EXOディオ主演「真剣勝負」最終回視聴率6.3%を記録!有終の美を飾った第12話のあらすじと見どころ
EXOディオ主演ドラマ「真剣勝負」が、昨夜11月10日(木)にフィナーレを迎えた。最終回の視聴率は6.3%と自己最高を記録。前日の第11話の視聴率4.7%から1.6%上昇させ、有終の美を飾ることとなった。昨夜放送された最終話では、これまで犬猿の仲だったジン・ジョン(ディオ)とオ・ドファン(ハ・ジュン)が協力し合って、ピンチを切り抜ける姿が描かれた。気になる最終話のあらすじと見どころを紹介していこう。番組HPで未公開映像やビハインドカットが公開中だ。
「真剣勝負」は、富と権力が作り出した聖域と、その中で暮らす強欲な人々を独自のやり方で痛快に打ちのめす、とある不良検事のアクション捜査劇を描いたドラマ。【「真剣勝負」を2倍楽しむ】では各話のネタバレあらすじと見どころ、メイキングなどまとめて紹介している。
■キャスト
ジン・ジョン役:EXO D.O/ディオ(ド・ギョンス)
シン・アラ役:イ・セヒ
オ・ドファン役:ハ・ジュン
ペク・ウンジ役:チュ・ボヨン
コ・ジュンド役:イ・シオン
パク・ジェギョン役:キム・サンホ
キム・テホ役:キム・テウ
他
■第12話あらすじ
ドファンに拳銃を突き付けられると、「オ弁護士だったんだな、証拠物をジン検事に渡したのは」とソ・ヒョンギュ。ヒョンギュが言う通り、駅のロッカーに凶器の銅像を入れたのは他でもないドファンだった。拳銃を突き付けられても怯える様子はなく、むしろドファンに引き金を引けと迫る。実はヒョンギュが渡した銃には、銃弾が入っていなかったのだ。次の瞬間、隠し持っていた銃弾入りの拳銃を取り出すヒョンギュ。緊迫した空気が3人を包むなか、一瞬の隙を狙ってヒョンギュを制圧するジョン。しかし、すでに背後にはヒョンギュが手配した男たちが待機していた。
大浴場の真ん中に身体を縛られた状態で放置されるジョンとドファン。次第に水かさが増えていくと、2人は焦りを覚える。なんとか割ったタイルの破片でロープを解いた2人は、その場にいた男たちを制圧しにかかる。その後、アラらと合流したジョンは、ヒョンギュの書庫を家宅捜索するつもりだと伝えた。「これからは真剣勝負だ」そう言って、本格的にヒョンギュの逮捕へ動き出すジョン。
さっそく令状を手にして書庫へ向かうも、すでに中はもぬけの殻だった。最初からヒョンギュが書庫を整理すると予測していたジョンは、トラックを襲撃する。しかしトラックもまた、ヒョンギュの手下によってすり替えられてしまっていた。そんなこともあろうかと、トラックの荷台にジュンドを忍ばせておいたジョン。位置追跡でその後を追ったジョンは、男たちに見つかって袋叩きにされるジュンドの姿を発見。お返しだとばかりに男たちを倒したジョンは、ドファンの協力もあって無事に書庫の中身を確保した。
翌日、食堂でククス(麺料理)をすするヒョンギュの前に現れたジョンは、緊急逮捕状と書かれた紙を差し出す。そして、「期待しろ、あんたが驚くことはまだたくさんあるから」ジョン。その後、ジョンの懲戒処分は解除され、アラとチョルギに対する監察処分も白紙となった。法服に身を包んだジョンは、ヒョンギュとの最終決戦の場へ向かう。
法廷に立ったジョンは、これまでヒョンギュが犯した罪を説明し、殺人及び殺人未遂、殺人教唆などあわせて7つの容疑でヒョンギュを告訴する。一方のヒョンギュは弁護士を同行せず、直接弁論するという。まず証言台に立ったのは、キム・テホ。テホはヒョンギュの指示を受けてジャンウォンの死を自殺として処理したと証言するが、直接的に自分が犯行を指示した証拠はないとヒョンギュ。つづいて現れたテ室長に対しても、同じく信憑性のなさを指摘して証言を突き返した。これに怒りを覚えたジョンは、裁判長の制止も聞かずにヒョンギュに向かって圧迫を始める。そんなジョンに、「お前は俺に勝てない」とヒョンギュ。
するとジョンは裁判長に新たな証人の申請を申し出る。しばらくして法廷に現れたのは、なんと死んだはずのジェギョンだった!これには思わず言葉を失うヒョンギュ。実はヒョンギュがジェギョンを襲った日、後処理の最中にドファンはジェギョンの指先がかすかに動くのを目にしていた。一人になったドファンは、すぐにジョンに連絡を入れる。その後、駆けつけたジョンはジェギョンを襲ったのがヒョンギュだと聞き、愕然とした。すぐさま病院に運ばれ、なんとか一命をとりとめたジェギョン。ジョンから事情を聞いたジェギョンは、このまま死んだふりをしてヒョンギュを討とうと誓ったのだ。
こうして法廷に現れたジェギョンは、自分を殺そうとしたのがまさにヒョンギュだと明かす。さらに凶器の銅像を証拠として提出すると、ヒョンギュはすかさず「それは偽物だ!」と反論。そんなヒョンギュに向かって、「証拠が捏造だという理由は?本人が証拠隠滅でも図ったというのか?」とジョン。さらに最後まで罪を認めようとしないヒョンギュを一喝し、ジョンは最高刑である死刑を求刑する。
裁判を終えたジョンは、父ガンウが眠る樹木園を訪ねた。そして、木刀の柄に隠された名刺の切れ端を手に取ると、ヒョンギュの書庫から持ち出したそれと合わせる。実は事故現場でガンウが死の直前にジョンに渡したのは、ヒョンギュの名刺だった。犯人と思われる男はジョンから名刺を奪おうとしたが、必死にそれを死守したジョン。結局、名刺は半分に千切れてしまったが、ジョンはずっと前からガンウを殺したのがヒョンギュだと知っていた。幼い頃、目の前で無惨な死を遂げた父親の仇を取るため、ジョンは検事になったのだ。
それから一か月後、部長検事に昇格したアラ。そしてジョンには、民願奉仕室への異動が命じられる。そこでジョンを待っていたのは、検事を辞めたはずのジェギョンだった。どうやらジョンのこれまでの活躍が認められ、一般的な捜査では解決しにくい事件を特別に任されることになったという。そして今日も、ジョンは彼なりの方法で悪と戦うのだった。
■見どころ・感想
タイトルの「真剣勝負」らしい、まさに真っ向勝負で勝利を勝ち取ったジョン!
ジョンの本当の切り札は、死んだと思われたジェギョンの華麗なる復活だった。ドファンがジョンの味方をしていたことは前回の放送で薄々感じられたが、まさかジェギョンが生きていたとは…。テレビの画面を見て、ヒョンギュと同じくこちらまであ然とさせられたのは言うまでもない。
さらにジョンが最初からヒョンギュをターゲットにしていたことがわかり、これまた驚かされた。ジョンは父親を殺したのがヒョンギュの仕業だと知っていたのだ。その上で父の死を最後まで事故だと言い切ったのは、自分の手でヒョンギュを法廷に立たせたいと考えたからだろう。家族が被害者の場合、検事はその事件を担当することができないからだ。ジョンの父親に対する強い想いが感じられる最終話となった。
そんな最終回の見どころは、なんといってもジョンとドファンのブロマンス(男同士の友情)ではないだろうか。序盤では本当にいけ好かないキャラクターだったドファンが、ここに来て一気に“いいキャラ”となり、視聴者の視線を奪った。だからといって急に親しくなるのではなく、どこかよそよそしさの残る2人の関係に、よりニヤニヤさせられた。もしシーズン2があるなら、ぜひともジョンとドファンのブロマンスに注目したいところだ。
最終回となった昨夜の放送は、第9話につづいて6.3%という自己最高視聴率を記録した。初回の4.3%から比べると、2%も上昇した結果となった。(ニールセンコリア、全国調べ)
EXOディオが除隊後、ドラマ復帰作として選んだ本作。巨大な権力を前に、真っ向から立ち向かっていく主人公を見事に好演した。EXOディオの今後の活躍にも期待したい。ドラマ「真剣勝負」の予告動画やビハインドカットは番組HPで公開中だ。
◇KBS番組サイト
【作品詳細】【「真剣勝負」を2倍楽しむ】