝。しかし自ら源氏の棟梁として君臨すべく、政治家としての辣腕を振るう第14話もお見逃しなく。

■美しすぎる木曽の御曹司・市川染五郎
豊かな髭の木曽義仲、一文字眉が凛々しい巴御前に交じり、ひときわ眉目秀麗な美青年が登場し話題を呼んだ。木曽義仲の嫡男・義高を演じる市川染五郎だ。登場するとネットでは「染五郎が麗しすぎる」「美少年が登場して度肝抜かれた」と話題沸騰となった。

染五郎は2018年に祖父・二代目松本白鸚、父・十四代目松本幸四郎と共に、歌舞伎名跡である市川染五郎を八代目として襲名した歌舞伎界のサラブレット。歌舞伎座の舞台に立ち続ける中、2019年に三谷が手掛けた新作歌舞伎『三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』で磯吉役として参加、2020年には映画『サイダーのように言葉が沸き上がる』で初映画にして初声優に挑戦、コミュニケーションが苦手な俳句少年チェリーの声を担当し、着々とキャリアを積んでいる。

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の出演発表の際は、義高の悲劇的なところに惹かれたと明かし、「三谷さんがどのようなキャラクターに仕上げられるのかまだわかりませんが、視聴者の皆様に義高という人物の魅力をお伝えできるよう演じたい」と意気込みを見せた。17歳という若さでありながら、色っぽい魅力を放つ染五郎が、予測不可能な大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でどんな立ち回りを見せるのか、今後の活躍に注目したい。

■前回(第13話)ネタバレあらすじ
頼朝の騒動で愛想を就かした時政は、伊豆へ帰ってしまった。そんな時、源行家(杉本哲太)が鎌倉を訪ねて所領を欲しいと頼朝に頼んできたが、頼朝は戦死した義円を巻き込んだとして相手にしなかった。すると行家は木曽へ向かい、木曽義仲に挙兵を促すのだった。頼朝は気にしていない素振りを見せるが、内心は義仲を警戒していた。そんなある日、甲斐から武田信義(八嶋智人)が鎌倉へやって来た。義仲が平家と手を組み鎌倉を攻めるという噂があるという。大江広元(栗原英雄)は軍勢を信濃に送り、平家との噂が本当でなければ証拠に人質を渡すよう迫るよう提案。頼朝はその案に従い、その交渉役として源範頼(迫田孝也)を送り、義時も同行することになった。

その頃、頼朝は奥州平泉の秀衡を警戒していた。そこで平清盛を呪い殺したと噂される僧侶を呼び寄せた。しかしその人物はなんと怪しい僧侶、文覚だった。そして文覚は全成と共に力強く祈祷を始めるのだった。そんな中、三浦義澄(佐藤B作)や和田義盛(横田栄司)ら御家人たちは源氏同士の争いに難色を示し、義時は頭を悩ませていた。

木曽へ向かう前日、義時は江間へ行き、八重に食べ物を渡し、木曽へ行くことを告げた。義時は暇があれば八重を気遣っていたが、八重にとってはそれが重荷と感じていた。木曽へは謹慎中の義経(菅田将暉)も同行を願い出ていたが、北条にとって代わろうとする比企能員(佐藤二朗)に紹介された女にうつつを抜かし、約束の時刻に現れなかったので、木曽へは範頼、義時に加え三浦義村(山本耕史)が向かった。

木曽に到着した義時たちは、義仲に会い、平家に通じていないか噂の真相を確かめた。源氏同士での戦いを望まない義仲は、平家に通じていない証として、嫡男の義高を差し出すと言い出し、父・義仲を尊敬する義高はそれを快諾するのだった。一方、亀のもとを訪れた頼朝だったが、そこに政子がいたので素早く退散。政子はというと、亀に身を引くように直談判し、亀もそれを受け入れた。しかし最後に、亀は政子の不勉強を厳しく指摘し、御台所として本を読み文筆を学び、自分を磨くよう助言をした。

亀に会えなかった頼朝は、今度は八重を訪ねたが、八重にも袖にされ渋々鎌倉へ帰っていくのだった。その場面を木曽からもどった義時が目撃。しかし、何も八重に聞くことなく、木曽のお土産と言って栗やきのこなど、山の幸を届けるのだった。そして、義時は自分の正直な気持ちを伝えた。「私と八重さんは幼なじみ。私の思いはあの頃からずっと変わりません。」と言った義時は、八重が振り向かなくても、八重が幸せであるように自分はその背中に尽くすと告白した。そして、義時の思いが八重に届き、「お帰りなさいませ」と頭を下げる八重に、義時はうれし涙を流すのだった。

■第14話「都の義仲」あらすじ
木曾義仲は嫡男・義高を鎌倉へ送り、平家の追討軍を撃退し上洛する。敗れた平宗盛(小泉孝太郎)は、三種の神器と共に都落ちする。義仲の活躍に焦る頼朝だったが、義仲と後白河法皇との関係が悪化すると、弟・義経を大将として派兵することを決断する。しかし、源氏同士の無利益な戦に坂東の御家人たちは頼朝への不満を募らせていく。このままでは鎌倉は分断されてしまうと懸念する義時はある行動をとるのだが・・・。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第14話は4月10日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:三谷幸喜、出演:小栗旬/大泉洋/菅田将暉/小池栄子/青木崇高/新垣結衣/坂東彌十郎/宮沢りえ/佐藤浩市ほか。番組公式Twitterアカウントは「@ nhk_kamakura13」。第14話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」番組公式サイト

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