ついに視聴率6%台を記録!韓国ドラマ「真剣勝負」刑務所で犯人が語った事件の真相とは?第9話のあらすじと見どころ
11月3日(水)に放送された第9話で前回の5.6%からさらに上昇し、6.3%という視聴率を記録したEXOのD.O.主演、KBSドラマ「真剣勝負」。昨夜の放送では、瑞草洞殺人事件の犯人パク・ヒョジュンが真犯人は他にいると供述する姿が描かれた。次々と事件の真相に迫る主人公ジョン(ディオ)。そんな第9話の気になるネタバレあらすじと見どころを紹介していこう。番組サイトで予告動画が公開中だ。
「真剣勝負」は、富と権力が作り出した聖域と、その中で暮らす強欲な人々を独自のやり方で痛快に打ちのめす、とある不良検事のアクション捜査劇を描いたドラマ。
■キャスト
チン・ジョンン役:EXO D.O/ディオ(ド・ギョンス)
シン・アラ役:イ・セヒ
オ・ドファン役:ハ・ジュン
ペク・ウンジ役:チュ・ボヨン
コ・ジュンド役:イ・シオン
パク・ジェギョン役:キム・サンホ
キム・テホ役:キム・テウ
他
■第9話あらすじ
ビルの屋上に向かったジョンは、背後から現れたテ室長によって首筋に注射を打たれてしまう。意識を失いそうになるジョンの首にワイヤーを巻き付けるテ室長。しかし咄嗟にワイヤーを解くと、反対にテ室長の首にワイヤーを回し…。力一杯ワイヤーを引っ張るジョン。結局、力尽きたテ室長はその場に倒れこむ。その後、チョルギに連絡を入れたジョンは、自分を迎えに来るよう指示した。
その頃、ドファンと食事をしていたヒョンギュのもとへ、テ室長が捕まったと連絡が入る。ドファンが送った写真は受け取ったとし、その意図を尋ねるヒョンギュ。ドライブレコーダーに映っていた人物の身元を確認したと告げるドファンに、ヒョンギュは「がっかりだ」と伝えた。席を立とうとするヒョンギュに向かって、自分をそばに置いて欲しいと頭を下げるドファン。
検察の取調べにまったく口を開こうとしないテ室長。するとそこへ、弁護士が。テ室長の弁護士としてその場に現れたのは、なんとドファンだった。ドファンが検事を辞めてカンサンの弁護士になったと知り、驚くジョン。取調室でテ室長と2人きりになったドファンは、代表のヒョンギュに伝える言葉はあるかと尋ねる。自分が直接ヒョンギュに伝えると話すテ室長に、ここから出ることはないとドファンは返した。部屋を出たドファンは廊下で待つジョンに手を差し出し、よろしく頼むと一言。その後、ジョンは例のMP3の中身を確認しようとするが、厳重なセキュリティがかかっておりファイルを開くことができないという。さらに作成されたプログラムが旧型で、暗号の解読は不可能だろうとジュンド。
ジョンの父ガンウの墓前へ向かったジェギョンは、葬儀の場で会ったまだ幼いジョンのことを思い出した。一連の事件の黒幕が瑞草洞で起こった殺人事件に関係があると考えたジョンらは、改めてパク・イェヨンの事件を調べることに。
そんななかイェヨンのSNSをチェックしたアラは、イェヨンにはジャンウォンの他に特定の男性がいたことを知る。これを受けて、ジョンは被害者のイェヨンをジャンウォンに紹介したジンチョルを訪ねる。ジンチョルの話によると、ジャンウォンがイェヨンを気に入って紹介を頼んだのではなく、イェヨンの方からジャンウォンを紹介して欲しいと言ってきたのだという。さらにジンチョルは、ジャンウォンがイェヨンの自宅へ行った日、ジャンウォンの後に家に入っていく別の人物を見たと語る。しかし肝心のドライブレコーダーの映像は、ドファンに渡したとジンチョル。これにはジョンも思わず頭を抱えた。
一方、拘置所を訪ねたヒョンギュは、テホと面会する。ヒョンギュの隣に佇むドファンを見て、顔をしかめるテホ。在宅捜査でも構わないから外に出して欲しいと話すテホだったが、ヒョンギュはそれを渋った。部屋を後にしようとするヒョンギュの胸ぐらを掴み、「俺が口を開けばあんたも終わりだ。だからさっさと俺をここから出せ!」とテホ。そんなテホに向かって、手を離さなければお前の家族が死ぬとヒョンギュは脅す。結局、なすすべもなくその場に立ち尽くすしかないテホ。
真犯人に関する情報がつかめないまま、自ら罪を自白したキム・ヒョジュンについて調べたジョンは、服役中にヒョジュンがそれまで住んでいたアパートの半地下を弁護士を通して高値で買い取ったと知る。半地下の部屋に何かが隠されていると考え、さっそくアラと一緒にヒョジュンの家へ向かうジョン。すると天井に隠されていたのは、多額の現金だった!
面会の場でヒョジュンの家から見つかった大金の写真を見せ、すべてを告白するよう促すジョン。するとヒョジュンは、被害者のパク・イェヨンとは面識すらなく、金を受け取ることを条件に犯人のフリをしたと自供した。事件当日、宅配物を持ってイェリンの家へ向かったヒョジュン。リビングから男女の言い争う声を聞いたヒョジュンは、窓からその様子を覗いた。するとカッとなった拍子に男がイェヨンの頭部を殴りつけ…。恐怖に震えたヒョジュンは慌てて家に戻り、警察に通報しようとする。しかし、そこに現れたのはテ室長だった。差し出されたスマホを受け取り、電話の相手と通話するヒョジュン。その後、条件を飲むことにしたヒョジュンはふたたび現場に戻り、されるがままに身体にイェヨンの血を塗りたくったのだ。
ヒョジュンの話を聞いたジョンは、「また会おう」と言ってその場を後にする。その様子を見ていた刑務官の1人が、すかさずジハンに連絡を入れる。ジョンが真実を知ったようだと聞き、思わず顔をしかめるヒョンギュ。
その日の夜、ジョンは酒を片手にジェギョンの家を訪ねた。そして、持ち去ったMP3を差し出し、暗証番号を教えて欲しいとジョン。相変わらずジョンが真相を突き止めようとすることに反対の姿勢を示すジェギョンだったが、ジョンは1枚のカードを見せる。それは幼い頃、ジョンがジェギョンに差し出した“剣士”のカードだった。
■見どころ・感想
幼い頃に会ったジェギョンのことを覚えていたジョン!
第9話では、民願奉仕室の室長ジェギョンとジョンの父ガンウの間に、過去何やら深い繋がりがあったことが明らかとなった。記者だったジョンの父は、ジョンが12歳の時に不慮の事故でこの世を去ったという。目の前で父の死を目撃したジョン。その日以来、ジョンは自分がもう少し父を引き留めていれば、父は事故に遭わなかったかもしれないと自責の念に駆られていた。果たして、ジェギョンとガンウの間にどんな繋がりがあったのだろうか。
そして、ジェギョンの机から持ち出したMP3を調べるジョン。しかしファイルを開くには、暗証番号が必要だという。さらに番号を3回間違えれば、自動的に中のファイルが消去されてしまうというのだ。ジョンが言う通り、ジェギョンはその暗証番号を知っているのだろうか。ますますMP3に隠された謎から目が離せない。
そんななか、ついに口を開いたキム・ヒョジュン。ヒョジュンはあの日、イェヨンの家に宅配物を届けに行っただけで、犯人ではなかった。真犯人はおそらく、ヒョンギュの息子ジハン。ジハンの尻拭いに追われるヒョンギュだったが、まったく状況を把握していない息子に怒りをあらわにするシーンも登場した。ヒョンギュはいくら息子であれ、自身の行く手を阻む者は容赦なく切り捨てる覚悟が出来ている様にも見える。
次々と明らかになる事件の真相に、目が離せない「真剣勝負」。視聴率も前回に続き、第9話は6.3%と自己最高を記録。(ニールセンコリア、全国調べ)視聴者の期待が見て取れる。さて、今夜放送される第10話では一体どんなエピソードが登場するのか。気になる第10話の予告動画は、公式HPで公開中だ。
◇KBS番組サイト
【作品詳細】【「真剣勝負」を2倍楽しむ】