【最終回ネタバレ】「記憶捜査3」上白石萌音は北大路欣也に勇気をもらい刑事の道を目指す!

2022年12月17日09時17分ドラマ
@テレビ東京

12月16日「記憶捜査3~新宿東署事件ファイル~」(テレビ東京、金曜夜8時)の最終回・第7話が放送され、学生運動時代からの人間関係が悲しい事件を巻き起こした。鬼塚(北大路欣也)に励まされた東山咲(上白石萌音)が本気で刑事を目指すところでドラマは幕を閉じた。関連動画が番組公式サイトで公開されている。



テレビ東京の人気刑事ものである「記憶捜査」の最終回・第7話が12月16日に放送された。定年後、再雇用された鬼塚(北大路欣也)の活躍とともに、若手の警官・東山咲(上白石萌音)や世条匠(松島聡)が成長してゆくドラマだったが、最終回では咲に成長が見られた。

咲と匠は警察学校の同期で、同じく刑事を目指していたが、刑事となったのは匠が早く、すでに刑事として働いている。捜査には「勝手に」加わるものの咲は刑事ではない。派出所時代の事件がきっかけで殺人事件にまで発展したことで警察官としての自信もなくしてしまった。そんな咲をやさしく見守るのは鬼塚だけではない。署長となっている神(風間俊介)も咲を正式に刑事にするために新宿東署にやってきて、キャリアらしくない働きを見せる。そんな周りの人の期待に応える形で、ドラマのラストは咲の刑事昇進試験の場面で終わった。

記憶捜査3記憶捜査3ドラマの撮影終了に際して、主要メンバーのオフショットが番組公式Twitterにあがっている。楽しそうなその表情が印象的な1枚となっている。主演の北大路欣也は木村拓哉主演の映画『レジェンド&バタフライ』への出演が発表され、今シーズンからレギュラー出演している松島聡(Sexy Zone)は、グループ念願の東京ドームでのコンサートがまさに16日に開催されるなど、メンバー各自の活躍も続く。

■最終回・第7話ネタバレあらすじ
「デリバリー・ゴー」の会長・松山伝次郎(小田桐一)の遺体が発見された。そこにはブルーベリー果汁が含まれた液体がついていた。「焼き鳥・てっちゃん」のたれにもその果汁が含まれていることを鬼塚(北大路欣也)は思い出し、店を訪れるが、店はすでにない。店主・阿部隈悟(西村和彦)は秘伝のたれは客の金城(大林丈史)にゆずっているという。

調べると、金城と松山は知り合いだったことがわかった。さらに、昔、金城は学生運動家であり、松山は警察官だった。昭和43年の事件が鬼塚の記憶によみがえった。そのころは学生も警察もどちらも激しく「暴力」ともいえるほどのこともあった。金城はそのときに警官に激しい暴力を受けたことを覚えていた。そして令和となった今、互いに年齢を重ねたものの松山を一目見ただけであのときの警官だとわかった。

その金城が行き着けだったスナックの店主・昭子(沢田亜矢子)に話を咲が話を聞きに行く。実は、昭和43年の新宿騒乱の際に金城が昭子の店に逃げ込み、金城を追いかけて松山が来ていた。二人はその店の常連になった。金城が「焼き鳥・てっちゃん」の主人である阿部隈哲を紹介してくれた。昭子と哲は婚約し、昭子は妊娠をした。生まれた子の病気がわかると、医者は父親は哲ではないという。昭子と松山が一夜だけの過ちを犯した時に妊娠したのだ。哲とは婚約が破棄になり、昭子は自殺未遂をした。そこで哲が子供を引き取り育てたのだ。その子どもこそ、悟だ。

哲の妻が死ぬ際に悟の実の両親ではないことを告げていた。悟は誰が本当の父親か知りたがっていると昭子はきき、松山に相談した。そのときに焼き肉のタレをみせ、その店をやっている人が悟を育ててくれたといった。しかし、松山は子どもに興味はなく、迷惑だといって出て行ってしまった。追いかけた昭子が松山ともみ合ううちに階段から転落させてしまった。

咲は事実を悟に告げた。悟は実の母親が実の父親を殺したという辛い事実に向き合いながらも育ててくれた哲たちのことを思い、前をむく。

そして、咲は刑事への試験を受ける。

テレビ東京 11月4日スタート「記憶捜査3~新宿東署事件ファイル~」。出演:北大路欣也、風間俊介、上白石萌音、石黒健、余貴美子、松島聡(Sexy Zone)ほか。番組公式Twitterアカウントは「@tx_kin8」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ東京「記憶捜査3~新宿東署事件ファイル~」番組公式サイト

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