ジュノ(2PM)×イ・セヨン「赤い袖先」第9-12話あらすじとみどころ:恐れを知らぬ宮女~正祖の即位

2022年11月24日18時00分ドラマ
©2021MBC

サンは、暎嬪の弔問で初めて出会って以来、お前のことを忘れたことはないと自分の気持ちをドギムに語るが…WOWOWプライムで放送中の韓国ドラマ「赤い袖先」(全17話)11月25日と12月2日放送の第9話~第12話までのあらすじと見どころ、豆知識を紹介、番組サイトには予告動画とジュノとイ・セヨンのコメント動画が公開中だ。

「赤い袖先」若き日の第22代国王イ・サンと聡明な女官ドギムの身分を超えた切ない愛の物語を繊細に描き、韓国で大ブームを巻き起こした本格的歴史ロマンス。



【「赤い袖先」を2倍楽しむ】ではドラマの時代背景や実在人物、各話のネタバレあらすじと見どころ、キャストの魅力などまとめているので、視聴の参考にどうぞ。
「赤い袖先」と「イ・サン」を比べた以下の記事も参考にされたい。
 ①作品&名前編:ヒロインの名前が違うのはなぜ?
 ②友情編:生涯の友から視聴者を号泣させた友情まで
 ③ロマンス編:ヒロインが側室になるのを拒んだ理由は?

■キャスト
イ・サン役:ジュノ
ソン・ドギム(またはドクイム)役:イ・セヨン
ホン・ドクロ役:カンフン
英祖役:イ・ドクファ
提調尚宮チョ氏役:パク・ジヨン
ソ尚宮役:チャン・ヘジン
 ほか

■第9話:恐れを知らぬ宮女 ※豆知識
サンは、暎嬪(ヨンビン)の弔問で初めて出会って以来、お前のことを忘れたことはないと自分の気持ちをドギムに語る。しかしドギムは、あの日の出会いは偶然だったと、つれない態度をとる。英祖(ヨンジョ)の認知症は進行し、サンを呼び出しても何の用事だったか分からなくなる。王妃の助けで英祖はサンに陵幸を命じ、万一に備えて兵士を動員できる虎符を渡す。民からの直訴で、宮女にすると偽り幼女を誘拐する事件が続発していることを知ったサンは……。
前回、存在が明らかになった秘密組織「廣寒宮」が遂に攻撃に乗り出し、サンがピンチを迎える今回のエピソードではサンや左翊衛テホが敵を相手に殺陣を繰り広げ、虎狩り以上のスリリングな展開が続いた。序盤ではサンへの気持ちに蓋をしてしまったドギムだが、サンの身に危険が迫っていると知るや否や、危険を顧みずにサンのもとに向かう姿からはドギムのサンへの想いが伝わってくる。※虎符(ホブ):軍隊を動かす為に下す命令書のようなもので王と守護庁が半分ずつ所持し合わせると「発兵」の文字が完成する。※擊錚(ギョクジェン):平民が王宮や王の行進が行われる際に楽器を打ち鳴らしながら庶民の間で起きている事件を直訴する事。その他豆知識やこの回のネタバレあらすじは詳細9話で。

赤い袖先©2021MBC■第10話:無事を願う心
サンは堤調(チェジョ)尚宮(サングン)率いる宮女の秘密組織「広寒宮(クァンハングン)」の攻撃を防ぎ切る。謀反を知らせる信号凧を揚げ行宮に駆けつけたドギムは、サンの胸に倒れ込む。謀反の失敗を知った堤調尚宮は、罷免された左議政(チャイジョン)をたきつけ王に奏上させる。謀反はなかった、世孫は自分の力を見せつけるために兵を動かしたと英祖はサンに、東宮殿から王に近い宮殿へ移るよう命じる。ドギムも東宮殿を離れ再び書庫に配属される。サンに会えず元気をなくしたドギムは……。
提調尚宮チョ氏の計画で何度も政治的な危機に襲われながらもドギムへの想いを深めていくサン。これに対し、心の中ではサンを恋い慕いつつも頑なに気持ちを押し殺すドギムの姿が焦れったいが、これは第7話で登場した「東宮殿に戻れば必ずサンにとって毒になる」という中殿キム氏の助言が絡んでいるようだ。 ※暎嬪(ヨンビン)李氏:(1696年7月18日生~1764年7月26日没)。英祖がもっとも寵愛した側室。1男6女をもうけた。 この回のネタバレあらすじは詳細10話で。



赤い袖先©2021MBC■第11話:忘れた約束
王宮で宴会が開かれ、王の御前にケジャンと柿が出される。それは英祖が前王の毒殺に使ったと噂される品だった。英祖は激怒し、真っ赤に焼けた火箸を恵嬪(ヘビン)に投げつけようとするが、サンが素手で受け止める。誰の仕業だと詰め寄る英祖に、サンは宴会の主催者である自分の責任だと答える。英祖はサンに東宮殿から一歩も外に出るなと命じる。一方、ドギムは広寒宮から救った思悼(サド)世子の乳母、パク尚宮から重要な秘密を知らされる。
第7話冒頭で登場して視聴者の目を釘付けにしたジュノの入浴シーン。この際に着替えているドギムの背中に見えた「明」の文字の謎が遂に明かされた。英祖と思悼世子の間で交わされた一種の確約書である金縢之詞は政敵に度々狙われるサンの身を救ってくれると信じて奔走するドギムだが、今回もサンが実の祖父に刀を向けられるという息を呑む展開で幕を閉じた。 ※金縢之詞(クムドゥンジサ):広義にはある人の無念や秘密を後世に知らしめる為の文章。朝鮮史では英祖が息子・思悼世子の死に関連して残した文章としてよく取り上げられる。 この回のネタバレあらすじは11話詳細で。

赤い袖先©2021MBC■第12話:正祖の即位
臣下たちの前でサンを責める英祖だが、次第に混乱してサンを思悼世子だと思い始める。サンは泣きながら自分は世孫のサンだと訴え、間違いに気づき愕然とする英祖。そのとき、王妃とドギムが現れ、英祖が思悼世子の命と引き換えにサンの即位を約束した文書、金縢(クムドゥン)之詞(ジサ)の存在を明かす。提調尚宮はドギムの嘘だと訴えるが、雷鳴が響き渡り、英祖は文書の隠し場所を思い出す。文書を読み上げた英祖は退位を宣言し、ついにサンは王となる。
サンの王位継承を約束した金縢之詞というミステリアスな文章の登場に伝説の秘宝探しのようなワクワク感を与えてくれた前回から続き、遂に金縢之詞が発見された。この時、即座に王位をサンに譲った英祖の心の中には認知症が進んでいる事への危機感のほかにも、自らが死に追いやってしまった息子への後悔や償いの気持ちも感じ取れる。ラストサンの心のこもった告白をお聞き逃しなく。 ※廣寒(クァンハン)宮:月にあるとされた「姮娥(ハンア)」と呼ばれる仙女が暮らす宮殿の名前。この名前は第4話で笄礼式を控え、心境を語る提調尚宮チョ氏の発言にも登場した。この回のネタバレあらすじは12話詳細で。 ※左翊衛(チャイグィ):世孫の護衛をする翊衛司のトップで常に世孫のそばを守る役職。 ※廣寒(クァンハン)宮:月にあるとされた「姮娥(ハンア)」と呼ばれる仙女が暮らす宮殿の名前。

WOWOW「赤い袖先」番組サイト
 2022年10月28日スタート 金18:45-21:30 2話連続放送

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kandoratop【作品詳細】【「赤い袖先」を2倍楽しむ】