22日 片岡鶴太郎主演 終着駅シリーズ最終作「十月のチューリップ」これで見納め、 さらば牛尾刑事!あらすじと予告

2022年12月21日21時58分ドラマ
©テレビ朝日

12月22日(木)よる8時より、森村誠一ミステリーサスペンス 終着駅シリーズ・ファイナル「十月のチューリップ」がテレビ朝日で放送される。予告動画は番組公式サイトで公開中。動画配信サービス「TELASA」で“終着駅シリーズ”が多数配信されている。

森村誠一の「終着駅シリーズ」、西村京太郎の「トラベルミステリー」、日本のミステリー界に燦然とその名を刻む、両巨匠によって生み出され、ミステリードラマの“レジェンド”ともいうべき存在である2シリーズが、12月22日の「十月のチューリップ」、29日「十津川警部のレクイエム」の2作品をもって、ともに終幕を迎えることとなった。


 
「終着駅シリーズ」は、1990年からテレビ朝日系で放送されている森村誠一原作の刑事ドラマシリーズで、執念の捜査で事件の奥底に潜む真相に迫る、新宿西署のベテラン刑事“モーさん”こと牛尾正直(うしお・まさなお)の活躍を描くミステリーだ。主人公の牛尾刑事を、第1作から第4作までは露口茂、第5作からは片岡鶴太郎がバトンを受け継ぎ、今回ファイナルとなる作品が第38作となる。

12月22日(木)に放送される最終作「十月のチューリップ」では“神の手”を持つといわれる心臓外科医・前園徹(天野浩成)が刺殺される事件が発生。牛尾は第一発見者であるフラワーショップ店主・北野英子(美村里江)に疑惑を抱くが、やがて事件には思いもよらぬ真実が隠されていることが明らかになり…。善と悪、そして生と死を深く考えさせる、辛く悲しい事件が描かれていく。

そして、今作でも新宿西署のレギュラーメンバー、牛尾の相棒で後輩刑事の大上達夫役の東根作寿英、“山さん”こと山路刑事役の徳井優、上司の坂本課長役の秋野太作らも登場。そして、前作で故人となった牛尾の愛妻・澄枝役の故・岡江久美子さんがキャストに名を連ね、回想シーンでの出演となる。

ファイナルのゲストに、フラワーショップ経営者・北野英子役で美村里江、殺害された天才外科医・前園徹役で天野浩成、徹の母で医院長の前園貴子役で原日出子が出演する他、下條アトム、平泉成といったベテラン勢に加えて、天野浩成、鶴田忍、松田悟志、大寶智子ら実力派俳優、さらにグラビアアイドル菊地姫奈が高校生役で出演し、珠玉のミステリーを紡ぎあげる。

26年、通算で50作にわたって「終着駅シリーズ」の主人公・牛尾刑事役を務めてきた片岡は「始まりがあれば終わりがあるもの、と常々思ってきましたので、“その時が来ましたか”という気持ちでした。このドラマがベースにあったからこそ、今の私もこれからの私もあると思っていますので、作品には感謝しかありません」と、ファイナル決定を淡々と受け止めたと告白。さらに「私の中には常に尊敬してやまない牛尾刑事の姿がある」とも明かし、今後も岐路に立ったとき、彼だったらどう考えるのか自らに問いかけ、彼に近づくよう己をしつけていくと、これからも牛尾刑事とともに生きていくと語っている。

ついにラストを迎える、王道のサスペンスミステリー「終着駅シリーズ」。牛尾刑事の最後の勇姿をお見逃しなく!

■あらすじ
総合病院の副院長・前園徹(天野浩成)が刺殺された。臨場した新宿西署の刑事・牛尾正直(片岡鶴太郎)が、第一発見者の北野英子(美村里江)から事情を聴くと、現場から急ぎ足で立ち去る大柄な男を目撃したと話す。そんな中、徹が病院の特別室に、学校のいじめを苦に飛び降り自殺を図り意識不明の重体に陥った高校生・川合理香(菊地姫奈)を迎え入れていたことを知る。理香は病院で働く看護師の娘で、彼の行動は美談として報じられていたが、その一方で徹は病院長でもある母・貴子(原日出子)に面倒なことはすべて頼りきっていたという。そして、英子の目撃証言に合致する関係者が浮上するが、英子は自分が見た男ではないと証言。牛尾はきっぱりと否定する英子に、かすかな疑念を抱き…。

テレビ朝日12月22日(木)夜8時より、森村誠一ミステリーサスペンス 終着駅シリーズ・ファイナル「十月のチューリップ」を放送。原作:森村誠一/出演:片岡鶴太郎 東根作寿英 徳井優 秋野太作 岡江久美子/ゲスト出演:美村里江 天野浩成 原日出子 下條アトム 平泉成 鶴田忍 松田悟志 大寶智子 菊地姫奈 ほか。PR動画は番組公式サイトで公開されている。

終着駅シリーズ・ファイナル「十月のチューリップ」番組公式サイト

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