「競争の番人」小勝負(坂口健太郎)から独り立ちした白熊(杏)はとんでもない危機に!第6話ネタバレと第7話予告

2022年08月16日10時18分ドラマ
@フジテレビ

フジテレビ・月9「競争の番人」の第6話が8月15日に放送され、小池栄子と真飛聖による女同士のバチバチの演技が評判となった。8月22日(月)よる9時からの第7話で、ついに白熊が独り立ちをするのだが、そこには国家賠償請求をされる危機が待っていた。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



新川帆立原作の「競争の番人」の第6話は8月15日に放送された。第6話では、ダイロクの頼れるメンバー・桃園(小池栄子)がクローズアップされた。白熊(杏)にも寄り添い、小勝負(坂口健太郎)のこともよく理解して常に成果をあげている桃園だが、過去にはやはり失敗もあった。それが呉服店『赤羽屋』の経営者・赤羽千尋(真飛聖)について過去に調査したものだ。その時は公取が呉服店側の不正を立証できなかった。二人が再会し、桃園が赤羽を聴取する際は、「バチバチ」の火花が散るような闘いとなった。

実は、今回は赤羽が経営する「赤羽屋」に不正はなかった。7年前に桃園が赤羽に言った「競争のない世界はいずれ滅びる」という言葉で赤羽が考えを変えていたのだ。赤羽のことを訴えていた呉服店『ファイブシーズン』の社長、井出香澄(萩原みのり)のことも才能があるからこそ厳しく接していた。ラスト、香澄がピンチに陥ると、赤羽屋の力でそれを助け、卒業式と迎える学生たちを全員見事に着付けることができた。真飛聖の肝の座った社長っぷりが評判となった。

8月22日に放送される第7話では再販売価格維持についての話となる。再販売価格維持とはメーカーやブランドが販売店に対して指定した価格で売るように圧力をかける事だ。販売店は自社で値段がつけられないため競争が阻害されてしまう。この案件について、白熊は小勝負と一緒ではなく、一人で担当することになる。「一人ではまだ早い」という小勝負のことを見返したい白熊だが、一時は大変な危機に陥ってしまう。上は調査を中止するようにいうが、ダイロクは調査を続ける。そこに隠されているのは一体どんな事実なのか?

そして、ドラマは後半戦の肝といえる小勝負と国土交通省事務次官・藤堂(小日向文世)との闘いも始まってゆく。小勝負と藤堂にはいったいどんな因縁があるのか?小勝負は公取に入った理由も明らかになってゆく。

■前回:第6話ネタバレあらすじ
ダイロクでは、大手呉服店『赤羽屋』による私的独占について調査することとなった。事業者が他の事業者の参入を妨害、排除するなどして市場の競争を制限する行為だ。妨害を図っているのは『赤羽屋』の社長、赤羽千尋(真飛聖)で、情報を提供したのは呉服店『ファイブシーズン』の社長、井出香澄(萩原みのり)だ。審査長・本庄(寺島しのぶ)の留守を預かる風見慎一(大倉孝二)はいつになく慎重な構えだったが、資料に「赤羽千尋」の字を見つけた桃園(小池栄子)はがぜんやる気を起こしていた。

小勝負(坂口健太郎)と白熊(杏)は調査のために千尋の着付け教室へ出向く。千尋はてきぱきと仕事をこなし、従業員には厳しいもののうまく商売をしている感じを受けた。一反の着物生地を白熊たちに薦める。予想外の「重さ」に小勝負が驚くが、千尋は「よいものはどうしても重くなってしまう」と説明した。

香澄は『赤羽屋』で千尋のもとで働いていたが、厳しさについていけずに退職し、経営コンサルタントの栗田保(篠原悠伸)に相談して『ファイブシーズン』を立ち上げ、直接織元と契約を結び上質な着物を安く手に入れる新しい経営を始めた。千尋の店で30万で売っていたのと同じ商品が5万で売られているのだ。だが、最近、職人が次々と契約を切るようになる。香澄は千尋が圧力をかけたのだろうと疑っていた。

小勝負たちから話を聞いた桃園は、千尋から事情聴取しようと言い出す。桃園と千尋は過去に因縁があったのだ。聴取の席でも千尋は横柄な態度を崩さない。

しかし、公取が『赤羽屋』に調査に入っていることがわかると職人たちが『赤羽屋』との取引を止め始める。代わりに『ファイブシーズン』が儲かるようになっていた。小勝負の制止を聞かず、桃園は『赤羽屋』の立ち入り調査を推し進める。しかし、なにも証拠はでなかった。

さらに、香澄が「『赤羽屋』の圧力で閉店させられた」と言っていた別の店は単に時代の流れについていけなかっただけで『赤羽屋』の圧力などなかったと証言する。さらに小勝負が調べると『ファイブシーズン』で売っている反物は合成繊維が混ざっていて正絹ではない。それを表示していないのだ。『ファイブシーズン』のことをしった職人が今度は『ファイブシーズン』から手を引き、預けている商品を引き上げてしまった。近くの学校で卒業式が行われるため100人の予約が入っているが、『ファイブシーズン』にはもう何もない。

そのころ、桃園は千尋に謝りに言っていた。そんな桃園に「手伝いなさい」といって、『ファイブシーズン』に連れてゆく。『ファイブシーズン』が危機に陥っているのを知った千尋が『赤羽屋』の商品と従業員を引き連れて『ファイブシーズン』に向かい、100人の学生たちに和装をしてあげたのだ。

香澄は千尋の厳しさが愛情からきているものと理解できていなかった。さらに、千尋は香澄のために職人たちに頭もさげていてくれたのだ。そんなことを知らずに千尋を陥れようとしてしまったことを知った香澄は号泣してしまう。

千尋は桃園が7年前の調査の際に言った「競争のない世界はいずれ滅びる」という言葉で考えを買えたのだという。香澄というライバルがいるからこそこれからも頑張れるといった。


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■第7話あらすじ
白熊楓(杏)は風見慎一(大倉孝二)から第一審査局の応援要請で建設会社の談合案件の手伝いにいっている小勝負勉(坂口健太郎)から離れ、一人で案件を担当しないかと言われる。

調査案件は大手通販サイト『三ツ星マーケット』の自社オリジナルブランド『アンカレント』の再販売価格維持の件だ。風見は『三ツ星マーケット』社長の山辺純次(姜暢雄)かブランド事業部長の黒崎美佐子(雛形あきこ)の指示だろうと白熊に話す。

ネット通販会社を回ると美佐子の名で値引きを禁止するメールが届いていたことがわかった。アパレル会社『ワンソーイング』のブランド事業部で販売不振に悩んでいる館山留美(夏子)は、『三ツ星マーケット』の不正を公取が暴いてくれたら、自社製品も客に選んでもらえるようになると白熊に頼んだ。

白熊は許可を取って『三ツ星マーケット』に立入検査を行う。すると、美佐子はメールの差し出しなどを認め、山辺も調査に協力的な態度をとった。白熊は立入検査を打ち切り、美佐子たちに期日までの書類提出を求める。しかし、『三ツ星マーケット』には再販売価格維持以外に隠していることがあった。

フジテレビ7月11日スタート、月9「競争の番人」。出演:杏、坂口健太郎、寺島しのぶ、小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎、小日向文世ほか。番組公式Twitterアカウントは「@kyoso_fujitv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

フジテレビ・月9「競争の番人」番組公式サイト

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