「一橋桐子の犯罪日記」ムショ活・松坂慶子、強盗から結婚詐欺に鞍替え?第2話ネタバレあらすじと第3話予告

11月17日22時48分ドラマ
©NHK

2024年11月17日(日)に再放送した「一橋桐子の犯罪日記」(NHKBS/4K、夜10時)第2話で泥棒を計画する松坂慶子が、清掃員として闇金業者に潜入するも失敗に終わった。10月22日(土)放送の第3話では木村多江が結婚詐欺の極意を伝授、お相手役で長谷川初範と野添義弘がゲストで出演する。NHKオンデマンドで全話配信中。



「一橋桐子の犯罪日記」は一橋桐子(松坂慶子)が刑務所で余生を過ごすためにムショ活を始める青春終活グラフィティ。10月15日放送の第2話では松坂慶子演じる桐子が、闇金からお金を盗む計画を立て刑務所行きを目指した。宇崎竜童演じる闇金業者・寺田一男の事務所から大金を盗むため、お金の在り処を探したり、岩田剛典演じる久遠樹に泥棒の手ほどきを受けたりと“ムショ活”に奮闘する桐子。そんな中、桐子がムショ活中に知り合った女子高生、榎本雪菜(長澤樹)と年の差を超えた友情も芽生え、お互い「桐ちゃん」「雪菜ちゃん」と呼び合う場面もあり、桐子を取り巻く環境がどん底から次第に賑わいを見せてきた。

残念ながら全てを見切った寺田に計画がバレてしまい、桐子の泥棒は失敗に終わってしまったが、10月22日放送の第3話では桐子が結婚詐欺に挑戦する。今度の先生は、薫子として桐子の句会仲間・三笠隆(草刈正雄)から400万をだまし取った結婚詐欺の小池ゆかり。小池ゆかり役の木村多江が計算高い結婚詐欺師として松坂慶子に男性の落とし方を伝授する。ゲストには長谷川初範、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で源頼朝の従者・安達盛長を演じた野添義弘が出演する。独身の桐子に結婚か、刑務所か、究極の選択が迫られる。

■第2話ネタバレあらすじ
余生を刑務所で過ごしたいと願う一橋桐子は、闇金業を営む寺田(宇崎竜童)の事務所に清掃員として潜入し、そこで大金を盗んで刑務所へ入る計画を立てる。パート先の上司・久遠樹(岩田剛典)から“自分が書いている小説のネタ”として、強盗の手ほどきを受けようとするが、逆に刑務所のことを勉強するよう言われ、姫野という女子刑務所で4年服役した女性を紹介される。姫野が刑務所で美容師の資格を取ったことを聞いた桐子は、子供の頃の夢だった美容師の資格を取り、刑務所で穏やかに暮らす夢を膨らますのだった。

さっそく桐子は大金が隠してありそうな場所を探すがなかなか見つからず、更に事務所荒らしの泥棒男を捕まえ寺田に感謝されてしまう。大金の隠し場所として久遠から「野菜」とヒントをもらった桐子は、試しに冷蔵庫にある白菜を手に取ってみると、なんと中から札束が。久遠は一体何者なのかと桐子は不思議に思いながら帰路へつくと、待ち伏せしていた榎本雪菜(長澤樹)から家に泊めて欲しいと頼まれる。翌日、桐子は雪菜と共に千葉の海へ出かけた。雪菜はプロサーファーを目指しており、何度失敗しても挑戦する雪菜の姿に感化された桐子は、「今度こそ私もビックウェーブに乗るわ」とムショ活への意気込みを新たにした。

それから桐子は、久遠の勧めで犯罪を執行猶予が付きやすい窃盗から強盗に切り替える。弱気な自分に強盗は無理だと悩む桐子だったが、寺田が酒好きと聞いて、酔っぱらった寺田を縛り上げ、その隙に大金を盗む算段を立てる。そんなことを知らない寺田は、仲良くなった桐子に、人と金に好かれるとは嘘で、自分の金目当てで寄って来る人間ばかりだと孤独であることを打ち明けるようになっていた。

そんな中、桐子は雪菜を誘ってバックや紐など強盗に必要な買い物へ出かけた。そこで三笠隆(草刈正雄)のフィアンセ・斉藤薫子(木村多江)が違う男性と一緒にいるところに遭遇する。桐子は心配して三笠に会いに行くと、三笠は突然姿を消した薫子を心配して憔悴していた。桐子はそんな彼を励まし帰宅すると、今度は亡き友・知子(由紀さおり)の娘の松本奈穂美(戸田菜穂)が訪ねてきた。菜穂子は知子の遺言でお骨を故郷の島で納骨することを告げ、「桐子に渡して欲しい」と記してあった知子の句帳を手渡した。桐子が中を見てみると「罪深い人間」と気になる言葉が記してあった。

知子の言葉気になりつつも、桐子は久遠と強盗の練習を開始する。不動産にも家賃前払いをして、親しい人たちにも別れを告げ、強盗へ向けてラスパートをかける桐子。いよいよ強盗決行当日、桐子が寺田の事務所へ行くと、寺田は既に酒を飲んで酔っ払っていた。寺田が倒れ思いがけずチャンスが到来するが、桐子は慌ててしまいその間に寺田が目を覚ましてしまう。実は寺田は金を盗もうとしていた桐子の企みに気づいていたが、桐子も自分と同じ孤独な人間だと思うと、金目当てで近づいてきたとわかっていても嬉しかったと告白した。

そして「そんなに金が欲しければ自分で稼げ」と言われ寺田から名刺を渡された桐子は、そこに書いてある住所に向かった。そこには着飾った女性たちが集まっていて、桐子は場違いな所に来たと不安になる。「女性のための未来開発セミナー」という看板を横目に、部屋の中に入ってみると、そこに現れたのはなんと失踪中の薫子だった。薫子と名乗る小池ゆかりは、年配の女性たちを集め、結婚をちらつかせては男性たちからお金を取る“結婚詐欺”のセミナーを開く代表だった。

■第3話「結婚か刑務所か」あらすじ
一橋桐子は次なる犯罪として「結婚詐欺」を選んだ。女性のためのセミナー=結婚詐欺講座の受講を機に、シニア婚活パーティーへと向かう。そのセミナー講師は、憧れの三笠からお金を搾り取った、小池ゆかりだった。恋愛から遠ざかっていた桐子は苦戦するものの、思いがけず素敵な男性(長谷川初範)とのデートに成功する。しかし桐子には新たな悩みが・・・。彼女に「刑務所か、結婚か」選択が迫られる。

NHK「一橋桐子の犯罪日記」。出演:松坂慶子、岩田剛典、長澤樹、片桐はいり、宇崎竜童、木村多江、由紀さおり、草刈正雄ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_dramas」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

NHK「一橋桐子の犯罪日記」番組公式サイト
 2024年11月10日スタート、日22:00(NHKBS/4K)再放送 
 2022年10月8日スタート、土20:00- (NHK総合)初回放送終了
NHK俳句番組公式サイト

【関連記事・各話のあらすじ】