【最終回ネタバレ】「霊媒探偵・城塚翡翠」清原果耶の演技に鳥肌!「invert 城塚翡翠 倒叙集」がスタート!第1話予告

2022年11月14日11時07分ドラマ
©日本テレビ

11月13日「霊媒探偵・城塚翡翠」(日本テレビ、日曜夜10時30分)第5話「VS. Eliminator PartⅡ」が放送され、翡翠(清原果耶)の壮大なセリフによってすべての伏線が回収された!11月20日から「invert 城塚翡翠 倒叙集」がスタートする!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



相沢沙呼原作の大ヒット小説「medium 霊媒探偵城塚翡翠」(講談社文庫)を清原果耶主演でドラマ化した「霊媒探偵・城塚翡翠」の最終回・第5話が11月13日に放送された。民放の連続ドラマが予告なく第5話で終了することに多くのメディアも「本当に最終話なのか?」と記事にしていた。「最終回ではないのでは?特別編が続く?」という予想も多かったが、実際には第5話で「霊媒探偵・城塚翡翠」は終了させ、20日からは同じ枠で同じ主人公でありながら、別ドラマ「invert 城塚翡翠 倒叙集」をスタートさせる。

「霊媒探偵・城塚翡翠」の世帯視聴率は6.4%、4.8%、5.1%、4.9%、最終回は5.3%でフィニッシュした(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)。高い数字とは言えないものの、第5話で終了させ、同じ人物で新作ドラマを始めるという話題を振りまいた。

第5話なんといっても圧巻だったのは長セリフの連続となった主人公城塚翡翠役の清原果耶の演技だ。第1話から第4話までの人格と全く別人のようなその態度も話題となった。第4話までは霊媒ができる「ミステリアス」な面を強調し、友人もいない辛い人生を背負っていると思わせていたが、第5話では霊などおろせないと言い切る。これまでの事件をどうやって推理したかを話して聞かせ、サイコパスである香月(瀬戸康史)を戸惑わせる。特にラストで「変態サイコ野郎」と言い切るシーンなど、本当に驚かされた。

演じた清原果耶も脚本を読んだときにはあまりのセリフの量に驚いたという。放送中からネットでも話題となりTwitterのトレンド一位となっていた。

「テレビドラマの常識を覆す! すべての伏線が回収される驚愕の最終話!!」という予告通り、「タイトル」となっている「霊媒」が嘘だったというのは衝撃だった。香月がサイコパスな犯人であることは、第1話からたびたび映る香月の部屋に被害者の写真が飾られているところから予想できてはいたものの、怪しい動きの鐘場警部(及川光博)や蝦名(須賀健太)に惑わされる視聴者も多かった。

そして、20日からは「invert 城塚翡翠 倒叙集」として、同じ主人公でありながら、別のドラマがスタートする。今度は<犯人たちの視点>から描かれる、新たな倒叙ミステリー劇場が開幕する。主演の清原は「楽しみにしているのは翡翠と真ちゃんが2人の砕けた会話をする日常のシーン」といい、「霊媒探偵・城塚翡翠」では出番がやや少なめだった小芝風花もこのドラマでは出演時間が増えるという。小芝は「事件に関わっている時と、普段に戻った時とのギャップがかわいい2人なので、ぜひ楽しみにしていてください」と話す。第1話のゲストは伊藤淳史と長田成哉。完璧な犯罪計画を翡翠が暴く。

■最終回:第5話ネタバレあらすじ
城塚翡翠(清原果耶)の“霊視”によって、連続殺人犯『透明な悪魔』の正体が、鐘場警部(及川光博)であると聞いた香月(瀬戸康史)は、彼を捕らえるための作戦を計画する。しかし、翡翠は香月の車からいなくなった。

慌てる香月だったが、翡翠はすぐ近くにいた。鐘場のことは警察にまかせればいいといって別荘に翡翠を車に乗せる。翡翠は香月が幼いころに大事な人を亡くしたといい、抱きしめる。香月は幼いころに義理の姉を亡くしていた。時間も遅くなったからと香月は翡翠を自分の別荘につれてゆく。

別荘についた翡翠は香月に縛られる。サイコパスは香月だったのだ。翡翠をみていると我慢ができないといってナイフを振りかざす。そして、亡くなった義理の姉を降霊させてほしいと頼む。それを聞いた翡翠は笑い出して「降霊なんて信じてたんですか?」と言ってのける。

とりあえず手首の縄だけ解いてもらう。これまでの事件の解決は霊ではないのか?と聞く香月に翡翠は第1の事件から自分がやった推理を話し始める。その様子はこれまでの翡翠とは全くの別人だ。第1の事件で結花の職業を当てたのは結花の服装、化粧、態度、それと盗撮や盗聴によるものだという。第2の殺人事件も現場に新刊の本があったと仮定すると犯人はすぐに特定できたという。第3の殺人は翡翠のパートナーである千和崎真(小芝風花)にも手伝ってもらってスマホにGPSを仕掛けたのだという。殺人現場にすぐにつけたのはそのせいだ。

殺人事件の被害者と自分には共通点が多いので、自分が「もうすぐ死ぬ」と香月に言っておけば必ず香月は自分を狙うはずだと思っていたという。香月が義理の姉が強盗に刺されているのを発見した時、助けようとしてナイフを引き抜いたことで姉は出血してしまい死亡したのではという。連続殺人事件の被害者もすべて出血死だ。途中で殺害後の処理が変わったのは香月が警察に協力したために自分のDNAを採取されていたために念を入れるようになったと。すべてを言い当てられて驚く香月は最後の手段で翡翠を殺そうとする。しかし、霊を降ろすことはできなくても翡翠は奇術師だったため、簡単に縄から抜けることができた。死んだ姉が裸で刺されていたのに性的な興奮を覚えた「サイコパス野郎」と言い切る。

そして、香月の腕時計もスマホも盗んでいて、鐘場とずっと通話状態にしていたのだという。鐘場がやってきて香月を捕まえた。

事件は解決した。しかし、事件後、翡翠は部屋に閉じこもったままだと千和崎は家にきていた鐘場たちに伝える。やっと部屋をでてきた翡翠に千和埼は香月のことを「理想のワトソン君だったのに残念」というが、翡翠はそれを否定した。翡翠の部屋を掃除にゆくとプリンの空きカップが大量に転がっている。それを片付けていると香月と行った遊園地の半券が見つかった。千和埼は「乙女かよ」といってゴミ箱に捨てた。

■「invert 城塚翡翠 倒叙集」:第1話あらすじ
IT関連会社の社長・吉田直政(長田成哉)のマンションで、同僚の狛木繁人(伊藤淳史)が吉田を殺害した。狛木は風呂場での転倒事故に見せかける。

翌日。鐘場警部補(及川光博)は現場検証で、デスクの上に残された『C』の形をした跡が気にかかる……。

数日後。狛木のマンションの隣の部屋に城塚翡翠(清原果耶)が引っ越してくる!。狛木のハートを掴んだ翡翠は、殺された吉田の霊が見えると語り、狛木の犯行を立証するべく距離を縮めていく。しかし、吉田の死亡推定時刻の間、狛木には完璧なアリバイがあった。

日本テレビ 10月16日スタート日曜ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」「invert 城塚翡翠 倒叙集」。出演:清原果耶、小芝風花、及川光博、田中道子、須賀健太ほか。番組公式Twitterアカウントは「@hisui_ntv」。

日本テレビ「霊媒探偵・城塚翡翠」「invert 城塚翡翠 倒叙集」番組公式サイト
日テレドラマ公式チャンネル「霊媒探偵・城塚翡翠」「invert 城塚翡翠 倒叙集」

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