「相棒21」右京・水谷豊と亀山薫・寺脇康文が盟友伊丹・川原和久の危機を救うのか?!第7話ネタバレと第8話予告

2022年12月01日10時03分ドラマ
@テレビ朝日

11月30日に「相棒season21」(テレビ朝日、水曜夜9時)の第7話が放送され、右京(水谷豊)の鋭い頭脳と亀山薫(寺脇康文)の優しさが光った!12月7日に放送される第8話では、亀山薫の盟友である伊丹(川原和久)に予想外のピンチが訪れる!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

亀山薫(寺脇康文)が再び右京(水谷豊)と相棒を組み始めた「相棒21」の第7話が11月30日に放送された。20年前の事件を動かしたのは、右京や亀山薫たちの健康を管理する保健師・吉崎弘美(桜木梨奈)だった。長年、特命係の活躍を聞き、20年の時効の前に捨て身の勝負にでた。事件を解決したのは右京の鋭い推理だが、落ち込む弘美に優しい手を差し伸べたのは亀山薫だった。頭脳の右京と人情の亀山薫、懐かしいシリーズを思い起こさせた。



第7話では時効を目前に控えた犯人を見つけてしまった目撃者が匿名係を動かした。殺人事件の時効は廃止されているのでは?と思う視聴者もいたが、この事件は「傷害致死事件」だ。殺意をもって犯罪に及んだのではなく、砂時計を奪うために頭を殴打した犯人に殺意があったのではないと判断されている。そのため20年の時効があるのだった。

目撃していたのは、警視庁で健康観察をする保健師の吉崎弘美(桜木梨奈)だ。実は20年前の事件の唯一の目撃者だ。そして、弘美は20年ぶりに犯人を見つけてしまう。なんと警察の人間として弘美の前に現れた。もし、弘美が告発しても20年前に一回見ただけの人間を「犯人」といっても通じないと思い、匿名係を使うことを思いつく。犯人はもちろん否定するが、右京が砂時計に挟まっていた「砂」を一粒見つけたことで事件は解決に導かれた。

シーズン21になってから俄然出番の多くなった伊丹(川原和久)。伊丹と亀山の掛け合いが毎話楽しい雰囲気を引き起こす。第7話でも、20年前の事件に模した事件現場にいた伊丹のところに亀山が来ると伊丹が勢いよくつかみかかる。すると「落ち着けよ、おまえ、かみつき亀か」といつも「亀」と言われている亀山がいい、「亀が誰に亀っていってんだこのば亀」と亀返しをする。シーズン21になってから頻繁に登場するくすっとなるシーンだ。そんな伊丹が事件に巻き込まれるのが12月7日に放送される第8話だ。伊丹が常連の弁当屋につとめている女性の旦那が殺人事件の容疑者となる。伊丹はその女性(霧島れいか)のことが好きなのか?好きだから暴走したのか?かつて右京と並んで女心がわからない代表としてドラマをもりあげていた伊丹の数少ない「恋」エピソードの回となる。

■前回:第7話ネタバレあらすじ
ある日、特命係に保健師・吉崎弘美(桜木梨奈)が乗り込んできた。健康診断の面談を先延ばしにしている右京(水谷豊)と、そもそも診断を受けていない薫(寺脇康文)に釘を刺しに来たのだ。

そんな折、特命係に、『20年前の連続通り魔事件の犯人が動き出す』と書かれた告発文が届く。若い女性を狙った強盗事件が7件連続で発生し、7人目の15歳の少女が砂時計を奪われ、殴られたショックで道に倒れ亡くなっていた。メディアでも大きく取り上げられた事件だった。なかには被害者であるはずの沙織をおとしめるような記事もあった。

当時、伊丹(川原和久)も捜査本部にいたが、犯人を特定できず、迷宮入りしてしまったという。それから20年たった今、傷害致死の時効が迫っていた。

右京と薫は、手掛かりを求めて、亡くなった少女の母(根岸季衣)を訪れるが、「捕まえられないなら、そっとしておいて」と追い返されてしまう。そんな中、夜道で女性が襲われる通り魔事件が発生した。右京と薫も現場に駆けつける。20年前は20代か10代の髪の長い女性が狙われ、奪われたものも金銭的な価値はほとんどないものだったが、今回の被害者は30代のショートカットの女性で奪われたものも財布などが入ったバックだ。別の犯人ではと思われた。伊丹たちが捜査してすぐに犯人は見つかった。署長の息子だった。

右京は弘美の健康面談をうけるために保健室へ向かう。すると先客がいた。広報課の小沼(鳥谷宏裕之)という男性で、最近、池袋から警視庁に異動してきたという。弘美は小沼にストレスをためないために、砂時計を使って時間を区切ることをアドバイスしていた。右京が小沼を訪ねると、机の上に早速砂時計が置かれていた。

匿名係に2通目の手紙が届いた。そこには12日の夜に犯人が再び犯罪を犯すと書かれてある。右京はそれなら沙織が死んだ場所だと思った。亀山薫は沙織の母親の元を訪ね、右京は現場に急ぐ。母親は不在だった。

そのころ、現場では髪の長い女性を男性が襲おうとしていた。すんでのところで母親が止めたが、もみ合いになり母親は骨折した。駆けつけた右京と亀山が男性を捕まえると小沼だった。しかし、小沼はいきなり襲いかかられたのでよけただけだと言い張る。

弘美から話を聞くと、20年ぶりに小沼をみて「犯人だ」とわかったという。しかし、20年前のことを覚えているはずないといわれてしまうと思い、素直に訴えるのではなく、匿名係に調べてもらおうと思ったというのだ。自分が殺されても、小沼を捕まえてもらいたいと。事件が起きてから「自分が悪かった」という思いが強く、両親ももめて離婚したりして、人生をうまく生きてこれなかった。保健師の仕事ももともとは沙織が目指していたのもだ。

亀山が病院から戻ると、沙織の母親の「娘が死んだのは貴方のせいじゃない。もう自分を追い詰めないで」という伝言を伝える。それでも、弘美は泣き崩れる。

このままでは証拠がないため小沼は逃げ切ってしまう。右京は現場に戻り、20年前の事件の後完成したフットサルのコートをみていて、急に思いついた。それはコートにある砂を調べることだった。

伊丹たちになにを聞かれても答えなかった小沼に、右京は砂時計を見せる。それは沙織から奪った戦利品だ。それを警視庁のデスクで使っていたのだ。右京はその砂時計にはさまっている砂を鑑定してもらい、フットサルコートを作るために20年前にそこにあったものだと見つけたのだ。小沼は何も言うことが出来なくなった。小沼の自宅を調べると20年前の事件に関連する証拠品がすべて出てきた。

弘美はふっきれたようになった。砂時計はひっくり返せばまた動き出すと右京に言われ、にこやかになると、亀山薫の健康診断の結果の面談をするといって薫の腕を引っ張っていった。

■第8話あらすじ
伊丹(川原和久)が、夫も子もある女性に横恋慕し、刑事の特権を使って女性の家に乗り込んだという疑いをかけられ大河内(神保悟志)の聴取を受けていた。

発端は二日前に起きた殺人事件だ。投資会社勤務の大久保という男性が自宅で殺害され、『え』『つ』と読める血文字が発見された。大久保が以前に取り押さえた篠塚という男性が容疑者として浮かんだ。篠塚の立ち寄り先として目星を付けていたアパートに、女性が子供と帰宅したところ、伊丹は強引に室内に押し入ったのだ。篠塚の妻・由香子(霧島れいか)の務めている弁当店に伊丹はよくいっていて、由香子のことを知っていた。

交際相手の女性に夫がいて、しかもそれが被疑者と知って頭に血が上ったのでは…!? そう勘繰る声もあった。そんな中、右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)が捜査に乗り出すと、『え』『つ』に当てはまる怪しげな人物が次々に浮上し…!?

テレビ朝日 10月12日スタート「相棒season21」。出演:水谷豊、寺脇康文、鈴木砂羽、森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「相棒season21」番組公式サイト

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