NHK「上陽賦~運命の王妃~」第17話:勝者決定と子律からの招待!ネタバレあらすじ|全43話

2022年12月18日09時45分ドラマ
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蕭キがケン寧をを破ったことを知らない子律は、着々と反乱の仕上げに入る!NHKBSプレミアム(日曜よる9時から)で12月18日放送の「上陽賦~運命の王妃~」(全43話)第17話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識を紹介、本作はDVD-BOも好評発売・レンタル中でDVD公式サイトで予告動画など視聴できる。

「上陽賦~運命の王妃~」は、帝位を巡る陰謀と策略のなかで、気高く生きる王妃の波乱に満ちた人生を描く壮大な歴史大作。【「上陽賦」を2倍楽しむ】では、架空の国・成(王朝)を時代設定や、押さえておくべき人物と俳優の紹介、放送にあわせて各話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識をまとめて紹介する。

※以下、全68話版を視聴してあらすじ紹介をしているために、あらすじや見どころが前後したり、カットした部分の紹介などあることご理解ください。本作は架空の時代設定、豆知識などは古代、漢、南北朝時代などを参考にしています。



■キャスト押さえておくべき5人
王儇(以下、王ケン)/豫章王妃役:チャン・ツィイー(章子怡)/声:魏涼子
蕭綦(以下、蕭キ)/豫章王役:ジョウ・イーウェイ(周一囲)/声:阪口周平
馬子澹(したん)役:トニー・ヤン(楊祐寧)/声:庄司然
賀蘭箴(がらんしん)役:ユアン・ホン(袁弘)/声:伊東一人
馬子隆(ばしりゅう)役:グオ・ジアミン(郭家铭)/声:島津耕介
馬子律(なしりつ)役:プ・バージャ(浦巴甲)/声:竹内想
王藺(おうりん)役:ユー・ホーウェイ(于和偉)/声:志村貴博
 ほか

■第17話:勝者決定と子律からの招待
第2皇子の馬子律は謀反した理由を皇帝に話す。幼くして母を亡くし、後ろ盾のなかった子律は、どんなに頑張っても父である皇帝から目をかけてもらうことができずに辛い思いをしてきた。そして愛する桓宓(かんひつ)を王氏に嫁がせたときから皇帝を恨み始めたと。さらに、「子律がケン寧王の子だと知っておれば、生後すぐに殺しただろう」と話す皇帝に、ホトトギスの托卵を話題にし、「成長した鳥はその後、仮親をどうするか知っているか」と、不気味な笑顔で話す。
※托卵:自分の卵と誕生した雛への世話を他の個体に托すこと。育ての親は仮親と呼ばれる。

蕭キ(しょうき)の軍がケン寧王率いる反乱軍を包囲。猛攻を受けたケン寧王は撃退を命じるが、後ろにも寧朔軍が待ち構えており、挟み撃ちに合う。さらに結託していた六鎮も落ちたと聞き、残った兵士たちは完全に戦意喪失。ケン寧王は最後に蕭キとの一騎打ちを挑むが破れる。桓公との内通が分かった理由を尋ねるケン寧王に、桓公が毒を流したことで内通を確信したと答える蕭キ。援軍もない少数の寧朔軍に2度も負けたケン寧王は、潔く負けを認めて自害する。

天牢の王藺に食事を届けに来た侍従は、王藺の手の者だった。王藺は密かに青雲道士へ指示を書いた紙片を託す。実は青雲道士は王藺が皇帝の元に送り込んだ王藺の護衛兵だった。

一方、王ケン(おうけん)から皇帝の虎符(こふ)と援軍を求める詔書を託された宋懐恩(そうかいおん)は西の陣営に行くが、陸風将軍に捕らわれてしまう。すでに別の詔書を受け取った陸風将軍は、皇帝と馬子律が王氏一族を退けたと信じており、蕭キが義父である王藺の側について懐恩に虎符を盗ませて偽の詔書を用意したと考えたのだ。懐恩は拷問にかけられ、時間だけが過ぎていく。陸風将軍は蕭キと王ケンの豫章王夫婦の謀反の証文に無理やり署名させ、子律に届けさせようとする。署名すると偽り縄を解いてもらった懐恩は、死力を尽くして逃げようとするが失敗し、無理に署名させられてしまう。

王ケンに思いが伝わらず失意の第3皇子、馬子澹(ばしたん)が皇帝に謁見し真情を吐露する。どうすべきかと問う子澹に、皇帝は情けないと怒り「天下を取れ!」と告げる。子澹は皇帝の言葉に何かを感じ、天牢に送られた後「自分が天下を取れば王ケンは戻って来るだろうか」と自問する。一方、子律の元にケン寧王が蕭キを鬼霧谷に閉じ込めたと報告が届けられる。子律は、まもなく皇帝の座が手に入ると確信し、桓宓との婚礼の日を2日後と決める。天牢の王夙に桓宓との離縁状を書かせようとするが、王夙は離縁状を燃やす。

王藺から密命を受けた青雲道士が王ケンの寝所に忍び込む。外に連絡を取る方法があるという青雲道士に、王ケンは、豫章王府に戻っているはずの懐恩に「3日後に事を起こす準備をするように」と伝言を頼む。もし、懐恩が不在の際には西門を守る魏将軍に伝言するようにとも。王ケンからの伝言を持った男は、重傷を負って床に就いている龐癸を訪ねる。そして状況説明し、「妹からの伝言」と称して魏将軍にも王ケンの計画を伝言することに成功する。魏将軍は、子律に面会するために城内に入るという陸風将軍を捕える。

その頃、少数の寧朔軍を率いて皇都へ向かう蕭キが臨梁関へ到着する。ケン寧王が来ると聞いていた太守は開門をためらうが、戦いの神の蕭キを怖れ開門するが、その兵士の数の少なさに驚き、騙されたと地団駄を踏む。

ついに婚礼当日。桓宓が入浴するが、世話をしているのは、蕭キが王ケンのために残した武術にたけた侍女たちだった。侍女たちは桓宓を眠らせて風呂桶に隠して外に運び出すことに成功する。子律は約束の詔書を受け取りに皇帝の元へ向かうが、皇帝は盛装して待っていた。至極満悦の子律に、皇帝である自分が読み上げないと皆が信じないのではないかと話す。一方、王ケンは婚礼の儀に参席するために王宮へを向かう。

馬子律と桓宓の婚礼の儀が始まる。“紅蓋頭”で顔を隠した桓宓が入場すると、王夙が掴みかかろうとし、すぐに取り押さえられてしまい…。
※紅蓋頭(こうがいとう):花嫁が婚礼のときにかぶる赤い布。中国の古い習わしで、花嫁は初夜に部屋で二人きりになって新郎が取るまで、花嫁はこのままでいる。赤い色については第5話の王ケンの婚礼の説明で、「縁起のよい色」と紹介したが、王ケンは紅蓋頭をかぶっていない。

■見どころ
第17話は、16話のラストから続く寧朔軍と反乱軍との戦いに注目。寧朔軍の黒軍団の迫力がすごい。ケン寧王と蕭キとの1対1の対決では、戦車で迫るケン寧王に長槍1本で立ち向かう華麗な蕭キに注目しよう。そんな蕭キから王ケンを取り戻そうとする子澹と言えば、身の不運を嘆くばかりで、「潔白な身で誇り高く死ぬ」とまで言い出す。これにはひいき目で見ていた皇帝もあきれ果てる。

また、子律が皇帝に話した「ホトトギスの托卵」の話。不気味に笑った子律が「成長したホトトギスはその後どうするのか?」という質問。気になりググってみると、ホトトギスは見た目が似ているウグイスに托卵することが多いようで、ホトトギスの卵の方が数日早く孵化し、ホトトギスのヒナはまだ生まれていないウグイスの卵を全て外に放り出してしまうそうだ。さあ、王ケンが密かに動いたことで子律の計画額り始めるようだ。果たして子律は玉座と愛する桓宓を手に入れることができるのか?

■商品仕様
2021年/中国/1~23話収録(全68話)/6枚組/1035分+特典映像/16:9/音声:1.オリジナル中国語 ドルビーデジタル2chステレオ 2.日本語 ドルビーデジタル2chステレオ/字幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕/片面2層/全3BOX
特典映像:メイキングを盛り込んだインタビュー
封入特典:ブックレット
発売元:「上陽賦~運命の王妃~」日本語版製作委員会
販売元:TCエンタテインメント

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