水ドラ25 新・飯テロ「ザ・タクシー飯店」渋川清彦主演、JUMP髙木が若社長で出演、6/1深夜スタート

2022年05月31日21時00分ドラマ
Ⓒ「ザ・タクシー飯店」製作委員会

今流行りの「町中華」にフォーカスを当てたグルメドラマ「ザ・タクシー飯店」が、渋川清彦、宇野祥平、Hey!Say!JUMPの髙木雄也の出演で、明日6月1日(水曜25時~)テレビ東京「水ドラ25」枠で放送開始する。番組公式サイトに予告動画が公開中だ。



本作は、タクシー運転手が、さまざまな事情を抱えた乗客と会話を繰り広げた後、町中華の名店に立ち寄り至高の逸品を食すグルメドラマ。

2012年「孤独のグルメ Season1」に始まり、「ワカコ酒」(2015年)、「きのう何食べた?」(2019年)、「絶メシロード」(2020年)など深夜に食欲をそそる“飯テロ”と呼ばれたドラマだ。

主人公の個人のタクシードライバー八巻を俳優の渋川清彦(47)が演じる。渋川のデビューはもともと「KEE」という芸名で活躍したファッションモデル。1998年に映画『ポルノスター』でデビューをし、2006年に現在の芸名に改名、その後は映画やドラマで活躍するイケオジ俳優だ。2022年は8月公開の映画『コンビニエンス・ストーリー』(主演:成田凌、前田敦子)、『異動辞令は音楽隊!』(主演:阿部寛)、『激怒』(主演:川瀬陽太)となんと3作に出演する。

普段から町中華によく行くという渋川は、撮影を楽しみにしていたと言うが、食べるシーンが意外と大変だったそう。「何かしら傷のある人たちが一生懸命生きているところを、町中華と絡めて描く、すごくいい人情話です」と作品を紹介している。

そして八巻がかつて働いていたタクシー会社の若社長の増保健壱を髙木雄也(32)が演じる。髙木と言えば、ジャニーズの人気グループのHey! Say! JUMPのメンバーだが、2008年放送の「ごくせん第3シリーズ」でメインキャストの一人としてドラマデビューしており、その後もドラマ、映画、舞台など出演している。昨年は『ブロードウェイと銃弾』で初めてミュージカルの主演をつとめるなど、本格的に俳優としても活動している。

なじみ客の多い町の中華店には初めての客や女性一人では入りにくいという人も多いだろう。髙木は「このドラマを見て、気軽に入れるということを感じてほしいです」とドラマをPR。またドラマを通して、「タクシー運転手さんの裏側もぜひのぞいてみてほしい」とタクシー会社の若社長らしいコメントも。

他にも八巻の元同僚の東屋敷要を2020年公開の映画『罪の声』の演技力を高く評価された宇野祥平、整備士の山さんを神戸浩が担当する。神戸もまた『学校』など山田洋次監督に常連起用される演技派俳優だ。

タクシー初回で八巻のタクシーに乗るのは、かつて3択王子ともてはやされ今は人生の2択に迷う男。そして丸福で絶品チャーハンとキクラゲ玉子炒めを食す。丸福は志村坂上駅の近くにある実在の町中華。ドラマ視聴後に、八巻が訪れる町中華を訪ねて同じメニューを食べるのも飯テロドラマの楽しみ方の一つだ。

■あらすじ
ある日の朝、タクシー会社の若社長・増保(髙木雄也)が焼売を食べているところへ「今日はどこの町中華に行こうか…」と悩みながら八巻孝太郎(渋川清彦)がやってくる。「セキネの焼売だな。ひとつ呼ばれまーす」と食べてしまい、増保に文句を言われる。そこへ元同僚でタクシードライバーの東屋敷要(宇野祥平)がやってきて、赤羽でお客が集まりそうなイベントがあるという。早速、タクシーを出庫する孝太郎。
スーツ姿の男性客を乗せ行き先を尋ねると、大事な会議と妻の出産が重なり、どちらに向かうか悩んでいた。孝太郎の助言のもと、その男はある選択をし、目的地へ向かう。男性客を降ろした孝太郎は、赤羽のイベント会場に行ったものの誰もいない…。仕方なく車を走らせていたところ、孝太郎は気になる町中華店を発見し、チャーハンとキクラゲ玉子炒めを堪能。そして、おいしい町中華を食べて孝太郎は再び走る。

■キャスト
八巻孝太郎役:渋川清彦
増保健壱役:髙木雄也(Hey! Say! JUMP)
東屋敷要役:宇野祥平

整備士の山さん役:神戸浩
ナレーション:伊武雅刀

<ゲスト>
平原テツ、ぎたろー

■スタッフ
原案・シリーズ構成:横幕智裕、片桐健滋
脚本:横幕智裕
監督・演出
監督:片桐健滋
主題歌: 酔蕩天使「タクシードライバーブルース」(HILLS RECORDS)

テレビ東京「水ドラ25」番組サイト