【最終回】「還魂」第20話“ムドク”チョン・ソミン暴走!“ウク”イ・ジェウク死亡後復活!12月スタートのパート2に期待大

2022年08月29日08時00分ドラマ
@tvN / Netflixシリーズ『還魂』独占配信中!

誰も予想しなかった結末にパート2への期待高まる!イ・ジェウク×チョン・ソミン共演の韓国tvN新土日ドラマ「還魂」(全20話)8月28日(日)ついに最終回を放送しNetflixでも独占配信開始した。第20話のネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。

Netflixオリジナル韓国ドラマ一覧2022年韓流作品一覧

「還魂」は、水を操る術で栄え、歴史にも地図にも存在しない大湖(テホ)国を舞台に、魂を変える“還魂術”によって運命がねじれた主人公たちがこれを乗り越え、成長していくファンタジーロマンスドラマだ。



■キャスト
チャン・ウク役:イ・ジェウク
ムドク(ナクス)役:チョン・ソミン(コ・ユンジョン)
ソ・ユル役:ファン・ミンヒョン(NU’EST)
パク・ダング役:ユ・インス
パク・ジン役:ユ・ジュンサン
キム・ドジュ役:オ・ナラ
チン・ム役:チョ・ジェユン
チン・ホギョン役:パク・ウネ
世子コ・ウォン役:シン・スンホ
 ほか

■第20話
ダングは初恋を実らせてついにチョヨンを結婚することに。2人の間に子供が生まれて男児なら松林の跡継ぎに、女児なら鎮妖院の跡継ぎとすることで決着。パク・ジンはダングたちの新居探しをドジュに手伝ってもらう。その際、ドジュが好きなのが麻衣導師イ先生だと勘違いするパク・ジンに、とうとう堪忍袋の緒が切れたドジュは、自分が好きなのがパク・ジンだと告白する。

鈍感なパク・ジンに怒り心頭のドジュだったが、彼女もまたウクの想い人が繐竹院のユノクだと思っていた。ウクが誤解を解いて「木のてっぺんにいる鳥の卵みたいな娘」がムドクだと知り仰天する。それでもウクのムドクへの思いの強さを知ったドジュは2人の結婚を認めるしかない。その後、ウクの後押しで、パク・ジンは「ホウセンカの種」で求婚し、ドジュもパク・ジンのペースに合わせると承諾する。

一方、ムドクも世話になったチソル楼のチュウォル相手にウクの元にお嫁に行くとのろけ、「ウクが断根した」という噂も徹底否定し、チュウォルは「確認したので違う」という噂を流してやるとムドクをからかう。そしてムドクに付きまとっていた毒気と、いつか消えてしまいそうな不安定さが消えたことを喜ぶ。

天附官の秘密の地下室で世子と向き合うチン・ムは、本当の天王星の主はウクだと教え、世子を守れるのは自分だという。世子は全ての気を使い果たし、官主の座の継承権もはく奪されたウクになんの力もない。人々は天王星が世子のものだと思っており、チン・ムが自分のためにできることは何もないと告げ、自首して罰を受けるようにと、師匠に恩情を示す。だがチン・ムは氷の石は消えておらず帝王星の主は天の気を手にできる。ウクがそれを手に入れて隠しているかもしれないと、引き下がらない。

繐竹院。チン・ホギョンは夫ウタクに、“あなたと私の娘ブヨン”への罪を償えるように助けたと告げる。ホギョンはウタクの笑顔に惹かれ、一筋に愛していたと冷たい表情のまま告白し、ウタクは自分が誤解していたと気づき、涙を流す。

ウタクの意識が戻ったと報告を受けたチン・ムは、手下のヨムスに必ずウタクを消せと命じる。そして用意させた迷魂薬と王妃の方術鈴(パンスルリョル)を前に、20年前、チョ・チュンにこれを使って暴走させたことを思い出す。

その頃、ウクとムドクはお揃いの陰陽玉を結婚指輪に作りなおすことに。店でデザインを選ぶが、これまでウクが何度も対の指輪を作ったと知りやきもちを焼く。そんなムドクを後ろから抱きしめ「お前の手が生涯 俺の指輪だ!」とムドクと恋人手つなぎするウク。

ダングの婚礼の後、ウクはムドクを連れて当分都城を離れるつもりで、ユルは故郷の西湖城に戻る予定。だがユルは胸の傷が治っても痛みが消えず、ユノクからソイがユルに血を分けたと聞く。まさか血虫が入っていると知らないユルは、痛みのことをみんなには知らせないようにと頼む。

繐竹院で治療を受けるウタクはどうにか起き上がれるまでに快復。ウタクの証言があればチン・ムも捕まえることができる。ムドクは(ナクスの)父は自ら還魂人になったのか、何か事情があったのかチン・ムに確かめたいと考えていた。

ナクスの父チョ・チュンの死の真相をドジュはチャン・ガンから聞いて知っていた。官主であるチャン・ガンの邪術をチョ・チョンが知り、口封じのためにチン・ムが彼を還魂人にして暴走させたのだった。罪のないチョ・チュンは暴走した還魂人として松林に殺され、家族殺しの汚名まで着せられた。チャン・ガンは松林と鎮妖院で彼の汚名をそそぐようにと言い残していたのだった。なぜチョ・チョンにそこまでのことをしたのか…。

実はチン・ムの狙いはチャン・ガンだった。彼を追い込むために親友チョ・チュンを破滅させたのだ。だがチン・ムは捕まれば、ウクの出生の秘密を明かすはず。そうさせないために、パク・ジンはチン・ムを殺す決心をする。

追魂香に迷魂薬で呪いの術をかけておけばそれを使った魂を操ることができる。還魂人を暴走させてから石化して死ぬ方法で始末できる。世子を説得するために、暴走した還魂人を都城中に放ってウクに氷の石の力を使わせよう考えていた。だが、肝心のウクが都城を去ると知り、世子説得の切り札が使えない。氷の石まで手にしただろうウクが、なぜ考えを変えたのか?ムドクがウクを変えたと気づいたチン・ムは、ナクスが彼女に還魂したと確信する。そこで迷魂薬と方術鈴を使ってムドクを暴走させ、意のままに操ることに。

その頃、ウクはイ先生と並んで釣りを楽しむ。「ムドクに力が戻ったときの約束」(16話)を守ったので、自分たちを見逃してほしいと頼む。氷の石については、全ての気力を失っても修練を積めばその力を使えるようなると聞いても、氷の石を手に入れようと人々は残忍、醜悪になった。そんなものは消えるべきと考えるウク。だが自分の体にそれが入っているので、いつでもムドクを守ることできると安心し、もし彼女が暴走したらこの力で守れるように助けてくださいと頼む。タニャン谷でムドクが自分で力を制御するのを見ていたイ先生は、無理に引き出さない限りムドクは暴走を制御できるとウクを安心させる。それができるのは神女がもつ神力。きっとムドクの体の元の持ち主は神力を持っていたのだろうと推測するイ先生。

偽物だとバレて逃げたソイは、血虫を出した傷がいつまでも治らない。血虫が入った痛みを知るソイはユルを心配し、鎮妖院にある薬を盗み出そうとする。その薬は血虫の駆除はできないが痛みを和らげることはできる。ところが薬を持ちだそうとしたとき、ホギョンに見つかり殺されそうになる。隠し持っていたムドクの眼帯を見せて、本物のブヨンは生きていてどこにいるのかを知っている。自分を殺せば、ブヨンは見つからないと、立ち去る。

チン・ムを殺す決心をしたパク・ジンは、世子が師匠のチン・ムをかばうことがないよう手を打つ。世子に会って、チン・ムに惑わされることがないと信じていると言う。すると世子は、自分が帝王星だと信じているかと訊ね、その様子から怪しむ。その後、真相を知るムドクがわざとらしく自分を帝王星と呼ぶのを聞いて、小ばかにされているように感じて気分を害する。ウクと都城を離れるというムドクに、行かせなくすることもできると意地悪を言う世子。それでも傍に置けばウクの能力を見て惨めになり、手柄の嘘をつき続けたらさらに哀れになる。何よりウクの傍にムドクがいるのを見たくない世子は、手の届かないと消えてしまえとムドクに言って立ち去る。

ウクとユルはチソル楼で独身最後のダングと飲み会。その場でユルはムドクではない人に失恋したと告白し、胸の痛みのために故郷に帰るのを延期すると報告。ウクは調べたいこともあるのでサリ村に行くと話す。ユルはチュウォルから物乞いに託されたと、薬を受け取る。包みには胸の痛みを止める薬だと書き添えていた。

世子は再度チン・ムと会う。ウクは無力だから遠くに追いやる、氷の石も持っていないと告げ、今日中に罪を申し出るよう命じる。立ち去ろうとする世子に、パク・ジンもイ先生もウクが帝王星の主だと知っていて、世子を欺いていると教える。ウクは間違いなく氷の石を持っていて、他にも彼のもっと大きな秘密を自分が暴き、あいつを奈落の底に落とすと誓う。

その頃、チャン家ではドジュとムドクが酒盛り、酔っぱらったムドクがナクスだと正体を明かしそうになり、ウクは慌てて部屋につれていく。布団に寝かせられたムドクは告白することがあると起き上がって「ウク、大好きだ」と言ってキスする。結局イ先生の話をできないまま、部屋を出る。街でチン・ムに迷魂薬をかけられていたムドクは、深夜方術鈴(パンスルリョル)に導かれて屋敷を出ていく。

ダングとチョヨンの婚礼の日。「オモニ(おかあさん)」と呟いたムドクがどうにも気になるホギョンは、ドジュからムドクの故郷がサリ村でソイとも知り合いだと聞く。一方、美しく着飾った新郎新婦は繐竹院で治療を受けているチョヨンの父ウタクにあいさつに行くことに。

チン・ムは迷魂状態のムドクからナクスの力を引き出して暴走させ「ウタクを殺せ」と命じる。繐竹院に出むいたムドクはナクスの剣を抜いて繐竹院を守る術士たちを次々に斬り捨てる。騒ぎを聞きつけ病室から出てきたウタクに斬りかかるが、そこにチョヨンとダングがやってきて戦う。ダングがムドクの首元に剣を突き付けるが、一瞬の迷いでかわされムドクはウタクを殺害する。その時、ムドクの脳裏に20年前の父殺害された様子がうかび、「ナクスよ、父親の敵を討て」というチン・ムの声が聞こえる。

その頃、チン・ムが鈴を鳴らしながら松林に現れる。「還魂人を捕えてきた。松林に還魂したナクスがいる」と。そこに繐竹院から逃げ延びた者が、ウタクが殺されたと駆け込み「ムドクがナクスだ」とチン・ムが明かす。

暴走したムドクはチン・ムの手下も皆殺しにする。精進閣の術士とともに駆けつけたパク・ジンは、ムドクに向けて矢を射ようとするが、ウクが身を挺してムドクを守る。その時ムドクはウクをナクスの剣で刺す。ムドクの名を何度も呼び掛けるウクの声に正気に戻ったムドクは、自分が愛するウクを刺したと気づき涙する。瀕死のウクは石化しているムドクの手を恋人繋ぎする。そして約束通りこの世に刺客を放った責任を取ってウクは死ぬ。ウクに縋って泣くムドクの耳に鈴の音が聴こえ、ムドクはウクの手を放してどこかに飛び去る。この惨劇は世子にも届く。

ダングはパク・ジンに、ムドクがナクスだということをウクが知っていたようだと報告し、チン・ムが精進閣でその証拠を捜していると報告。ユルもまたホ・ヨムの前に跪いて知っていたと告白し、ムドクに会って事情を探りたいと申し出るが、ホ・ヨムは由緒あるソ氏の長子として知らないふりをしろと言い私、一歩も外に出てはいけないと命じる。

目の前で父を殺害されたチョヨンは、必ず探し出して殺すと母ホギョンに誓うが、ホギョンは魂はナクスでも体が誰のものかを絶〆るために、必ず殺さず見つけ出すよう言い聞かせる。

宮殿で王と向き合うチン・ムは、全てをナクスのせいにし、自分はナクス一味を掃討する際にその生存を知り、身の潔白を証すためにナクスを捜していたと申し開き。ナクスがチョ・チュンの娘で、復讐のために松林に潜んでいたことをウクが知っていたのかと問う王妃に、ウクが死んだので証言は取れないが松林に罪を問うてほしいと願う。ナクスを気にする世子には、捜索しているが暴走したので時期に石化して死ぬと答える。

ウクの遺体はナクスの遺体を火葬した場所で火葬されることに。ドジュは酷い仕打ちに嘆きパク・ジンに止めてほしいと訴えるが、本件に関して松林に力はない。ドジュが号泣し皆が見守る中でウクの遺体が焼かれていく。離れた場所でイ先生は約束通りウクを見守っていた。ウクの魂が氷の石を手にしたとき、火柱が立ち、炎は青く輝き、やがて火は消え煙の中からウクが歩いて姿を現す。同じとき、鈴の音から解放されたムドクは還魂人の墓場、敬天太湖の底に沈んでいたが、2人の女人が上へと誘う。



■見どころ
ロマンスてんこ盛りで始まった最終回は、このままハッピーエンドで終わるのかと思いきや、気になることを山盛り残したサッドエンドだった。パート2については早くから噂になっていたが、ラストで「還魂」の新しい話が12月に始まります!の告知に思わずガッツをしたファンも多いのでは?早くも予告映像のおまけも公開された。ヒロインはムドク(チョン・ソミン)からナクス(コ・ユンジョン)に交代とのことだが、このままではあまりにもムドクが憐れ。どうかパート2に登場して幸せになってほしいと願わずにいられない。パート2では、他のレギュラー陣のイメージがぐんと代わっていて期待が高まる。どうやら今年の12月はアツくなりそうだ!

※パート2「還魂:光と影」は12月10日よりスタート。ポスター&予告動画&キャストなどこちらで紹介⇒11/10 navicon 既報

tvNで6月18日(土)~8月28日(日)まで放送(Netflixでも独占配信中)した「還魂」のパート2は12月スタートすることが発表された。⇒【「還魂:光と影」を2倍楽しむ】

Netflix
Youtube|Netflix予告動画
tvN「환혼」公式ページ

kandoratop【作品詳細】【「還魂」を2倍楽しむ】