チョン・イル主演:テレビ大阪「ヘチ 王座への道」第11-15話あらすじ:命を懸けた民の思い~決戦Ⅱ

2022年07月26日12時00分ドラマ
©SBS

王、景宗(キョンジョン)はイ・グムを守ろうとするが…テレビ大阪で放送の「ヘチ 王座への道」明日7月27日からの第11話~第15話のあらすじと見どころをご紹介、Youtubeにて予告動画が公開中だ。



「ヘチ 王座への道」は、王になるはずではなかった王子イ・グムが、正義を追い求める3人の仲間に支えられ、不正のない平等な世を目指す朝鮮王朝第21代王、英祖(ヨンジョ)になるまでの不屈の道のりを描いた友情と信念のストーリー。

【「ヘチ」を2倍楽しむ】では、時代背景や実在の人物紹介、キャストの魅力、その他各話のあらすじと見どころ、豆知識などまとめて紹介しているのでぜひ、視聴の参考にしてほしい。

■第11話「命を懸けた民の思い」11話ネタバレあらすじ
司憲府(サホンブ)にミン・ジノンが現れ、イ・グムの前に役人を殺した少女を突き出す。イ・グムは、少女や彼女が所属する殺主(サルチュ)会の犯行を知りながら、隠していたとウィ・ビョンジュに問い詰められる。一方、パク・ムンスたちは、人身売買を行っていたト・ジグァンを捕らえようと妓楼に乗り込んだが、王族・ミルプン君/イ・タンに阻まれる。イ・グムが殺主会をかばっていたという報告を受けた王、景宗(キョンジョン)はイ・グムを守ろうとするが…。司憲府と漢城府が協同捜査をするという名目で、イ・グムは漢城府に押送されることに。晒し者になりながら歩かされるイ・グムは、群衆の中にヨンジ、そして血みどろで縄をかけられたムンスとアボンの姿を見て…。
冒頭、齊坐(チェジャ)の場に引きずり出され、辱めを受ける少女への配慮や、後半の“耆老宴(キロヨン)”での演説など、チョン・イル扮する世弟(セジェ)イ・グムの人としての優しさや素晴らしさが伝わる感動シーンがたっぷり描かれる。特に、耆老宴での演説がきっかけで“号牌(ホペ)”にまつわる民の行動は、本作最高の見どころの一つ!イ・グムが何を話し、民の行動を見てイ・グムは何を思うのか、お見逃しなく。
感動のシーン満載の回だが、終盤では本作で数少ないロマンチックシーンもあるのでお楽しみに。この回の詳しいあらすじ・見どころ、豆知識は11話詳細


■第12話話「罪の取り引き」12話ネタバレあらすじ
イ・グムは、自分を近くで守るために王宮の女官になりたいと言うヨジに反対する。王宮の田植えの儀式を終えたイ・グムは、先日の耆老宴での発言を農民に感謝されるが、農民が発したある言葉に兄である王、景宗(キョンジョン)は顔を曇らせる。そんな中、パク・ムンスは、事故死した役人の妻が葬儀を拒んでいる件を調査することに。一方、ミルプン君からたびたび誘いを受けたタルムンは屋敷を訪ね、ユ二ョンと遭遇する。二度と使いをよこすなと誘いを拒絶するタルムンに対してミルプン君は怒って刀を振りかざし…。後日、ユニョンがタルムンを訪ねてきて、ミルプン君を王に就けるため手伝ってほしいと頼む。そんな中、ミルプン君がとんでもない上訴を書かせて朝廷に送りつける。これを受け取った景宗は…。
宮女として入宮したいというヨジの言葉にイ・グムはなぜ反対するのか?その理由については、【朝鮮王朝豆知識】「◆宮女の身分(内命婦) 」で解説している。それにしても全く噛み合わないイ・グムとヨジとの会話がまるで漫才のよう。この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識は12話詳細で。

■第13話「眩惑(げんわく)」13話ネタバレあらすじ
イ・グム(世弟(セジェ))は「もうすぐ世弟への逆風が吹き荒れる」とイ・タンから不気味な警告を受ける。王、景宗(キョンジョン)に、イ・グムを摂政にすべきだという上書が届き、景宗と少論(ソロン)派の重臣チョ・テグは怒りに震える。イ・グムは上訴の一件は知らない。それでも朝廷内の妙な雰囲気を感じる。そんな中、イ・グムの人事改革案を聞いた景宗はイ・グムの政治手腕を褒めるが、皮肉の言葉を口にする。一方、ウィ・ビョンジュは、人事改革で保身に走る高官たちにより、いけにえにされそうだと知り焦る。弟であるイ・グムを信じたい景宗だが、チョ・テグのイ・グムへの危険視は変わらず、景宗はイ・グムを疑い始める。景宗の誤解を解こうとするイ・グムは…。
イ・グムの師となった少論のイ・グァンジャとチョ・ヒョンミョンがイ・グムを擁護すればするほど、チョ・テグの怒りは増幅する。異例の昇進をしたユン・ヒョクを演じるのはチェ・ミンチョル 。手のひら返しで寄ってくる元上司たちをどうあしらうのか?そんなユン・ヒョクは、イ・グムに絶大なる信頼を寄せている。だが、これがまた景宗の不機嫌を増幅させてしまう。さあ、イ・グムは、景宗の誤解を解くことができるのか?

■第14話「決戦」14話ネタバレあらすじ
イ・タンの陰謀により、謀反の告発状が王宮に届く。王の景宗(キョンジョン)を毒殺し、イ・グム(世弟(セジェ))を王にしようという企てがあるというのだ。王命によって、特別な裁判機関を設けて逆賊の疑いがある者を取り調べることになり、イ・グムも連行される。イ・グムを憎む司憲府(サホンブ)のウィ・ビョンジュは、その裁判の裁判官の座を得る。一方タルムンはイ・タンに協力して、イ・グムを中傷する貼り紙を町中にばらまくのだが、パク・ムンスが持って来たその貼り紙を見たイ・グムは…。
“代理聴政”の一件では大妃のとりなしでイ・グムを信じようとした景宗だったが、“謀反”とあってはさすがに許せない。今話では久々にノ・ヨンハク扮するヨルリョン君が登場するのでお見逃しなく。老論から捨てられたウィ・ビョンジュは、もう彼らに遠慮しない。上司を腰抜け呼ばわりまでして裁判官の座を得る。それにしても気になるのはタルムンの行動。ユニョンのためにイ・グムを裏切り、ミルプン君側についたのか?最大のピンチにイ・グムが講じる奇策は?最終章に向けてハン・ジョンソクの死についても再審議されるこの回。謀反やイ・グムが「粛宗の実子ではない」という中傷は、実際に起きた事件をモデルにしている。これについては、詳しいあらすじと見どころと一緒に14話詳細あらすじで解説している。また、「豆知識」ではヒロイン・ヨジ(コ・アラ/Ara)の出番が少なくなったことについても触れている。

■第15話「決戦Ⅱ」15話ネタバレあらすじ
王、景宗(キョンジョン)が、謀反の疑いをかけられたイ・グムを自ら尋問しているところに現れた老論(ノロン)派の重臣ミン・ジノン。イ・グムを疑うべき明確な証拠がないのに、尋問をするべきではないというミン・ジノンの訴えに、景宗は、自分が何の罪もない世弟を政敵としたというのか、と少論のイ・グァンジャらに怒りをぶつける。一方、窮地を救ってくれたことへの礼をいうイ・グムにミン・ジノンは…。イ・グムが無罪になったことで癇癪を起すミルプン君。疑り深い彼は、未だにタルムンを完全には信用していない。そんな中、パク・ムンスは慕っていた監察ハン・ジョンソクを殺し、その事実を隠蔽したのはウィ・ビョンジュだと確信し、摘発に動く。すべてをミルプン君の罪にしようとするビョンジュ。一方、イ・グァンジャの言葉に自省した景宗はイ・グムを呼び出し、本心を吐露し、父王の遺した言葉を口にする。景宗からの信頼を取り戻したイ・グムはついにミルプン君逮捕に動き出す。
ミン・ジノンはなぜ絶体絶命のイ・グムを救ったのか?いまだタルムンを完全には信用していないミルプン君をイ・グムはどんな方法で信用させるのか?本作で一番の激しい立ち回りがあるのも今回。パク・フンの堂々とした立ち回りがカッコいい。イ・グム×タルムンの粋な大人の友情とは違う、兄弟のようなイ・グムとムンスとの篤い友情もまた捨てがたい。
※この回の詳しいあらすじと見どころは15話詳細あらすじで解説している。ミン・ジノンのモデルとなった実在の閔鎮遠と演じたイ・ギョンヨンについては【閔鎮遠(ミン・ジノン)は<トンイ>が残した禍根でイ・グムを救う?】で詳しく解説している。


テレビ大阪「ヘチ 王座への道」番組サイト
 2022年7月11日スタート 月~金11:59-12:57
Youtube予告動画

kandoratop【作品詳細】【「ヘチ」を2倍楽しむ】