NHK「上陽賦~運命の王妃~」第7話あらすじと見どころ:賀蘭箴の復讐計画、閲兵式と吊り橋の対決|全43話

2022年10月02日20時00分ドラマ
(c) 2021 China International Television Corporation

逃亡しようとした王儇(おうけん)を賀蘭箴(がらんしん)は自ら見張り…NHKBSプレミアム(日曜よる9時から)で10月9日放送の「上陽賦~運命の王妃~」(全43話)第7話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識を紹介、本作はDVD-BOX1~3も好評発売・レンタル中でDVD公式サイトで予告動画など視聴できる。

※以下、全68話版を視聴してあらすじ紹介をしているために、あらすじや見どころが前後したり、カットした部分の紹介などあることご理解ください。また本作は架空の時代設定、豆知識などは古代、漢、南北朝時代などを参考にしています。

「上陽賦~運命の王妃~」は、帝位を巡る陰謀と策略のなかで、気高く生きる王妃の波乱に満ちた人生を描く壮大な歴史大作。【「上陽賦」を2倍楽しむ】では、架空の国・成(王朝)を時代設定や、押さえておくべき人物と俳優の紹介、放送にあわせて各話のあらすじと見どころ、豆知識をまとめて紹介する。

■キャスト押さえておくべき5人
王儇(以下、王ケン)/豫章王妃役:チャン・ツィイー(章子怡)/声:魏涼子
蕭綦(以下、蕭キ)/豫章王役:ジョウ・イーウェイ(周一囲)/声:阪口周平
馬子澹(したん)役:トニー・ヤン(楊祐寧)/声:庄司然
賀蘭箴(がらんしん)役:ユアン・ホン(袁弘)/声:伊東一人
馬子隆(ばしりゅう)役:グオ・ジアミン(郭家铭)/声:島津耕介
馬子律(なしりつ)役:プ・バージャ(浦巴甲)/声:竹内想
王藺(おうりん)役:ユー・ホーウェイ(于和偉)/声:志村貴博
 ほか

上陽賦(c) 2021 China International Television Corporation■第7話:賀蘭箴の生い立ちと復讐計画、橋の対決
逃亡しようとした王ケンを自ら見張ることにした賀蘭箴(がらんしん)は、自分の生い立ちを語り始める。賀蘭箴は、現在の忽蘭(くらん)王が王子だったときに、六盤(ろくばん)の王女だった母を無理やり奪い生まれた息子だった。

王ケンは小葉に自分自身を大切にすべきだと説得するが、彼女の思いを変えることはできなかった。彼女は王ケンの衣装を着て成りすまし、腰には爆薬を仕組んだ玉帯を巻かれる。王ケンの腰にも同じ玉帯が巻かれる。

ついに閲兵式当日。蕭キは使臣・除授の前で寧朔軍の見事な演武を披露する。使臣団の中には賀蘭箴の手の者が紛れ、蕭キ暗殺の機会を狙っていた。だが、蕭キはそれを見越していて、寧朔軍の兵士たちが彼らを取り囲み爆殺し、その他の兵も、蕭キや寧朔軍により撃退する。

すると、物陰にいた賀蘭箴が部下に次の命令を下し、やぐらの上に王ケンにが化けた小葉が姿を見せる。それが王ケンだと信じた蕭キは単独でやぐらに向かう。それを狙って矢が放たれるがそれをかわす。その機に胡瑶(こよう)が乱入したために慌てた小葉が落下、蕭キに抱き留められるが、計画に失敗した彼女は自爆する。

すると、物陰にいた賀蘭箴が部下に次の命令を下し、やぐらの上に王ケンにが化けた小葉が姿を見せる。それが王ケンだと信じた蕭キは単独でやぐらに向かう。それを狙って矢が放たれるがそれをかわす。その機に胡瑶(こよう)が乱入したために慌てた小葉が落下、蕭キに抱き留められるが、計画に失敗した彼女は自爆する。

賀蘭箴は腰に爆薬を巻き付けた王ケンを人質にし、南門を開けて1対1の勝負をしようと蕭キを誘い出す。賀蘭箴一行を蕭キが単身馬で後を追う。賀蘭箴たちが忽蘭領に通じる橋に差し掛かった時、姿を消していた蕭キが橋の先に待っていた。賀蘭箴の部下を次々と矢で射抜く。橋の上、王ケンを挟んでにらみ合う蕭キと賀蘭箴。賀蘭箴は王ケンに巻き付けた爆薬で脅し、王ケンは来ないでと止めるが、蕭キは「死ぬときは2人一緒だ」の言葉と共に賀蘭箴に迫り、爆薬に手をかけた賀蘭箴の腕に斬りつけ王ケンを救い出す。賀蘭箴はそのまま谷底に転落する。

王ケンは寧朔の軍営で目覚める。蕭キは、大けがを負わせてしまったことを謝る。しかし、婚礼の日に置き去りにされたことを恨み、賀蘭箴から残虐な寧朔軍の行為を聞いてしまった王ケンは口を聞こうともしない。だが、部屋から出ていこうとする蕭キを呼び止める。「3つの頭と6本の腕を探しているのか」と冗談を口にする蕭キは、かいがいしく妻・王ケンの世話を焼く。心を開いてくれない王ケンに、怪我が癒えたら寧朔を案内すると約束する蕭キ。

皇都では皇帝との面会が適わなかった第3皇子・子澹(したん)は家に戻る。皇太子妃の宛如が訪ねて来て、子澹と共に戻ってきた蘇錦児(そきんじ)を呼びつける。宛如は錦児に探りを入れ、15歳の時から生涯子澹に仕えていたいと思っていたことを告白する。皇太子から寵愛を得てはいる宛如だが、王氏への恨みを消えておらず、錦児女の恋心を利用しようと考える。

謝宛如は蘇錦児に宮廷服を着せて王ケンに引けを取らないと誉め、子澹もきっと喜ぶと王ケンの好きな香りを持たせる。その夜、王ケン捜せず落ち込んで酒を飲む子澹は、部屋に入ってきた錦児を王ケンと間違って抱いてしまう。

一方、朝廷に王ケンを拉致した賀蘭箴が寧朔の演舞場を吸収し除授を暗殺したが、蕭キが敵を制圧し王ケンを救出したという急報が入る。国政を代行する皇太子・馬子隆は王ケンの無事を喜び、寧朔に褒美を遣わすよう指示する。王ケンの無事を母・瑾若は涙を流して喜び、錦児を抱いてしまった子澹は後悔に部屋を飛び出す。

■見どころ
第7話では、閲兵式。蕭キの火矢で始まる演武はまさに映画レベル。本作の撮影ではスタッフ総勢1千人以上、エキストラは5万5千人というからどの規模の大きさに驚かされる。砂漠の中、黒い甲冑に身を包んだ騎兵隊の訓練が行き届いた演武は迫力満点。この後の戦闘シーンもお見逃しなく。

橋の上での対決が、不安や恐怖が距離を近づける“吊り橋効果”となるのか?王ケンが蕭キへの誤解を解いて、心を開くまであと少し!

■商品仕様
2021年/中国/1~23話収録(全68話)/6枚組/1035分+特典映像/16:9/音声:1.オリジナル中国語 ドルビーデジタル2chステレオ 2.日本語 ドルビーデジタル2chステレオ/字幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕/片面2層/全3BOX
特典映像:メイキングを盛り込んだインタビュー
封入特典:ブックレット
発売元:「上陽賦~運命の王妃~」日本語版製作委員会
販売元:TCエンタテインメント

DVD公式サイト
NHK番組サイト
予告編

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