【最終回】「親愛なる僕へ殺意をこめて」LLは山田涼介の義理の父である遠藤憲一だった!第8話ネタバレと第9話予告

2022年11月24日10時35分ドラマ
@フジテレビ

11月23日「親愛なる僕へ殺意をこめて」(フジテレビ、水曜夜10時)第8話が放送され、エイジ(山田涼介Hey! Say! JUMP)の父・八野衣真(早乙女太一)を陥れたLLは義理の父・亀一(遠藤憲一)であることがわかった!30日放送の最終回・第9話で、エイジはすべての謎を知る!予告動画は番組公式サイトにて公開されている。



どんでん返しのストーリー展開が見どころの二重人格サスペンス「親愛なる僕へ殺意をこめて」の第8話が2022年11月23日放送された。16日に放送された第7話で「怪しい」と思われていた刑事の猿渡(髙嶋政宏)と桃井(桜井ユキ)が死んだことで、LLの正体が一気に絞られてきた。やはり、義理の父親である亀一(遠藤憲一)だったのだ。

第8話の後半はエイジことB一(山田涼介Hey! Say! JUMP)と亀一の二人芝居だ。LLについての推理を話すエイジと、自分がLLと指摘されながらも「無表情」な演技を続ける亀一の二人だ。保護司という高潔な仕事をしながらも、何人もの人を殺害してもなんとも感じない。それは、亀一が痛みを感じない人間だからだ。第1話から亀一が登場しているシーンは必ずといっていいほど、怪我をしている。しかし、その怪我を「なんとも思っていない」ようだ。

自分が痛みを感じないからと「痛い」という感覚を味わってから殺すという残忍すぎる手口を使う。30日に放送される最終回の第9話では、LLが生まれた真相についてすべての謎がわかる。第8話はB一の一人語りのシーンが多かったが、第9話では亀一が一人で語るのではと思われる。

「親愛なる僕へ殺意をこめて」は第1話から残忍なシーンが多く、離脱したという視聴者もいたが、ドラマの前半では殺人者を父に持つエイジに優しく接してきてくれた亀一、京花(門脇麦)とのシーンはほっこりすることも多かった。しかし、その二人こそ恐ろしい人物であった。エイジにとっては優しかった実の父である真(早乙女太一)はエイジが思っているような人なのか?一緒に謎をさぐっていたナミ(川栄李奈)はどうなのか?気になる最終回ですべての謎が解ける。



■前回:第8話ネタバレあらすじ
浦島エイジ(山田涼介)のもうひとりの人格“B一”とナミ(川栄李奈)の目の前で、刑事の桃井薫(桜井ユキ)と、桃井の上司である管理官の猿渡敬三(髙嶋政宏)が命を絶った。

これからのことをナミから聞かれたB一は、雪村京花(門脇麦)が住んでいたマンションに向かう。10月30日の時点では、京花はLLが八野衣真(早乙女太一)だと信じ込んでいた。だが、11月3日になると、京花は「LLが生きていた」と言い出す。B一は、その3日の間に京花が何かを知ったのではないかと推測し、彼女の足取りを調査しようと考えたのだ。

京花の行動から11月1日に出かけた町で情報を仕入れたと思い、二人は出かけてゆく。出かけた先は北海道のスナックだ。そこに京花は来ている。そして、このスナックで京花の姉は働いていた。スナックのママ(あめくみちこ)は姉のことはよく覚えていないようだ。そこにB一に京花が襲われたと連絡が入った。襲ったのはエイジの義理の姉である乙(夏子)だ。

乙はあっさりと捕まる。乙は浦島家の一人っ子として親に優しくされていたが、エイジを引き取ってからは、その座をエイジに奪われた。エイジの一番大事なものを奪ってやろうと決めて、京花を襲ったという。

B一は乙をそんなことにしてしまったのは自分に責任があるといい、すべてを明らかにするために、エイジはある場所へ出向く。そこは困っていた子供時代のエイジを助けてくれた義理の両親が住む家だった。

亀一(遠藤憲一)と向き合ったB一は、LLは真ではないという。真が売春クラブの人たちに会っていたから罪をなすりつけられただけだという。被害者に最大の苦痛を与えてから殺した本当のLLは自身が痛みを感じない人間だから「痛み」を理解するために苦痛を与えたのだという。そして、亀一の手にナイフを突き立てた。亀一は全く痛みを覚えない。B一は「おまえだったんだな」と亀一に迫る。亀一は痛みを教えてくれとB一に言う。16年前から痛みを感じなくなったのだと。

LLが引き起こした事件の死亡推定時刻が判明しているのは京花の姉の事件だけだ。それは15年前の3月29日。浦島家に飾ってある写真から京花はその日、亀一たちが北海道にいたことを知る。京花は亀一がLLだと見抜いた。

亀一は家族旅行で小樽に行くと、そこで京花の姉を監禁する。そして29日に殺して、自分だけレンタカーで帰り、妻と娘の乙は飛行機で返した。レンタカーの中には姉の死体が入っていた。

真が被害者たちとあっていたのは売春組織から逃がすためだ。そして夜逃げさせた後は保護司の亀一に就職先などを探してもらっていた。つまり、被害者となった女性たちのことを亀一も知っていた。

そこまで話すと亀一は「たいしたもんだ。それでこそ私の息子だ。だがその答えでは満点はやれねーな」という。真はB一が考えているようないい父親ではなかったと言い出す。女を食い物にしている男だと。

■第9話あらすじ
浦島エイジ(山田涼介)のもうひとりの人格“B一”は、『殺人鬼・LL』の正体がエイジの義父・亀一(遠藤憲一)だったことをナミ(川栄李奈)に打ち明ける。

B一は、浦島家のリビングで亀一と対峙していた。亀一は、真実にたどり着いたB一の推理に感心しながらも満点の回答ではないという。B一が思っている八野衣真(早乙女太一)の姿が本当ではないというのだ。亀一は真が売春組織から少女たちを救ったのは、女性を食い物に仕事をしなければならない惨めな現実から目をそらしたかっただけだとB一に告げた。そして、『殺人鬼・LL』がどのようにして生まれたのかを話し始め……。

フジテレビ 10月5日スタート、「親愛なる僕へ殺意をこめて」。出演:山田涼介(Hey! Say! JUMP)、川栄李奈、門脇麦、尾上松也、早乙女太一、髙嶋政宏、桜井ユキ、佐野史郎、遠藤憲一ほか。番組公式Twitterアカウントは「@shinboku_cx」。

フジテレビ「親愛なる僕へ殺意をこめて」番組公式サイト
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