NHK「上陽賦~運命の王妃~」第8話あらすじと見どころ:安寧で解けた誤解と蕭キの本心|全43話

2022年10月09日21時42分ドラマ
(c) 2021 China International Television Corporation

王ケンの蕭キへの誤解が解け、2人は…NHKBSプレミアム(日曜よる9時から)で10月16日放送の「上陽賦~運命の王妃~」(全43話)第8話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識を紹介、本作はDVD-BOX1~3も好評発売・レンタル中でDVD公式サイトで予告動画など視聴できる。

※以下、全68話版を視聴してあらすじ紹介をしているために、あらすじや見どころが前後したり、カットした部分の紹介などあることご理解ください。放送後、調整します。また本作は架空の時代設定、豆知識などは古代、漢、南北朝時代などを参考にしています。



「上陽賦~運命の王妃~」は、帝位を巡る陰謀と策略のなかで、気高く生きる王妃の波乱に満ちた人生を描く壮大な歴史大作。【「上陽賦」を2倍楽しむ】では、架空の国・成(王朝)を時代設定や、押さえておくべき人物と俳優の紹介、放送にあわせて各話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識をまとめて紹介する。

■キャスト押さえておくべき5人
王儇(以下、王ケン)/豫章王妃役:チャン・ツィイー(章子怡)/声:魏涼子
蕭綦(以下、蕭キ)/豫章王役:ジョウ・イーウェイ(周一囲)/声:阪口周平
馬子澹(したん)役:トニー・ヤン(楊祐寧)/声:庄司然
賀蘭箴(がらんしん)役:ユアン・ホン(袁弘)/声:伊東一人
馬子隆(ばしりゅう)役:グオ・ジアミン(郭家铭)/声:島津耕介
馬子律(なしりつ)役:プ・バージャ(浦巴甲)/声:竹内想
王藺(おうりん)役:ユー・ホーウェイ(于和偉)/声:志村貴博
 ほか

■第8話:安寧で解けた誤解と蕭キの本心
傷の癒えた王ケンは、都とは異なる寧朔(ねいさく)の暮らしを知る。身の回りの世話をしてくれる無邪気な玉秀を気に入りながらも、錦児を思い出す。そんな中、次女・杏児たちが我が物顔に振るうの見て懲らしめようと考える。一方、蕭キは皇帝が病になったことで皇族がざわついていると報告を受け、皇都に人を送って皇族を監視させるよう指示する。

その頃、皇都では、江南の謇寧(けんねい)王が、15万の兵を率いて都に向かっているとの知らせが入り、代理で政務を見る皇太子・子隆は不安を感じる。温宗慎によると、現皇帝・馬曜と弟・馬スイは皇太子の座を巡って争っていたが、決着がつかないまま先帝が亡くなり、皇太后が見せた先帝の遺言で決着がつき、馬スイは江南に下り謇寧王となったのだと。

しばらく姿を見せなかった蕭キが来て散歩に誘う。2人で城壁を歩き寧朔のことを話す。蕭キは賀蘭箴を忽蘭に送り届けてきたと話す。今の忽蘭王には嫡子がおらず、庶子の賀蘭箴が王位を継ぐことになるが、甥の賀蘭拓が王位を狙っていて寧朔軍に扮して六盤を滅ぼしたと聞き、王ケンは蕭キへの誤解を解く。そして賀蘭箴を返したのは賀蘭拓と戦わせるためだと巧妙な作戦に驚くと同時に、そのやり口で士族になるために父・王藺や皇后を利用したと責める。蕭キは王ケンと子澹を引き裂く気もなかったと言い、婚礼を望んだのは寧朔軍を手に入れたい王藺だったと打ち明ける。蕭キはショックを受け涙する王ケンに「これから先、そなたは私の王妃だ。私と生死を共にする女は、弱くてはいけない」と優しく抱きしめる。

その頃、王藺は側室の元に行こうとする息子・王夙を止め、桓氏の力を得るために跡継ぎの男子は必ず桓宓(かんひつ)が生まなくてならない。もし側室が男子を産んだら琅邪に送ると言い渡す。その頃桓宓は子律と逢瀬を重ねており、夫婦の関係は冷え切っていた。

王藺は、西北地域での忽蘭の蕭キ暗殺未遂や江南のケン寧王の挙兵がつながっているように思えてならず、蕭キに10万の兵を率いて江南に向かうよう指示する。

上陽賦(c) 2021 China International Television Corporation寧朔。盧夫人は地元の富豪の娘で、蕭キが屋敷のことに無関心なことに付け込んで増長していたのだ。そんな夫人を後見人とする侍女・杏児たちは蕭綦の側室になる野心を持っていた。これを知った王ケンは杏児たちを追い出す。真実を聞いて以来、王ケンは蕭キと顔を合わせられず、蕭キは4日も王ケンの部屋の外で夜を過ごした。玉秀相手に酒を飲み酔った王ケンは、彼女の父親が酒飲みで暴力を振るう人だと聞くが、それでも父に騙されるよりましだと呟く。酔いつぶれた王ケンは介抱してくれる蕭キに絡み眠り込んでしまう。そんな王ケンに蕭キは「私はそなたの夫だ。受け入れられなくても、そなたは豫章王妃だ。私はすでに心を決めた」と本心を打ち明ける。

馬子律は謇寧王が蕭キに勝てるか半信半疑だが、桓公は自分と謇寧王が結託して双方から攻めるから必ず勝つと自信をのぞかせる。だが勝利した後、ケン寧王自身が即位するのではないかと危惧するが、桓公はその心配はないと意味深は笑みを浮かべる。

一方、王ケン誘拐に失敗した杜盟(とめい)は、蕭キの部下を買収したので蕭キが城を出たら必ず暗殺すると報告する。謝淵は成功すれば朝廷に返り咲き、杜盟は寧朔将軍だと言い渡す。

江南の地で謇寧王が挙兵したと聞いた蕭キは、出陣を決断する。そして3日後の出陣を前に、蕭キは王ケンを草原へと馬で連れ出し楽しい時を過ごす。夜は忽蘭の祭りがおこなわれており、2人も加わる。見ず知らずの自分たちを歓迎してくれる忽蘭の人々に驚く王ケンに、蕭キは草原ではいくつもの民族が共存しており、人々は寛大なのだと説明する。そしてかつて大成と忽蘭は支え合って生きてきたが、この数百年は戦で民ばかりが傷ついてきたと話す。2人は輪の中に入って一緒に楽しく踊る。

翌日、幸せな気持ちで2人が寧朔に戻る途中、黒服の一団に襲われ…。

■見どころ
前回は、蕭キと賀蘭箴との吊り橋の迫力ある対決にハラハラさせられたが、まさに心理学でいわれる不安や恐怖を共有すると恋愛感情が芽生えやすいという“吊り橋効果”の効き目か?ついに王ケンと蕭キの心がつながる。ひと月に1度しか風呂に入れない水が不足の寧朔。貴重な水を王ケンの洗顔用に用意させ、きめ細やかな心配りを見せる蕭キ。生涯を共にすると決めた王ケンを幼名の“阿嫵(あぶ)”と呼ぶのもこの回。指笛で馬を呼び、すっかり蕭キに打ち解けた王ケン。2人で雄大な草原を馬で駆ける姿が何とも美しい。馬を降りて手をつなぐ2人はすっかり仲良し夫婦。

また祭りでは忽蘭の女が蕭キに踊りを申し込み、王ケンが「私の夫なの」と断るシーンも。蕭キから「忽蘭では女からの踊りに応じたら2人は恋仲になる」と聞いた王ケンがどうするのか?

■商品仕様
2021年/中国/1~23話収録(全68話)/6枚組/1035分+特典映像/16:9/音声:1.オリジナル中国語 ドルビーデジタル2chステレオ 2.日本語 ドルビーデジタル2chステレオ/字幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕/片面2層/全3BOX
特典映像:メイキングを盛り込んだインタビュー
封入特典:ブックレット
発売元:「上陽賦~運命の王妃~」日本語版製作委員会
販売元:TCエンタテインメント

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予告編

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