極貧脱出は契約結婚で?笑って泣ける、故チョン・ダビンの「兄嫁は19歳」無料配信開始!

2010年04月30日17時23分ドラマ
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2007年、26歳でこの世を去った女優チョン・ダビンのヒット作「兄嫁は19歳」が、本日30日より、GyaOにて無料配信開始された。極貧生活からの脱出をはかるため、ヒロインがアルバイトに選んだ契約結婚がテーマのラブコメである。笑って泣ける韓国SBSのラブコメとしてヒットした作品だ。

ヒロインのユミンの家族は、亡くなった母親と、失踪した父親、病気の弟。周りからは“不幸な少女”と呼ばれているユミンは、高校を休学して一人で家計を支えるため働いていた。弟に人工透析を受けさせるため通う病院の医師ミンジェにひそかに想いを寄せているユミンに、ある日、夢のようなアルバイトが持ちかけられた。そのアルバイトとは、親の強要する結婚から逃れるために、ミンジェの偽の婚約者になることだった…。

ユミンにアルバイトを持ちかけたエリート医師ミンジェを演じるのは、キム・ジェウォン。ドラマ「ファン・ジニ」でハ・ジウォンと共演し、“キラースマイル”で女性の心を蕩かす人気俳優だ。

ミンジェの弟で、ユミンに思いを寄せるスンジェを演じたのはユン・ゲサン。人気グループgodのメンバーで、主にラッパーを担当していた歌手出身の俳優だ。劇中でも、見事な声を聞かせているので、要チェック!

韓ドラお決まりの“超イジワルお嬢さん”は、ドラマ「ジュリエットの男」「純粋の時代」などで注目されたキム・ミニが担当する。

ヒロインを演じたチョン・ダビンは、2000年の映画「燃ゆる月」で大女優チェ・ジンシルの少女時代を演じ、その笑顔が似ていることから、“リトル、チェ・ジンシル”と呼ばれた。2003年のドラマ「屋根部屋のネコ」で見せたかわいい笑顔でブレークし、その後は、本作「兄嫁は19歳」や映画「あいつは格好よかった」(主演:ソン・スンホン)の好演で、人気女優の仲間入りを果たした。
ところが、2007年2月10日、突然、彼女の自殺報道が韓国芸能界で報じられた。チョン・ダビン、26歳であった。

奇しくも、彼女が目指した先輩女性、チェ・ジンシルも2008年10月に39歳の若さで自らの命に終止符を打っている。(チェ・ジンシルについては、ナビコン特集「ラスト・スキャンダル」で詳しく紹介)

二人揃って、なんともやりきれない人生の最期を送ったが、本作は、生前のチョン・ダビンの生き生きと前向きに生きるかわいい姿が見られる、希少な一作だ。

「兄嫁 は19歳」は、全16話で、本日30日から8月19日まで、毎週金曜日に1話ずつ更新配信される。

GyaO「兄嫁 は19歳」