<風と雲と雨>のパク・シフを時代劇キングにした「王女の男」6/8からサンテレビで放送スタート!見どころと予告動画

2022年06月07日17時00分ドラマ
(C)KBS

パク・シフ主演の波乱万丈の大河「風と雲と雨」が人気だが、明日6月8日(水)からはパク・シフを時代劇キングに押し上げた「王女の男」(全24話)が、兵庫県を放送対象地域としたサンテレビにて月~金曜昼1時から放送される。Youtubeにてオリジナル版の予告動画が視聴できる。

「王女の男」は、新作「風と雲と雨」より9年前の2011年にKBSにて放送された。新作は19世紀の朝鮮末期が舞台で、本作は約400年さかのぼった15世紀の朝鮮王朝が舞台。当時実際に起きた朝鮮王朝史に残るクーデター「癸酉靖難(ケユジョンナン)」をモチーフに、運命に翻弄される男女の切ない愛を描いた究極のラブ・ロマンスだ。敵対する家門の2人の悲恋は朝鮮版“ロミオとジュリエット”とも呼ばれ、25%近くの視聴率をたたき出し圧倒的な人気を集めた。



本作は「錦溪筆談(クムゲピルダム=금계필담)」という説話(昔話)が元になっている。これについてはこちらの豆知識で詳しく紹介している。⇒「王女の男」最終回に寄せて

パク・シフが演じるのは、時の権力者キム・ジョンソの末息子スンユ。文武に優れ、品格・美貌も兼ね備えた貴公子だ。前半の気品あふれる貴公子から、後半復讐を誓ったダーク・スンユに変貌を遂げるギャップに多くの視聴者が虜になった。

そんなスンユと恋に落ちるのはセリョン。スヤン大君(後の第7代王・世祖)の長女、王族の娘でありながら、好奇心旺盛で活発的な性格。2008年の「風の絵師」では、美しい妓生(キーセン)を演じたムン・チェウォン。本作では前半のちょっぴりわがままな姫から、後半の切ない恋に苦しむヒロインを抜群の演技力で演じている。

そんな二人と四角関係に陥るのは、ホン・スヒョンが演じるキョンヘ王女と、ソン・ジョンホが演じる漢城府の判官のシン・ミョン。

ホン・スヒョンといえば「大祚榮 テジョヨン」「王の女」で時代劇経験もあり最近では「浮気したら死ぬ」現代ドラマでも活躍している演技派女優だ。今回演じるキョンヘ王女は、朝鮮王朝第5代王・文宗の長女で、第6代王・端宗の姉にして、当代随一の美女。セリョンとは従姉妹の関係で大の仲良しながら、いつしかスンユを慕いはじめる。そしてソン・ジョンホが演じるシン・ミョンもまた、スンユの親友であり、よきライバルでありながらもセリョンを愛してしまう。ソン・ジョンホも「天命」で時代劇の経験がある。

最近でこそ、若手俳優や演技力に定評のあるK-POPアイドルが時代劇に多く出演しているが、当時はまだまだベテラン俳優がメインキャストを務めることが多かった。そんな中、本作はメインのキャストが揃いも揃って若手美形俳優で、歴史ドラマと現代ドラマの両方で活躍する演技派がそろったことで、歴史ドラマファンはもちろんのこと、歴史ドラマが苦手という方にも、拒否感なく視聴できるはず。もちろん、歴史ドラマの重みを感じさせるイ・スンジェ、キム・ヨンチョルといったベテランが脇を固めている。

【「王女の男」を2倍楽しむ】ではドラマの時代背景と実在した人物の紹介、ネタバレありとなしの各話あらすじと見どころ、パク・シフ来日記者会見レポートなどをまとめて紹介しているので視聴の参考にどうぞ。

サンテレビ「王女の男」番組公式サイト
 2022年6月8日スタート 月~金13:00-13:56 
Youtube「王女の男」予告動画(日本語字幕なし)

kandoratop【作品詳細】【「王女の男」を2倍楽しむ】