福原遥登場!「舞いあがれ!」大学で人力飛行機に夢中になる!第3週ネタバレと第4週予告

2022年10月21日12時00分ドラマ
©NHK

成長した舞(福原遥)は、大学に進み、ますます飛行機に夢中な生活を送る!青春篇のスタートだ。NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第3週のネタバレと第4週「翼にかける青春」(10月24日~10月28日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

1990年代から今を舞台に、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく舞(福原遥)の挫折と再生を描く「舞いあがれ!」の第3週が10月17日から放送された。第3週は舞台を五島から東大阪に戻した。五島での穏やかで心打たれる人の登場がなくなったことにさみしさを感じている視聴者も多い。約8話の間、五島が舞台となったが、強い印象を視聴者に残した。



そして大阪に戻った舞は元気な姿を見せる。ずっと休んでいた体育もこなし、自分の意見を告げることもできるようになってきた。それも五島での祖母・祥子(高畑淳子)との暮らしでの成長の賜物だ。

第3週で話題となったのは、古本屋・デラシネの主人・八木役で登場した又吉直樹だ。「本が泣いている」と本をぞんざいに扱う客に注意したのは、又吉が作家としても活動することもあり、「本の気持ちをわかっている」と評判になった。

歴代の朝ドラの中でもかなり「優しい」お父ちゃん・浩太(高橋克典)の工場がうまくいかない。ネジの品質が悪い、綺麗でないと契約を切られる。そんな時、あさイチの博多大吉が「誰か、ネジ要らない?」と心配したり、金型をすぐに準備できないと試作品の仕事もだめになると聞くと「金型職人、知らない? すぐ作ってくれる人、金型」と応じていた。これには朝ドラの公式Twitterからもお礼が来ていた。

10月24日から放送される第4話からは大学生になった舞として福原遥が本格的に登場する。子供のころからの飛行機好きが高じて、大学では人力飛行機のサークルへ入り、ますます飛行機への夢を膨らませてゆく。兄・悠人役は横山裕(関ジャニ∞)、幼馴染の貴司は赤楚衛二へ、久留美は山下美月(乃木坂46)へとバトンタッチされる。

近年、朝ドラのヒロインの兄はヒロインを苦しめる問題を起こす人物が多い。演じる横山裕も配役が発表されると多くの人に心配されていたという。予告を見る限りでは問題を起こすようには見えないが、両親(高橋克典・永作博美)には反抗的な態度をとっている。どんな兄なのかが楽しみになる。

【第3週(2022/10/17-10/21)ネタバレあらすじ】
大阪に帰り着いた舞(浅田芭路)を父・浩太(高橋克典)と兄・悠人(海老塚幸穏)がカレーを作って待っていた。舞も祖母・祥子(高畑淳子)との暮らしで自分に出来ることは自分でやることが身についていた。悠人も同じだった。

舞は初めて飛行機に乗った興奮を浩太に伝える。すっかり飛行機に魅了されていたのだ。実は浩太も飛行機が好きだった。そして、浩太の夢が飛行機を作ることだったと舞は知る。浩太は飛行機の部品を開発する会社に就職していたのだが、父親が亡くなり、今の工場を継ぐために会社は辞めたのだった。その工場は品質や価格競争に巻き込まれて大変な事態になっていた。

そして、久しぶりに学校にゆく。同じ飼育係の久留美(大野さき)と再会するが、ウサギのスミちゃんが死んでしまったことを聞かされる。久留美が夏の暑さを避けるために自分の家にスミちゃんを連れて帰ったのだが、その翌日に死んでしまったことから、同級生たちはそれが久留美のせいだといわんばかりに仲間外れにしていた。舞はウサギは具合が悪くてもそれを主張しない生物だと知っていたので、そのことを久留美に告げる。自分の思っている事を友達に話せるように成長していた。

浩太が仕事に追われているため、週末の遊園地行きが延期になり、舞は気落ちしてしまう。浩太が見せてくれた江戸時代の絵図を参考にして、ばらもん凧(だこ)に翼をつけることを想像して凧を改造しようとする。しかし凧揚げを行うが、翼がもげて直ぐに落ちてしまう。そのことを浩太に話すと、模型飛行機を持った浩太の子供のころの写真を見せてもらう。その後、模型飛行機の作り方を浩太に習おうとするが、浩太は仕事が多忙だ。舞は自力で勉強を始める。そのために古本屋・デラシネに行った。

舞と貴司(齋藤絢永)は行きつけになった古本屋・デラシネに毎日のように来ている。習慣的に舞はそこで模型飛行機作り、貴司は店主・八木(又吉直樹)の詩を読んでいた。

舞の飛行機づくりは上手くいかない。そのころ舞の父・浩太の工場の経営は日に日に苦しい状況になっていた。悠人の私立中学もあきらめて貰わないといけないと告げる。悠人は東大を夢見ているので、納得できない。浩太は舞が模型飛行機作りで苦労しているのを手助けし、舞を遊園地へ連れていくという約束を果たす。生駒から東大阪の町を見て、「まだまだこのままではいけない」と奮起する。日々通い詰めた会社から特殊ねじの試作を頼まれる。経営不振脱却の糸口を手にした浩太は東大阪の仲間に頭を下げまわり、金型を特急で作って貰ったり、機械の故障を直してもらう。期限を迎える朝、ようやく試作品が出来上がった。

一方、舞は久留美を秘密基地と呼ぶ古本屋へ誘う。そこで舞、貴司、久留美は三者三様の過ごし方をする。舞の「お父ちゃんを元気にするために模型飛行機を作る」という思いに共感した久留美も、舞の手ほどきを受けつつ、模型飛行機を作り始める。

模型飛行機を作り上げた舞と久留美は、それぞれの父親・浩太と佳晴(松尾諭)のほか、めぐみ(永作博美)や工場の職人である笠巻(古舘寛治)、そして兄の悠人を校庭に誘って、内緒にしていた模型飛行機の初飛行を披露しようとする。舞と久留美の模型飛行機は無事に舞い上がり、苦境に立っていた浩太と佳晴を元気づける。

そして10年の歳月が流れ、舞は大学生に成長する。浩太の会社も従業員を増やし、工場を二つ抱えるまでになっていた。悠人は希望通りに東大に行ったものの、めぐみたちからの連絡には応じず、就職の状況もわからないままだった。大学で人力飛行機のサークルを見学した舞は心を躍らせていた。

【第4週(2022/10/24-10/28)あらすじ】
■第16話(月)
大学で人力飛行機と出会った舞(福原遥)は、触ろうとして翼の骨を壊してしまう。その夜、両親に人力飛行機の美しさを語る舞。そして、親友の久留美(山下美月)から電話がある。携帯を購入し、真っ先に舞へ電話をしたのだ。さらに親密になる舞と久留美。翌日、舞は翼の骨を壊した罪悪感と人力飛行機への好奇心から、サークルへの入部を志願する。そこには設計担当の刈谷(高杉真宙)や女性パイロットの由良(吉谷彩子)がいた。

■第17話(火)
新入部員として人力飛行機の翼のリブ作りを刈谷(高杉真宙)から任される舞(福原遥)。気になるなるのは女性でパイロットを務める由良(吉谷彩子)の存在。記録のためにひたすら体力トレーニングをする由良を舞や部員たちは期待と尊敬のまなざしで見つめる。そんな中、なにわバードマンの代表・鶴田(足立英)が一つの封筒を携え部室へ。それは、目標としていたイカロスコンテストへの不合格通知だった。

■第18話(水)
久しぶりに東大阪へ帰ってきた舞(福原遥)の兄・悠人(横山裕)。舞はお好み焼き・うめづに居座ろうとする悠人を、何とか実家へ連れていく。連絡が取れず心配していた父・浩太(高橋克典)と母・めぐみ(永作博美)に、悠人は就職が内定したことを告げて家族を安堵させるが、3年で辞めると宣言。それを聞いた浩太は、なぜ辛抱ができないのかと悠人に問い、二人の口論がエスカレートして、舞やめぐみは悠人をいさめようとする。

■第19話(木)
イカロスコンテストに落選した人力飛行機・スワン号だったが、記録飛行でスワン号を飛ばすことを決め、部員たちは決起会を開く。そこで舞(福原遥)は、刈谷(高杉真宙)や由良(吉谷彩子)ら仲間たちの、スワン号にかける熱い思いに触れる。そんな中、舞は自分のスケッチブックを披露する。そこには、これまで舞が描きためてきた数々の飛行機たちがあり、スワン号の姿もあった。

■第20話(金)
テスト飛行でバランスを崩し墜落したスワン号。パイロットの由良(吉谷彩子)は左脚を骨折し全治2か月と診断される。刈谷(高杉真宙)は設計ミスが原因だと自分を責める。そんな中、記録飛行を諦めきれない鶴田(足立英)と、あきらめるべきだと主張する刈谷。由良の代わりとなるパイロットが見つからないと、記録飛行はできない。メンバーからは、舞(福原遥)なら由良と体格が近いので、代役になりうるのではという意見が出る

【脚本】桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太
【出演】福原遥,高橋克典,永作博美,横山裕(関ジャニ∞),赤楚衛二,山下美月(乃木坂46),古舘寛治,松尾諭,山口智充,くわばたりえ,たくませいこ,又吉直樹,高杉真宙,吉谷彩子,足立英,他
【語り】さだまさし
公式Twitterアカウント「@asadora_bk_nhk」

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
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NHKあさドラ「舞いあがれ!」番組公式サイト
NHKあさドラ「舞いあがれ!」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk

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