福原遥「舞いあがれ!」舞(浅田芭路)は五島列島で祖母(高畑淳子)と二人暮らしを始める!第1週ネタバレと第2週予告

2022年10月07日09時10分ドラマ
©NHK

身体の弱い舞(浅田芭路)は長崎・五島列島の自然に囲まれながら、祖母(高畑淳子)と二人暮らしをすることで少しずつたくましくなってゆく!NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第2週「ばらもん凧(だこ)、あがれ!」(10月10日~10月14日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

1990年代から今を舞台に、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生を描く「舞いあがれ!」が10月3日からスタートした。勢いをつけたい第1週だったが、10月4日に放送予定の第2話が北朝鮮によるミサイル発射の臨時ニュースが放送されたため5日に延期されるなど波乱のスタートとなった。



10月3日から放送された第1週「お母ちゃんとわたし」は、身体の弱い舞(浅田芭路)の熱が下がったところからスタートした。しかし、第1話のラストで再度熱を出してしまう。病気の原因などはわかっていないが、環境を変えることを医者に勧められた父・浩太(高橋克典)の決断で、母・めぐみ(永作博美)の故郷である五島列島へ旅立って行った。

なかなか学校に通えない舞だが、隣の家の貴司や飼育係で一緒の久留美たちとは、友情をはぐくんでゆく。特に隣同士の貴司は窓を開ければ距離にしてすぐの関係で、今後、どんな関係になってゆくのかも楽しみとなる。大人になった貴司は赤楚衛二、久留美は山下美月(乃木坂46)が演じる。

主題歌はback numberが書き下ろした「アイラブユー」。初回放送で初解禁となり、評判を呼んだ。back numberは2011年にメジャーデビューしたバンドで「花束」「高嶺の花子さん」などのヒット曲があり、若者に絶大な人気を博している。今回の「アイラブユー」を聞いた視聴者からは朝ドラらしいさわやかなメロディーだと好評を得ている。

10月10日から放送される第2週「ばらもん凧(だこ)、あがれ!」は、五島列島で祖母・祥子(高畑淳子)と二人暮らしを始める舞の成長が描かれる。自然に囲まれ、祖母の励ましによって段々と一人で物事をやりとげることに希望を見出してゆく。

【第1週(2022/10/3-10/7)ネタバレあらすじ】
舞(浅田芭路)は、ねじ工場を営む父・浩太(高橋克典)、母・めぐみ(永作博美)、兄・悠人の4人で東大阪に住んでいる。舞は原因不明の発熱の為、小学校を休みがちだ。始業式の日から休んでしまいやっと八日目に発熱もなく登校することができた。小学校には舞のお気に入りのうさぎ・スミちゃんが飼われている。皆と一緒に運動したりすることができない舞にとってスミちゃんは大事な友達だ。本当は飼育係しかうさぎの世話はできない。そこで、幼馴染・貴司が飼育係に推薦してくれた。生涯の友人となる久留美とスミの世話をすることになる。楽しみにスミの世話をしようとしたが、なんとスミが飼育小屋から逃げ出してしまった。逃げたウサギを探すために走り回った舞はまた熱を出してしまった。病院の医師からは環境を変えることを勧められる。

一方、舞の隣家でお好み焼き屋を営む梅津雪乃(くわばたりえ)は、疲れた様子のめぐみのことを心配していた。めぐみは、舞の病気、工場の仕事、家事、育児と心身が疲れ果てていた。それを気遣う浩太は、舞をめぐみの母・祥子(高畑淳子)のもとへ連れていくことを提案する。祥子とは長年顔を会わせていないめぐみは、逡(しゅん)巡する。浩太は「東大阪のことは自分がちゃんとやるから」と舞とめぐみを五島列島へ送り出す。

めぐみにとっては15年ぶり。フェリーを降りると、そこには母・祥子が迎えに来ていた。舞にとっては初めての祖母との出会いだが、しかし言葉少ない祥子を、何か怒っていると感じてしまう。祥子の家、めぐみの生まれ育った家に着くと、めぐみが使っていた部屋には沢山の賞状がある。めぐみは相当な優等生だったらしい。そこへ、めぐみの幼なじみ・信吾(鈴木浩介)が現れる。めぐみは大学を中退して浩太と駆け落ちしたのだった。そんなことがあったために故郷へ帰ることがなかったが、浩太は毎年年賀状を祥子に出していて、近況をずっと伝えていた。

船大工の木戸(哀川翔)や港に売店を持つさくら(長濱ねる)がやってきて、にぎやかになる。祥子に紹介され挨拶をする舞は居場所ない感じだったが、そこへ診療所へ行っていためぐみが帰って来る。さくらが持ってきたタコを興味津々で触りはしゃぐ舞だが、めぐみに注意されてしまう。その様子に祥子は違和感を感じる。翌日、舞はまたもや熱を出し、診療所の医師・谷先生に診察してもらう。医師(前川清)はストレスが原因ではないか?とめぐみに尋ねるが、めぐみはそれほど心当たりはない。祥子はめぐみの意見を取り込んでしまう舞を心配していた。

学校で案内された海の校外学習に舞は行く気満々に見えた。しかし、めぐみは心配のあまり「大丈夫?」と言ってしまう。すると舞もいかないという。しかしそれをみていた祥子は自分の意見を言うようにと舞を促す。自分の「行きたい」という気持ちをめぐみに告げた舞は、海の校外学習に参加する。舞を案じて気を揉むめぐみ。そんな中、生徒の一人がはだしで海に入り、オコゼを踏んでしまう。周りはパニック状態になるなか、舞は海から出ようとするが転んでしまい、怪我をしてしまう。

一方、めぐみと祥子は手作りのジャムを車で運搬している途中でその騒動に遭遇する。めぐみは、車を降りて一目散に舞のもとへ駆けていく。ずぶぬれで怪我をしている舞をみて心配する。その心配の仕方が舞を追い詰めていると感じた祥子はめぐみに大阪に戻るように言う。めぐみは舞のためになるならと一人大阪に戻る。めぐみを見送る舞は「自分といるとおかあちゃんが苦しそう」と自分の気持ちを祥子に打ち明けた。舞と祥子の二人の生活が始まる。



【第2週(2022/10/10-10/14)あらすじ】
■第6話(月)
めぐみ(永作博美)が東大阪へ帰ったことで、舞(浅田芭路)と祥子の二人暮らしが始まる。祥子は、舞が自分のことは自分で出来るようにとしつける。そして、いろんなことに舞を挑戦させる。しかし、舞は洗い物の皿を割ったり、寝坊して学校に遅刻したり、失敗ばかり。祥子はそんな舞を叱ることなく「失敗は悪いことではない」と舞を励まし、出来ないことは次に出来るように。出来ないなら、出来ることを探すようにと助言する。

■第7話(火)
休日に祥子の仕事の手伝いをすることになった舞。ビワを摘み、ジャムをつくり、それを瓶詰めする。それを、祥子の手ほどきを受けながら、失敗をしつつも何とか出来るようになる。舞は一つのことをやり遂げる喜びを知る。五島列島での生活が徐々に舞をたくましくしていく。そんな舞の様子を電話で聞いて喜ぶ浩太(高橋克典)とめぐみ(永作博美)。浩太はめぐみと悠人に、これからは自分のことは自分で出来るようにしようと宣言する

■第8話(水)
舞(浅田芭路)は、祥子が瀬渡しの仕事で乗っている船の名前がめぐみ丸という母の名前がつけられていることを知り、なぜ母と祥子が14年間も音信不通になっていたのかを祥子から聞き出す。そして祥子は本当はずっとめぐみと会いたかったこと。舞や悠人と会いたかったこと。そして今、舞と一緒に暮らせて嬉しいことを語る。そんな祥子は、磯釣りの客を船で連れていく。舞は生き生きと船を操縦するおばあちゃんの姿に感心する。

■第9話(木)
舞の症状は軽くなっていた。そんな舞の近況を通して、めぐみ(永作博美)と祥子は自然に会話が出来るようになっていた。そんなある日、舞は近所に住む一太の家へジャムを届けに行く。妊娠中の一太の母が喜んで受け取ってくれるが、急に激しい陣痛に襲われる。助けを求められる舞は、無我夢中で祥子の元へ走っていく。聞きつけた祥子は、舞とともに今度は一太の父の信吾(鈴木浩介)に知らせようと、ふたり一緒に駆け出していく。

■第10話(金)
一太の弟の誕生祝に作られたばらもん凧(だこ)は2メートルもある巨大なもの。海を見下ろす高台の公園に集まる凧揚げメンバーである船大工の木戸(哀川翔)や近所のお姉さん・さくら(長濱ねる)たちが集まってくる。いざ始めようとすると、信吾の息子の一太から、舞(浅田芭路)が揚げるようにと勧められる。舞は不安を感じるが、勇気を出して凧揚げに挑戦する。凧は風にあおられてしまうが、みんなが助けに入って、空高く揚がる。

【脚本】桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太
【出演】高橋克典,永作博美,高畑淳子,浅田芭路,海老塚幸穏,鈴木浩介,哀川翔,前川清,野原壱太,永井響,他
【語り】さだまさし
公式Twitterアカウント「@asadora_bk_nhk」

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHKあさドラ「舞いあがれ!」番組公式サイト
NHKあさドラ「舞いあがれ!」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk

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