テレビ大阪「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」第11-15話あらすじと見どころ:新たな企みと恐怖の同居生活

2022年09月22日08時30分ドラマ
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テレビ大阪で放送の「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」(全28話)は韓国で社会現象を巻き起こし日本の情報番組でも取り上げられた大ヒットドラマ!9月26日(月)からの第11話~第15話のあらすじを紹介、DVD公式サイトで予告動画が公開されている。
※23日(金、祝)の放送はお休み。

「SKYキャッスル」は、韓国の過大学病院医者やロースクール教授など、韓国の0.1%の上流階級のみが住む石造邸宅団地“SKYキャッスル”にて、自身の子供を名門大学に入学させるために必死に奮闘する親たちの欲望渦巻く人間関係を描いたブラックコメディ。我が子を名門大学に入学させるために血眼になるセレブな親たちの姿を滑稽に、そして皮肉交じりに描く。タイトルの「SKYキャッスル」は、劇中に登場する高級住宅街の名前だが、“SKY”には韓国最難関のソウル大学(S)、高麗(コリョ)大学(K)、延世(ヨンセ)大学(Y)の頭文字を合わせた意味もあり、韓国の上流社会では“SKY”でなければ認めないという風潮も表現している。



■キャスト
ハン・ソジン役:ヨム・ジョンア
イ・スイム役:イ・テラン
キム・ジュヨン役:キム・ソヒョン
ノ・スンヘ役:ユン・セア
チン・ジニ役:オ・ナラ
カン・ジュンサン役:チョン・ジュノ
ファン・チヨン役:チェ・ウォニョン
チャ・ミニョク役:キム・ビョンチョル
ウ・ヤンウ役:チョ・ジェユン
ファン・ウジュ役:チャニ(SF9)
カン・イェソ役:キム・ヘユン

■第11話
ジュンサンの機嫌を損ねてしまい、お手上げ状態のヤンウを見かねて、ジニがヤンウになりきりお詫びのメールを送る。一方、生徒会選挙でウジュとペアを組む有力候補のヘナが目障りなソジンは、ヘナを辞退に追い込み、イェソは生徒会長に任命される。そんな中、母親が亡くなり遺品の整理をしていたヘナは1枚の写真を見つけ…。
医療ドラマでもよく派閥争いなど見るが、いくら上司とはいえ、自分の大切な体は安心できる医者に任せたいものだ。しかし、上司の機嫌を取らなければという何とも悩ましいヤンウの姿は、ついつい共感してしまう。
また、ヘナを生徒会立候補から辞退させるために妨害する親なんてとんでもない!と思うが、一方でヘナの行き過ぎた行動もあり、一概に可哀想だとは言い切れない。しかしながらたった一人の家族であった母親を失ったヘナ。高校生とは思えないほどずる賢い姿(ワガママばかりのイェソが単純で可愛く思えてくるほど)も、彼女の境遇ではそうやって生きていくしかなかったのかもしれない。一人で母を見送るシーンは可哀想でたまらない。そしてヘナの母の遺品から分かった衝撃の事実は、韓国中を震撼させた!


■第12話
夫婦同伴のパーティーでジニは、スイムがヨンジェを題材に小説を書こうとしていることを公にする。スンヘ以外は猛反対するが、スイムも書く意思を曲げず、ソジンとジニはキャッスル内で反対署名を集めることに。一方、チョ先生にスイムについて調べさせたキム先生は、スイムが心を痛めるヨンドゥという元教え子の存在を知り…。
スイムの正義感は本来あるべき姿かもしれないが、反対するのもまた我々人間が大いにとりうる行動だろう。これまでの慣習を重んじて変化を恐れたり、少数意見の立場に立つのを恐れる人々の精神的な弱さも鮮明に描かれている。
そしてキム先生がスイムに近づき、涙ながらに語るシーンは、彼女の本心なのか、演技なのか?このあたりから、何が本当なのか分からなくなってきて、ますます謎が深まっていく。更にヘナもまた、あんなに対立していたイェソに笑顔で近づいていく。本ドラマのメインOST「We all lie」という曲が韓国で大ヒットしたが正にその通りで、何が正しいのか?それぞれの欲が複雑に絡み合い視聴者も段々と混乱してくるだろう…。


■第13話
イェソに挑発されたヘナは、住み込みでイェビンの家庭教師をしたいとソジンに直接申し入れるが、きっぱり断られてしまう。一方、スイムの小説執筆が問題になったSKYキャッスルでは住民総会が開かれる。反対署名を集め、善人ぶるソジンにうんざりしたスイムは、ソジンの過去を公にしてしまい、その場は騒然となり…。
本来なら絶対近づきたくないはずの相手に対して、ヘナがここまでやるなんて、どれだけたくましいのかとびっくりしてしまう。ソジンも勿論そうだが、特にイェソにとってヘナがイェビンと親しくなっていくのはストレスでしかないだろう。彼女の心理状態の変化は本ドラマの大きなポイントだ。
そしてスイムがうっかりと口を滑らせたことで、一気にソジンの立ち位置が危うくなる。夫のジュンサンはこんな時本来家族を守るべきだが…。視聴者の皆さんの考えはソジンの自業自得、はたまたいくらなんでも可哀想、どのように感じるだろうか?しかし転んでもただでは起きないソジン、次はどのような手にでるのか!?


■第14話
ソジンの過去を知ったイェソは、成績が落ちてしまう。その一方でヘナは満点を取り、イェソはさらに荒れソジンに怒りをぶつける。この状況から脱却したいソジンは、ヘナをイェビンの家庭教師として家に招き入れることにする。一方、キム先生を呼び出したスイムは、小説を書くにあたってキム先生にあるお願いをする。
これまで何もかも恵まれた環境にあったイェソに次々とショックな出来事が起こり、勉強も手につかない状況に。そんな中でキム先生がイェソを少しずつマインドコントロールしていき…。前回の見どころでもご紹介した通り、イェソの心理状態は本ドラマのストーリー展開の大きな軸となるため、 彼女の些細な変化もお見逃しなく。イェソを演じた若手女優キム・へユンの感情を爆発させる演技にも注目。
ヘナを交えたソジン一家の食事シーンでは、視聴者も自身がその場にいるような居心地の悪さを感じてしまうほど。登場人物それぞれの考えが交錯した何とも恐ろしい場面だ。


■第15話
ヘナのおかげでイェビンの成績が上がったことを知ったジニは、スハンも一緒に勉強できないかとソジンに頼んでみるが、ケンカになってしまう。そんな中、ハーバード大学に通うセリが帰国し、自慢の娘の帰国に喜ぶミニョクはクリスマス会を開く。一方、ヘナの態度に不審感を抱き始めたソジンはヘナの部屋をあさり…。
ジニは、自分も負けられないと息子スハンにより熱心に教育指導をするようになる。一般家庭にもよくある親子の姿だが、SKYキャッスルという特殊な環境に身を置かれたスハン、まだまだ幼い故にかわいそうに思ってしまう。ずる賢くあざといキャラクターが多い中、この純粋なスハンはちょっとした癒しの存在。スハン役を演じたイ・ユジン(現在はユ・ジヌに改名)は、本ドラマ出演後に大人気オーディション番組「プロデュースX101」に出演したことでも有名だ。現在はチソン、イ・ジュンギ、シン・セギョンなどが所属する事務所ナムアクターズに所属し活動中。
そして、ここにきてまた新たな強烈なキャラクターが登場!ミニョクの自慢の娘であるセリは海外帰りというだけあって、自己主張が強く、堂々とした性格。SKYキャッスル住民たちにハーバードでの学生生活を自慢げに語っているが、彼女もまた裏がありそうな予感。


テレビ大阪「SKYキャッスル」番組サイト
 2022年9月9日スタート 月~金8:30-9:27
公式サイト

kandoratop【作品詳細】【「SKY キャッスル」を2倍楽しむ】