NHK朝ドラ「舞いあがれ!」航空学校を卒業した福原遥にリーマンショックの余波が!第11週ネタバレと第12週予告

2022年12月16日09時01分ドラマ
@NHK

NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第10週のネタバレと第12週「翼を休める島」(12月19日~12月23日)のあらすじと見どころをご紹介!苦難を乗り越え最終審査をパスした舞(福原遥)と仲間たちは次のステップへ!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

1990年代から今を舞台に、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく舞(福原遥)の挫折と再生を描く「舞いあがれ!」の第11週が12月12日から放送された。離着陸訓練を大河内(吉川晃司)にやってもらった舞は遅れを取り戻すためにさらに訓練に余念がない。



しかし、セカンドフライトで事件は起きる。「風」だ。離着陸時には対応可能な風速が決まっている。離陸時には揚力を得られる風がなければ離陸許可されない。着陸時にも風が強すぎれば機体が流されてしまう。一人で飛ぶのは2回目の舞の着陸時に規定の風速を超える強風が帯広空港に吹き荒れた。大河内と管制官が出した答えは「釧路空港」への着陸だ。まだ、帯広空港での離着陸しかやったことがない舞は機上でてんぱってしまう。そんな舞に助けを出すのは大河内教官だ。なんと舞の隣まで飛行してきて、サポートしてくれたのだ。

大河内が隣で誘導しながら並走するシーンには、トム・クルーズ主演の大ヒット映画『トップガン』を連想する視聴者が多かった。トム・クルーズがパニックに陥った仲間の飛行機の隣に並び無事に航空母艦に着艦させるシーンだ。朝ドラ受けのあさイチの博多華丸・大吉も「音楽が流れましたね」「いやぁ、マーヴェリックでしたねぇ」と映画を思い出していたという。

柏木と舞の関係も一歩進んだ。最終審査に合格した二人は晴れてデートにも行き、舞と一緒に東大阪にも行く。今までは「冷たい」人として描かれることも多かった柏木だが、舞と貴司(赤楚衛二)の仲の良さをみて早速嫉妬したりするかわいい一面も見せてきた。学校を卒業した後、二人の仲はどうなるのか?

12月19日から放送される第12週では、訓練を終えた舞が就職活動を始める。なかなか決まらないようだが、ついに一社が採用してくれる。それは大手の航空会社ではないが、懐かしい五島にちかい福岡の航空会社だ。

ヒロインの兄というだけで「なにかやらかすのでは?」「時期的にいってリーマンショックで大散財?」と思われていた悠人(横山裕)が、なんとリーマンショックを予測して雑誌にのるという展開だ。今までのヒロインの兄とはちょっと違うようだが、悠人のことがいまいち理解できない父・浩太(高橋克典)の複雑な心境もみられる。

五島@NHKリーマンショックを予測した人物として持ち上げられる悠人とは反対で、浩太の工場は仕事が激減し倒産の危機に見舞われ、舞は不況から採用が1年延期されてしまう。そんな舞は祖母の祥子(高畑淳子)が怪我をしたという話を聞いて、懐かしい五島に向かうのだった。

【第11週(2022/12/12-12/16)ネタバレあらすじ】
熱も治まり訓練に復帰する舞(福原遥)に、柏木学生(目黒蓮)は、訓練飛行時間が足りていないことから舞が失格になることを危惧して担当教官を替えてもらおうと言う。だが舞は、大河内教官(吉川晃司)のことを勘違いしていたかもしれないと言い、このまま大河内教官の下で指導を受けたいと答える。他の仲間たちにもそのことを伝える舞だが、柏木学生は、山下教官(板倉チヒロ)に話をしたと言い、教官の交代に拘る。

舞はセカンドフライトに挑んでいた。順調に見えていたが、フライト訓練の途中、急な天候の悪化により帯広での着陸可能な風ではなくなってしまった。最初は空中で待機を命じられたが、風は回復しない。舞は帯広ではなく釧路空港への着陸を指示される。舞はただでさえ不安な着陸を初めての釧路空港に向かうことで機内でいっぱいいっぱいになってしまう。すると、無線から大河内教官の声が聞こえた。なんと、大河内教官が並走飛行によるサポートをしてくれたのだ。舞はサポートを受け一路釧路空港へ向かう。「落ち着いてやればできる」と言う大河内教官の励ましを受け、舞は心を落ち着かせて着陸態勢に入る。そして舞の着陸は、滑走路のセンターラインにしっかりと乗る。大河内からも「よくやった」と声をかけられた。

帯広に戻った舞のことを柏木学生は思わず抱きしめてしまう。「心配した」と。そして、大河内が学生のことをちゃんとみていてくれていることを柏木学生に話し、二人はそのまま大河内教官の元で訓練を続けることにした。

同期の中澤学生(濱正悟)が訓練に集中できていない。それを心配した舞と矢野学生(山崎紘菜)が中澤学生のもとに行こうとすると、彼は外出しようとしていた。その手には一通の封筒があった。中澤学生は、妻から送られてきた離婚届に署名をして、提出しようとしていたのだ。舞と矢野学生は、離婚届を出す前に話をしようと、中澤学生を引き留める。矢野学生は中澤学生が妻のことを理解していないという。妻の夢を聞かれても答えられない中澤学生に「男だから」夢を追いかけられるといって、もっと話すべきだとつたえる。中澤学生は妻に手紙を書いた。

最終審査に向けて勉強をしていると、懐かしい人から舞に電話がかかってきた。なにわバードマンの先輩の鶴田(足立英)と刈谷(高杉真宙)だ。二人と話していると初めてスワン号に乗ったときのことを思い出した。

そして、いよいよ最終審査を迎えた舞たち。最終審査は3日間で行われ、初日は教官の質問に口頭で答える口述審査。2日目は実際に飛行してその習熟度を測るエアワークの審査。この2日間で舞たちは、立派に成長した姿を見せる。そして最終日。帯広空港を起点に各空港を巡る野外飛行する野外航法に臨む。大河内教官は、舞と柏木学生を帯広空港から見守る。戻ってきた二人は大河内に今までのお礼を言う。大河内も「君たちが操縦する旅客機にいつか乗りたい」と優しい言葉をかけてくれた。そして舞、柏木学生、矢野学生、吉田学生、中澤学生も最終審査に受かった。今後は宮崎に戻り、また新たな研修が始まる。翌日、柏木と舞は二人で帯広の公園をデートして、互いに好きだという気持ちを確かめ合った。

帯広での訓練過程を無事終了した舞は、東大阪へ帰省する。浩太(高橋克典)とめぐみ(永作博美)が温かく出迎えると、玄関には思いもかけぬ柏木もいた。戸惑う浩太とめぐみ。航空学校の同期と紹介する舞。浩太は柏木に向かって、舞の父だと自己紹介をする。柏木も自己紹介して舞との関係を言おうとするが、舞はそれを遮るように、とても仲の良い友達だと言う。

本場のお好み焼きが食べたいと「うめづ」にやってきた舞親子と柏木。柏木は舞の両親にちゃんと「恋人」として挨拶するためにやってきたのだ。はっきりと「お付き合いさせてもらっている」と話す柏木に浩太は好感を持つ。

柏木と舞は、舞の部屋で話していると、隣の物音にきがつく。それは貴司(赤楚衛二)が立てた物音だ。舞はさっそく窓をあけ、貴司が作った短歌が心の支えだったとお礼を言う。それを聞いた柏木は「舞さんとお付き合いさせてもらっています」といい、これからは自分が舞を守ると宣言する。そんな柏木を見て貴司は「いい彼氏さん」と舞にいった。

舞たちは宮崎に戻り訓練を続けながら、パイロットとして就職活動に臨んでいた。

【第12週(2022/12/19-12/23)あらすじ】
■第56話(月)
舞(福原遥)たちは仙台の航空学校の最終訓練過程と並行して、それぞれ航空会社への就職活動を始める。面接で舞は緊張しつつも、担当者に丁寧に自分の考えを答える。なかなか採用されない日々が続く舞。しかしついに、舞の携帯に非通知の電話がくる。矢野学生(山崎紘菜)に促されて慌てて電話に出る舞。それは博多エアラインの採用内定の連絡だった。

■第57話(火)
2008年12月。航空学校を卒業して東大阪へ帰省した舞(福原遥)は、隣のお好み焼き屋・うめづへお土産を持っていく。そこで雪乃(くわばたりえ)から兄の悠人(横山裕)の記事が掲載された雑誌を見せられる。悠人はリーマンショックを予測した投資家として、大々的に取り上げられていた。浩太(高橋克典)もその記事を読み、雑誌に掲載されている悠人の写真に複雑な気持ちで向き合う。

■第58話(水)
信吾(鈴木浩介)ら役場が始めた五島への留学体験の試みで祥子(高畑淳子)の家に滞在する森重親子と、舞(福原遥)は対面する。舞たちは息子の朝陽(又野暁仁)君に優しく接するが、彼は気難しい態度をとり部屋から飛び出してしまう。困惑する舞や祥子に信吾は、朝陽は都会の学校で馴染(なじ)めず、母親の美知留(辻本みず希)が彼の環境を変えようと五島に来たと説明する。

■第59話(木)
貴司(赤楚衛二)と再会した舞(福原遥)は、貴司からこれまでの旅の話を聞く。舞は自分の近況を伝えるが、今は朝陽(又野暁仁)と仲良くしたいと言う。自分の気持ちを上手く言えなかった幼少期の自分と朝陽を重ねていた。祥子(高畑淳子)の家の縁側に南天の実を並べる朝陽。舞がその傍らに座り、空を見つめながら快晴で何もないと朝陽に語ると、朝陽は昼でも星はあるという。

■第60話(金)
舞(福原遥)は朝陽(又野暁仁)が星が好きなことから、星を見るのに一番良い場所はどこかをみじょカフェで木戸(哀川翔)や一太(若林元太)に聞く。すると、さくら(長濱ねる)がまたもや「むっちゃん」の話を始めてのろけるが、そのむっちゃんが星が好きで「星空クラブ」を作ったと聞かされる。星空クラブのチラシをもらった舞は、朝陽の母・美知留(辻本みず希)に勧めてみる。

【脚本】桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太
【出演】福原遥,高橋克典,永作博美,横山裕(関ジャニ∞),高畑淳子、山下美月(乃木坂46),赤楚衛二,目黒蓮(Snow Man),吉川晃司,山崎紘菜,醍醐虎汰朗,濱正悟,鈴木浩介、くわばたりえ、山口智充 他
【語り】さだまさし
公式Twitterアカウント「@asadora_bk_nhk」

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHKあさドラ「舞いあがれ!」番組公式サイト
NHKあさドラ「舞いあがれ!」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk

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