NHK朝ドラ「舞いあがれ!」福原遥と部員の夢を乗せたスワン号が琵琶湖の上を飛ぶ!第5週ネタバレと第6週予告

2022年11月04日09時10分ドラマ
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NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第5週のネタバレと第6週「スワン号の奇跡」(11月7日~11月11日)のあらすじと見どころをご紹介!過酷な減量と体力作りに堪えた舞(福原遥)の記録飛行が始まった!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

1990年代から今を舞台に、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく舞(福原遥)の挫折と再生を描く「舞いあがれ!」の第5週が10月31日から放送された。人力飛行機のパイロットになるために、厳しい減量や体力作りに励む舞の姿、舞を乗せる飛行機を作り上げるために協力する部員たちの姿が描かれた。



11月2日、第23話では久しぶりに五島の様子も描かれた。スワン号のパイロットになると決めた舞は厳しい減量と体力づくりに向き合っている。ふと祖母の祥子(高畑淳子)の声が聞きたくなり電話を掛けると、いつも通り、舞を優しく見守る祥子の声が聞こえた。五島ではさくら(長濱ねる)が待望のカフェをオープンさせたり、一太が高専の卒業を控えていることもわかった。五島での舞のことを支えてくれた一太には今でもファンが多い。大人になった一太は再登場があるのか?

そして、第5週は、人力飛行機のパイロットとなった舞の努力と部員たちの熱い思いが描かれた。もともとやせている舞に二ヶ月で5キロの減量を強いる設計担当の刈谷(高杉真宙)。もちろん、いじわるで言っているのではなく、記録達成の夢を乗せるためだ。さらに減量したうえで体力も付けなくてはいけないので厳しい。「あさイチ」での朝ドラ受けで博多華丸は「無理」というが、ゲスト出演していた吉田沙保里は自身の体験から「最後は水を抜いていかないと。水分を」と減量の厳しさを話していた。

11月7日から放送される第6週では、舞が記録に向けて更に進んでゆく。飛行機の軽量化を図るために頼ったのは、父親の浩太(高橋克典)だ。仕事に向上心を持ち、少しずついろいろ改善していこうとしている浩太のもとに部員たちが部品の軽量化の相談をする。18歳の娘をもつ父親としてはやってきた部員たちを前に娘を思う気持ちと娘が誰かと付き合っているのではという思いで複雑になる。そして、大空を飛ぶ経験をした舞は将来の夢に「パイロット」を思い描くようになる。

【第5週(2022/10/31-11/4)ネタバレあらすじ】
舞(福原遥)は、入院中の由良(吉谷彩子)に替り、人力飛行機・スワン号のパイロットに志願した。「なにわバードマン」部長の鶴田(足立英)は返事を保留する。もちろん、スワン号は飛ばしたい。しかし、由良と舞では身長も足の長さも体重も異なる。もちろん、体力にも雲泥の差がある。舞の意思は固く、パイロットに必要な体力をつけるための準備を始める。ロードバイクを購入し、心配する母・めぐみ(永作博美)を説得する。

舞をパイロットにすべきがどうか悩む鶴田は、病院に入院中の由良に相談する。鶴田は自転車部からパイロットを勧誘することを考えていたが、由良はスワン号への部員の思いを知っている舞しか適任者はいないと鶴田に告げる。鶴田は決心をした。

舞がパイロットになることを、スワン号を設計した刈谷(高杉真宙)は認めず、なにわバードマンに戻ろうとしない。部員たちは舞の体格に見合った操縦席を作ろうと模索するが、それはスワン号の設計全体に影響することだった。スワン号の設計を部員たちが変えようとしていることを舞から聞いた刈谷は、怒り心頭で部室へ乗り込み、ほかの部員たちと口論になる。設計を担当した玉本に人を乗せるリスクについて刈谷は激しく言うが、実は、玉木は何度も部を辞める刈谷をみて自分たちでも設計できるようにならないといけないと思い、1年生のころから設計も勉強していたのだ。鶴田からその思いを聞いた刈谷は一時的に部に戻るといい、舞の身体にあった設計をした。しかし、2か月間の間に体重を44キロまで5キロ落とすこと、190ワットで50分こぎ続ける体力をつけることを舞に課した。

舞は早朝からロードバイクでのトレーニングや食事制限で目標達成を目指す。しかし、達成しなければいけないノルマは簡単なものではなく、非常に過酷なものだった。祖母・祥子(高畑淳子)が送ってくれたジャムさえ口にするのはほんの一口だ。もともと細い舞にとって5キロの減量と体力向上を一気に実現させるのは至難の業だった。

一方、舞の幼なじみ・貴司(赤楚衛二)は仕事で悩み疲れていた。舞や久留美は心配していた。食事をしてなにか聞き出そうとすると、貴史は営業のノルマが自分だけ達成できないことを打ち明ける。ただ、それは詩を作るうえでは決して悪いことではない。デラシネの店主・八木(又吉直樹)から「息が出来ひんくらい辛いときに産まれるのが詩」と言われて、詩を書いてみたのだという。貴史に励まされる舞だった。

記録飛行まであとひと月となった。大学の夏休みに入り舞のトレーニングはますます過酷となるが体力がなかなか増強しない。部室で行われた体力測定でも、目標値の半分にも満たない状況だ。そんな中、刈谷が、舞のペダルを漕ぐ力の目標値を下げることを提案する。それは舞が目標とする50分間ペダルを漕ぎ続けられるようにするためだ。その設計変更に部員たちもなんとかしようという空気になっていく。

舞は部員たちに申し訳ないという気持ちでいっぱいだった。そんな舞を部員は優しく見守る。由良(吉谷彩子)は舞を琵琶湖への訓練に誘う。気持ちが落ち込んでいた舞の気持ちを理解して、前を向かせることに成功した。舞によるテスト飛行を控え、スワン号の最終的な組上げに取り組む部員たち。由良は、舞に操縦桿の扱い方を教えるとともに、その操縦次第でどこへでも行けるとパイロットの醍醐味を打ち明ける。

一方、舞の父・浩太(高橋克典)は工場を拡大。株式会社IWAKURAを立ち上げる。そうした近況を舞は兄・悠人(横山裕)に電話で伝える。父親の会社に無関心を装う悠人だが、すぐにホームページを確認していた。

そして、いよいよテスト飛行の日がやってきた。部員の夢をのせたスワン号は舞の運転で空に舞い上がった。舞は空中で思わず微笑んでいた。

【第6週(2022/11/7-11/11)あらすじ】
■第26話(月)
スワン号のテスト飛行に臨んだ舞(福原遥)は無事に終わらせるが、ペダルの重さに自信を無くす。刈谷(高杉真宙)は改良の余地があると言うが、それには金属部品の特殊加工が必要だった。そこで部員たちは、工場を営んでいる舞の父・浩太(高橋克典)に相談することに。浩太は久しぶりに舞に頼みごとをされて喜ぶ。しかし、職人の結城(葵揚)は、舞が彼氏をつくっててもおかしくないと言い、浩太は複雑な気持ちになる。

■第27話(火)
スワン号の記録飛行まであと3日。舞(福原遥)は目標の体重をクリアする。由良(吉谷彩子)のけがも完治し、喜ぶ舞。由良は舞に、記録飛行前日は炭水化物を解禁していいと告げ、さらに喜ぶ舞。そして課題だった体力も目標値に届く。そしてフェアリングも完成する。記録飛行前日、舞が部室へ行くと、そこには全部員がすでに集まっていた。舞の炭水化物の解禁に合わせ、部員たちは学園祭の出店で鍛えたたこ焼き作りで、舞をねぎらう

■第28話(水)
記録飛行当日、フライトには絶好の天候となる。舞(福原遥)が目指すのは、女性パイロットの世界記録15.44キロメートル超え。舞は仲間たちの思いに応えようと懸命にペダルを漕(こ)ぐ。そしてスワン号は琵琶湖上の空へ飛び出していく。気持ちに余裕が出来た舞は、自分が飛んでいることを実感して感動する。しかし、挑戦は始まったばかり。湖上では、ボートから無線連絡で刈谷(高杉真宙)と由良(吉谷彩子)がサポートする。

■第29話(木)
スワン号の記録飛行を終えた舞(福原遥)は、3年生が抜けた新生なにわバードマンのパイロットを目指して、トレーニングを続ける。そして時は秋になり、部内選考が行われ、その結果新しいパイロットには由良(吉谷彩子)が選ばれる。舞は、由良に祝福の意を表すが、琵琶湖の空を飛んだ気持ちが忘れられず、いつしか「パイロットという職業」という本を手にする。それを目にした由良は、自分の夢を語り始める。

■第30話(金)
舞(福原遥)は、旅客機のパイロットになる希望を浩太(高橋克典)とめぐみ(永作博美)に言えずにいる。一方、工場が順調な浩太は、舞が作る飛行機の部品を自分が作る夢を語る。部室でスワン号の飛行映像を目にした舞は、意を決して新代表の佐伯(トラウデン都仁)や部員たちに、休部したいと申し出る。何事かと懸念を示す部員たちだが、由良(吉谷彩子)がちゃんと話を聞こうと、みんなを落ち着かせる。

【脚本】桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太
【出演】福原遥,高橋克典,永作博美,横山裕(関ジャニ∞),山下美月,高杉真宙,吉谷彩子,足立英,細川岳,トラウデン都仁,永沼伊久也,松尾鯉太郎,森田大鼓,山形匠,新名基浩,他
【語り】さだまさし
公式Twitterアカウント「@asadora_bk_nhk」

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
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   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHKあさドラ「舞いあがれ!」番組公式サイト
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