28日、世界を魅了した『君の名は。』本編ノーカット公開。『すずめの戸締まり』本編冒頭12分も初公開!

2022年10月27日00時00分映画
(C)2016「君の名は。」製作委員会

前作『天気の子』以来、3年ぶりとなる新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』の11月11日公開を記念して、世界中が恋する社会現象を巻き起こした空前の大ヒット作『君の名は。』(2016)を明日10月28日の金曜ロードショーで放送!番組サイトで予告動画が公開中だ。また、番組後半では最新作冒頭12分を初公開する。



『君の名は。』は、2016年8月26日から公開された映画。瞬く間に日本中で大ヒットし、普段アニメを見ない人まで劇場に足を運び、感動の涙を流した。評判が評判を呼び、なんと50週もの長きに渡るロングランヒットした。その旋風は日本に留まらず、台湾、シンガポール、タイ、中国、香港といったアジア諸国からアメリカへ。そしてイギリス、フランス、ドイツをはじめとする欧州、さらにベラルーシ、カザフスタン、パラグアイ、ボリビア、エクアドル、コロンビアなどまさに全世界で公開された。特有の美しい映像は、全世界の人々に感動を与え、新海誠監督の名を一躍世界中に轟かせた。

物語は田舎で暮らす少女と都会で生活する少年が夢の中で入れ替わり、予想だにしない展開を見せるSFファンタジー。夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語で、世界の違う二人の隔たりと繋がりから生まれる「距離」のドラマを圧倒的な映像美とスケールで描き出している。

■あらすじ
千年ぶりの彗星来訪を1カ月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高生・三葉(上白石萌音)の家は、古い神社。祖母から教えられる古いしきたりを守りながらも、平凡な毎日を送っている。都会への憧れが募る三葉は「来世は東京で暮らすイケメンになりたい」と思っていた。
そんなある日、三葉は男の子になる夢を見る。その夢はリアルで、見知らぬ東京で暮らす男の子となって生活していた。もしかして夢が叶った!?
一方、東京で暮らす高校生・瀧(神木隆之介)も、不思議な夢を見ていた。行ったこともない田舎町で暮らす女の子になっているのだ。
三葉は男の子に、瀧は女の子に…繰り返される夢がどんどん現実化していく。2人は自分たちが入れ替わっていることに気づくのだが…。

声の出演として、三葉が夢の中で見た男の子・瀧役に同世代の中でひときわ異彩を放つ演技派俳優、神木隆之介。また、自らの運命に翻弄されていくヒロイン・三葉役を、オーディションでその役を射止めた上白石萌音。更には長澤まさみ、市原悦子ほかアニメーションと実写の垣根を越えたまさに豪華キャスティングが実現した。

監督は、「秒速5センチメートル」(07年)、「言の葉の庭」(13年)など意欲的な作品を数多く作り出してきた新海誠。作画監督は「千と千尋の神隠し」(01年)など数多くのスタジオジブリ作品を手掛けた、アニメーション界のレジェンド、安藤雅司。

また、全編RADWIMPSが音楽を担当した楽曲にも注目が集まった。主題歌と劇中曲22曲を収録したサントラアルバムはオリコン週間アルバムランキングで2週連続1位。同映画が北米とカナダで公開されることになり、RADWIMPSは主題歌「夢灯籠」「前前前世」「スパークル」「なんでもないや」全4曲の英語バージョンを制作した。

今回は本編オーカット放送となるが、番組サイトでは日本テレビの伊藤遼アナウンサーによる本作のプレゼン動画も公開されている。放送当日はアニメ大好き伊藤遼アナが「金曜ロードシアター」にリアタイで参加し、推しコメントを投稿する。

※新作『すずめの戸締まり』
なお、新作『すずめの戸締まり』は、新海誠監督が、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる「扉」を閉める旅に出た少女の冒険と成長を描いた長編アニメーション。「罪の声」「胸が鳴るのは君のせい」などに出演してきた若手俳優の原菜乃華が、オーディションを経て主人公すずめ役の声優に抜てきされた。
映画公式サイト

【君の名は。】(2016)
監督・脚本・原作:新海誠
出演:神木隆之介/上白石萌音/成田凌/長澤まさみ/市原悦子ほか。
音楽:RADWIMPS

日本テレビ「金曜ロードショー」番組サイト