「カーテンコール」第14話 偽者が去り本物現る!カン・ハヌルがハ・ジウォンにプロポーズ?視聴率5.2%、ネタバレ
ついにリ・ムンソン(ノ・サンヒョン)がグムスン(コ・ドゥシム)以外の家族全員と顔をあわす!今回も若きリ・ジョンムン(カン・ハヌル)がグムスン(ハ・ジウォン)が登場する。韓国KBS2で12月20日(火)に放送、プライムビデオでも独占配信開始した「カーテンコール」第14のネタバレあらすじと見どことを紹介しよう。
「カーテンコール」は、3か月の余命宣告された北朝鮮出身の老婦人チャン・グムスンの願いを叶えるために、前代未聞の特命を受けたユ・ジェホンが孫リ・ムンソンに成りすます地上最大の詐欺劇とそれにかかわる人々の物語。
【「カーテンコール」を2倍楽しむ】では各話のネタバレあらすじと見どころ、キャストなどまとめて紹介している。
■キャスト⇒メインキャスト紹介
ユ・ジェホン(偽“ムンソン”)役:カン・ハヌル
チャ・グムスン役:コ・ドゥシム
パク・セヨン役:ハ・ジウォン
パク・セジュン役:チ・スンヒョン
パク・セギュ役:チェ・デフン
チョン・サンチョル役:ソン・ドンイル
ペ・ドンジェ役:クォン・サンウ
ジウォン役:ファンウ・スルへ
リ・ムンソン役:ノ・サンヒョン
ソ・ユニ(偽“ジンスク”)役:チョン・ジソ
ほか
■第14話あらすじ
ジェホン(カン・ハヌル)、ユニ(チョン・ジソ)、サンチョル(ソン・ドンイル)の3人はチャ・グムスン(コ・ドゥシム)以外の家族に真実を伝える。サンチョルはジェホンたちが俳優だと明かし、2人に罪はないという。セギュ(チェ・デフン)は自分とジウォン(ファンウ・スルヘ)だけが知らなかったことに怒る。ジェホンは悪意はなかったと言い、ユニも気持ちに嘘はなかったと言うが、ジウォンはショックに席を立つ。屋敷を出ていくジェホンたちに、家政婦ジョンスク(ペ・ヘソン)は「あんなに幸せそうな奥様を見たのは久しぶり。2人のおかげ、ありがとう」と2人に感謝する。家族たちはそれぞれジェホンとユニが残した優しい思い出を振り返り、セジュン(チ・スンヒョン)もジウォンの友人を懲らしめてくれたゴルフの後の食事会を思い出す。
偽芝居は終わった。だがジェホンとユニはやり残した気がしていた。
セヨンはペ・ドンジェ(クォン・サンウ)との結婚式の打ち合わせをキャンセルし、祖母の傍にいた。眠る祖母にジェホンたちが出て行ったと話し、彼らはグムスンのためにたくさんのことをしてくれたのに、自分は何もできなかったと謝る。ジェホンはランドリーコーナーの同僚たちに別れの挨拶をし、劇団仲間たちもバイトを辞めることに。そしてセヨンの執務室に向かい、感謝の言葉を告げると、セヨンも「ありがとう」で返し、いざ、祖母の死を目前にして何もしてこなかったと後悔し涙を流す。ジェホンは傍に座って手を握ってやり、「愛が深いと後悔も深い」と慰め、セヨンはジェホンの肩にもたれかかる。執務室を訪れたドンジェが2人の様子を見て、やりきれない思いで酒を煽る。
ジェホンは友人のパク・ノワン(イ・イギョン)と酒を飲みに行き、会話の中であることを思いつく。
株価が異常に高騰し売却の話が暗礁に乗り上げ、焦るセジュンは、今日から査定に入り本格的に売却の話を進めるとセヨンに宣言。そしてリ・ムンソンと手を組むのでセヨンがどうあがいても無理だと告げる。
グムスン以外の家族が揃った屋敷に本物のリ・ムンソンがやってくる。家族たちへのそっけない挨拶の後、「追い払えなくて残念だったな」とサンチョルにいう。「時間を稼いだだけだ」と答えるサンチョル。セジュンが遺産の話を持ち出し、リ・ムンソンがホテル売却を進める自分の側についていると話し、もしサンチョルとジョンスク遺産相続することになったら、自分に株を譲ってほしいと頼む。それまで黙っていたサンチョルが「奥様は何も悪くない。ご両親の早すぎる死は事故のため、リ・ムンソンが北朝鮮で味わった苦しみも運命で、北の家族を恋しがる奥様を責めるのも間違っている。罪があるとすれば奥様の“思い”だ。責めるなら自分の運命を責めろ。なぜ奥様とホテルを嫌うのか。奥様に救われ人生に光を与えてくれた奥様は、一度も間違ったことなどしていない。陳腐な思い付きだと言われても、奥様を喜ばせたかった。奥様の為ならなんでもする」と、祖母を理解しようとせず、祖母が生きている今、遺産の話を持ち出す孫たちを叱責する。グムスンの病室に向かったサンチョルは、グムスンとの出会いの日に自分が傷つけてしまったグムスン傷に触れ、心からの感謝を涙で告げる。
屋敷の中に気まずい雰囲気が流れる。そんな雰囲気を変えようとセギュがリ・ムンソンを食事に誘うが、「お前と家族になるぐらいなら他人のままでいい」と敵愾心をむき出しのリ・ムンソンをみてジェホンを思い出す。
その頃、ジェホンはユニに芝居の台本『カーテンコール』を送りつけ、ユニと劇団仲間を集め、資金は自分が出すので舞台をしようと誘う。ユニも出資すると言い、準備に取り掛かる。そんなか、セギュから呼び出しが入る。セギュは、サンチョルがなぜ2人を選んだのかわかる気がすると切り出し、遺産問題のなくなったジェホンとはもっと気楽に付き合えそうだと話す。自分の進む道を考えていたセギュは、“役者”という仕事に興味を持ち、半ば強引にジェホンの『カーテンコール』の舞台公演に参加することに。
気まずい思いはリ・サンチョルもおなじだった。テジュの事務所に出向きカップラーメンで腹を満たす。その頃、ジェホンはサンチョルに会って、もう一度だけグムスンのために、グムスン一人の為の舞台をしたいと話し、セヨンにも会いに行く。
まだ、意識の戻らないグムスンは、1947年リ・ジョンムンと出会ってからのことを思い出していた。ジョンムンを無料で宿泊させたことで、店から追い出されたグムスンはクッパ店で働いていた。一方、京城(今のソウル)に行ったジョンムンだったが、グムスンのことが忘れられずに興南(フンナム)に戻ってきた。やっとグムスンを捜しあて「これから一生傍にいてほしい」とプロポーズしたのだった。
■見どころ、視聴率、カメオ
邪魔者ジェホンを追い出したセジュンだったが、学歴詐称しているジウォンの友人サンジをギャフンと言わせたゴルフのあと、ジェホンとユニと一緒にした楽しい食事会のことを思い出していた。
北朝鮮の方言になれていた耳に、ジェホンとユニとの聞きなれた韓国標準語でじゃれる姿が子供のようで微笑ましい。また、ジェホンとセギュとの本当の兄弟のような関係も愉快だ。「セギュがセギュの役を演じる」というジェホンの提案を断ったセギュは誰の役を担当するのか?そしてジェホンが見せてくれるグムスンの1人の為にどんな舞台を見せてくれるのか?次回が楽しみだ。今回は第2話で登場した友人役でイ・イギョンが再登場する。
またこの回ラストでは、北朝鮮を舞台にハ・ジウォンとカン・ハヌルが若かりし頃のグムスンとジョンムンを演じる、プロポーズの場面も登場した。現代と過去、異なる人物を完全に演じる2人の演技力に改めて感動させられる。
第14話の視聴率は、全国5.2%、首都圏5.1%と微増(ニールセンコリアより)。残すところあと2話。ジェホンたちはどんな舞台を見せてくれるのか?
韓国KBS2にて毎週月・火曜日の午後9時50分に放送の「カーテンコール」はAmazonプライムビデオで同日より配信している。第14話は12月20日(火)放送・配信予定となっている。
◇Youtube「カーテンコール」関連動画
◇KBS公式ページ
◇公式ティーザー映像 日本語字幕なし
【作品詳細】【「カーテンコール」を2倍楽しむ】