「一橋桐子の犯罪日記」もはや娑婆に未練なし!松坂慶子の終活青春グラフィティがスタート!第1話予告動画
気づけば結婚せず76歳になっていた一橋桐子(松坂慶子)が求めた終のすみかは刑務所だった!?2022年10月8日よる10時スタートのNHK総合土曜ドラマ「一橋桐子の犯罪日記」。関連動画が番組公式サイトで公開された。
気づけば結婚もせず、両親をおくり、76歳になっていた一橋桐子(松坂慶子)が、終の棲家に設定したのは刑務所だった!人気作家・原田ひ香原作の「一橋桐子(76)の犯罪日記」を、「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」の脚本家・ふじきみつ彦が脚色した終活青春グラフィティ「一橋桐子の犯罪日記」。
10月8日放送の第1話では、主人公・一橋桐子が唯一の希望であった親友を病で亡くし、悲しみに暮れる中、テレビから流れて来たある受刑者の一言に心を奪われる。受刑者は「世の中に未練はなかった。刑務所に入りたくてやった」といっているのを聞き、桐子は終のすみかを刑務所に設定。「なんとか世間に迷惑をかけずに刑務所へ行ける方法はないか」という考えに辿り着いた桐子の「ムショ活」が始まる様が描かれる。
不器用ながらも一生懸命に犯罪を計画し、様々な人たちを「ムショ活」に巻き込んでいく主人公・一橋桐子を松坂慶子が演じ、彼女の無二の親友で急な病で他界してしまう宮崎知子役を由紀さおりが演じる。桐子は優柔不断で頼りないキャラクター。しかし事件を繰り返していく内に意思を持ち、次第に行動に移していくという成長も描かれる。なんだか放っておけない彼女の周りには人が集まり、まるで漫画の主人公のような魅力を放つのも見どころとなっている。
そして桐子のパート先であるパチンコ屋の上司・久遠樹役を岩田剛典が担当。出演にあたり、脚本の面白さに惹かれたという岩田は、ワイルドな風貌で桐子の“犯罪計画のアドバイザー”的な役どころを演じる。その他、昨年公開された映画『光を追いかけて』で主演を務めた長澤樹、片桐はいり、宇崎竜童、木村多江が出演。桐子の憧れの人・三笠隆を草刈正雄が演じる。会話の中に英語をはさみがちなキャラクターにも注目したい。
76歳独身女性・一橋桐子の「ムショ活」を巡る終活ライフが描かれる本作。孤独な高齢者が人に迷惑をかけないで暮らす方法を考えるという、なんとも身につまされる内容だ。しかし当の桐子は俳句を好み、丁寧な暮らしを送って来た女性で犯罪とはほど遠い。そんな彼女だからこそ、人に迷惑をかけず犯罪に手を染めようとする様子はドキドキしながらも応援してしまいたくなるのでは。果たして桐子のムショ活は成功するのか?桐子の行く末を見守りたい。
■第1話「娑婆(しゃば)に未練なし」あらすじ
一橋桐子(松坂慶子)は、3年間同居していた唯一無二の親友・宮崎知子(由紀さおり)が病気で亡くなり、哀しみの淵に沈んでいた。年金&パート生活も楽ではなく、毎日が空虚な日々となっていく。このまま孤独死してしまうのではという思いが、桐子の心を絞り上げていく中、テレビで見たある逮捕者の「この世に未練はなかった。刑務所に入りたくてやった。」という供述に心を奪われる。そして終のすみかを刑務所に設定し、できるだけ人に迷惑をかけずに逮捕される「ムショ活」をスタートさせる。
NHK総合10月8日スタート、土曜ドラマ「一橋桐子の犯罪日記」。出演:松坂慶子、岩田剛典、長澤樹、片桐はいり、宇崎竜童、木村多、由紀さおり、草刈正雄ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_dramas」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇ NHK「一橋桐子の犯罪日記」番組公式サイト
◇NHK俳句番組公式サイト
【2022年秋ドラマ一覧】【関連記事・各話のあらすじ】