吉川英治文学賞を受賞した村山由佳「風よあらしよ」をドラマ化!吉高由里子が大正時代の女性解放運動家・伊藤野枝を演じる!

2022年09月02日20時00分ドラマ
@NHK

大正時代の女性解放運動家であり、時代のアイコンともなった伊藤野枝の一生を吉高由里子が演じる!プレミアムドラマ「風よあらしよ」2022年9月4日(日)よる10時からNHK-BSで放送!PR動画は番組公式サイトで公開されている。



100年前、筆一本の力で、結婚制度や社会道徳に真正面から異議を申し立てた伊藤野枝の生涯を描く「風よあらしよ」を9月4日(日)NHK-BSにて放送する。主演は、2024年大河ドラマ「光る君へ」の主演が決定している吉高由里子だ。近年、日本テレビの2020冬ドラマ「知らなくていいコト」、TBSの2021秋ドラマ「最愛」に出演し、さらに、2023年の冬にはテレビ朝日の「星降る夜に」への主演も決定するなど超売れっ子となっている。

吉高由里子演じる伊藤野枝は、「原始、女性は太陽であった」と書いた平塚らいてう(松下奈緒)への憧れ、第一の夫、ダダイスト・辻潤(稲垣吾郎)との暮らし、生涯のベターハーフとなる無政府主義者・大杉栄(永山瑛太)との出会い、自由を求めて生きてゆく。不倫をして、結婚制度を否定する論文を書くなど、その行動は当時の憲兵たちに目をつけられてゆく。野枝の生涯はなんと28歳で幕を閉じる。それは、憲兵によって奪われたものだった。

吉川英治文学賞を受賞した村山由佳の評伝小説を原作に、向田邦子賞受賞の矢島弘一が脚本を担当して、結婚制度についての是非、人口妊娠中絶など現代でも十分に話題となる事柄について論文や小説で発表した伊藤野枝の生涯が描かれる。

■第1話あらすじ
今から100年前。女性の地位は低く、良妻賢母が求められた時代。福岡の片田舎で育った伊藤野枝(吉高由里子)は、東京の女学校へ入学し、教師の辻(稲垣吾郎)から「青踏」の存在を教わり心を掴まれる。貧しい家を支える為の結婚を蹴り、自由を求め再び上京した野枝に才能を感じ取った辻は、彼女に知識を与え、導く。溢れんばかりの情熱を持った野枝はらいてう(松下奈緒)の青鞜社の門をたたき、時代の若きアイコンとなる。

NHK-BS 9月4日(日)よる10時放送「海の見える理髪店」。出演:吉高由里子,永山瑛太,松下奈緒,美波,山田真歩,朝加真由美,山下容莉枝,栗田桃子,石橋蓮司,稲垣吾郎ほか。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

NHK BS「風よあらしよ」番組公式サイト