NHK朝ドラ「舞いあがれ!」お父ちゃんが大変なことに!高橋克典を助けたい福原遥は奔走する!第12週ネタバレと第13週予告

2022年12月23日08時56分ドラマ
@NHK

NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第12週のネタバレと第13週「向かい風の中で」(12月26日~12月28日)のあらすじと見どころをご紹介!自然豊かな五島にいた舞(福原遥)に父(高橋克典)が倒れたと知らせが届く!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

1990年代から今を舞台に、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく舞(福原遥)の挫折と再生を描く「舞いあがれ!」の第12週が12月19日から放送された。「舞いあがれ」の年末年始は第13週「向かい風の中で」を12月28日まで放送し、1月3日は特別編としてお好み焼きや「うめづ」のセットからお正月スペシャルを放送する。年始の通常放送は1月4日からとなる。



無事に航空学校を卒業し、博多エアラインに就職した舞(福原遥)を待っていたのはリーマンショックという辛い現実だった。内定状態のままで、実際の就職は1年先になる。実際にこの時期に就職を経験した人には胃が痛くなるような話だ。1年後に無事に就職ができればいいが、それまでに経済がもどっていないと大変なことになると心配する視聴者も多い。

リーマンショックのあおりを一気に受けた浩太(高橋克典)の工場に比べ、なんと、舞の兄・悠人(横山裕)はリーマンショックを予想していた数少ない投資家としてもてはやされている。今までの朝ドラヒロインのダメ兄とはちょっと違う一面を見せるが、一方で両親の工場が危機にさらされている今、何もしないのかという意見もでている。

舞は時間があることもあり、祥子(高畑淳子)のいる五島に向かうが、そこには幼なじみの貴司(赤楚衛二)も偶然にいる。アメリカに語学留学にいっている柏木(目黒蓮)がそのことを知ったら嫉妬の嵐になるのではと思われるほど、舞と貴司の雰囲気がいい。まるで孫夫婦が祖母の元に帰省しているようだ。

年末最終週となる12月26日からの放送の「向かい風の中で」では父の工場にさらにピンチが押し寄せる。病に倒れ、工場は赤字続き……そんなところに悠人もやってくるが、また親子でぶつかってしまう。なにか明るい兆しをみせて新しい年を迎える回となるのか?

【第12週(2022/12/19-12/23)ネタバレあらすじ】
舞(福原遥)たちは仙台の航空学校の最終訓練過程と並行して、それぞれ航空会社への就職活動を始める。面接で舞は緊張しつつも、担当者に丁寧に自分の考えを答える。順調に就職を決める同期とは別で、なかなか採用されない日々が続く。しかしついに、舞の携帯に非通知の電話がくる。矢野学生(山崎紘菜)に促されて慌てて電話に出る舞。それは博多エアラインの採用内定の連絡だった。同期の5人で卒業祝いをしていると水島(佐野弘樹)もやってきた。みなで祝っていると、柏木はこの後就職するまでの間、アメリカに語学留学にゆくと告げる。

2008年12月。航空学校を卒業して東大阪へ帰省した舞は、隣のお好み焼き屋・うめづへお土産を持っていく。そこで雪乃(くわばたりえ)から兄の悠人(横山裕)の記事が掲載された雑誌を見せられる。悠人はリーマンショックを予測した投資家として、大々的に取り上げられていた。浩太(高橋克典)もその記事を読み、雑誌に掲載されている悠人の写真に複雑な気持ちで向き合う。浩太の工場はリーマンショックのあおりをくらって業績が一気に傾いていた。社員に出すボーナスも全員3万円しかない。なんとかしなくてはいけないと思いつつ、工場の苦境を舞にも隠す。そんな時、めぐみ(永作博美)の元に、祥子(高畑淳子)から怪我をしてしまったという連絡が入った。めぐみは、舞に五島に行ってほしいと頼む。五島にはちょうど貴司(赤楚衛二)もいるという。

信吾(鈴木浩介)ら役場が始めた五島への留学体験の試みで祥子の家に滞在する森重親子と、舞は対面する。舞たちは息子の朝陽(又野暁仁)君に優しく接するが、彼は気難しい態度をとり部屋から飛び出してしまう。困惑する舞や祥子に信吾は、朝陽は都会の学校で馴染(なじ)めず、母親の美知留(辻本みず希)が彼の環境を変えようと五島に来たと説明する。

ある日、舞がフライトをイメージして練習していると、途中から朝陽がすらすらと言い出した。朝陽は自分が興味あることならとことん追求できるが、それ以外には興味がない。友達ともうまくつきあえないでいた。舞が話す航空機の専門用語は気に入ったらしい。

祥子の家に貴司がやってきた。貴司と再会した舞は、これまでの旅の話を聞く。舞は自分の近況を伝えるが、今は朝陽と仲良くしたいと言う。自分の気持ちを上手く言えなかった幼少期の自分と朝陽を重ねていた。そんな舞に貴司は自分の気持ちは吐き出す時は吐き出した方がいいとアドバイスする。舞は祥子に内定が延期になって不安になっていることを素直に話した。

祥子の家の縁側に南天の実を並べる朝陽。舞がその傍らに座り、空を見つめながら快晴で何もないと朝陽に語ると、朝陽は昼でも星はあるという。祥子が船で使っている双眼鏡を朝陽に貸すと、朝陽はずっと空を見続ける。そんな朝陽をみて美知留は「もう寝よう」というが、朝陽は言うことを聞かない。

美知留は他の子とは違う朝陽の成長に不安を抱いていた。祥子につい本音を漏らしてしまう。祥子はそんな美知留のことを優しく見守っている。

舞は朝陽が星が好きなことから、星を見るのに一番良い場所はどこかをみじょカフェで木戸(哀川翔)や一太(若林元太)に聞く。すると、さくら(長濱ねる)がまたもや「むっちゃん」の話を始めてのろけるが、そのむっちゃんが星が好きで「星空クラブ」を作ったと聞かされる。星空クラブのチラシをもらった舞は、朝陽の母・美知留に勧めてみる。しかし、美知留の話によると、以前、中学生に「うるさい」と怒られた過去があり、難しいのではという。それでも朝陽はいったんは行く気を見せる。しかし、寸前でまた「いかない」と言い出す。

貴司はそんな朝陽が考えていることを文字で表す。すると、朝陽はそれにさらに思っていることを付け加える。星空クラブに行ってみたい気持ちが大きいが不安もあることもわかった。そしてついに星空クラブに参加する。朝陽の件が少しずついい方に向いてきたところだったが、そこに浩太が倒れたという連絡が入った。

【第13週(2022/12/26-12/28)あらすじ】
■第61話(月)
浩太(高橋克典)が救急車で運ばれたという知らせをめぐみ(永作博美)から受けた舞(福原遥)は、急ぎ東大阪へ帰り、浩太の入院する病院へ行く。めぐみに付き添われつつも、ベッドの上で浩太は元気そうにしている。それを見た舞は安堵(ど)する。病名は胃潰瘍で1週間の入院と医師から言われているが、浩太はすぐにでも退院したいと言い、めぐみにたしなめられる。

■第62話(火)
退院した浩太(高橋克典)は、会社の朝礼で心配をかけたことを従業員たちに謝り、皆と元気にラジオ体操をする。そして職場の自席に座り喜ぶ浩太。めぐみ(永作博美)もその様子に喜ぶ。そこへ経理の古川(中村靖日)がやって来る。古川は経費削減のために人員整理をして欲しいと言うが、浩太は頑なにそれを拒もうとする。

■第63話(水)
舞(福原遥)が工場を手伝い始めてひと月。浩太(高橋克典)は社員たちに経営状態が改善していないことを説明し、皆にコストを下げて利益をどう上げるか知恵を貸して欲しいと頼むが、会議室はそれぞれの部署の言い分がぶつかり険悪な雰囲気になる。舞は任されている商品梱包の仕事を責任感をもって行うが、昼休憩に緊張した肩をほぐしていると、事務員の山田(大浦千佳)に嫌味を言われてしまう。

【脚本】桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太
【出演】福原遥,高橋克典,永作博美,横山裕(関ジャニ∞),高畑淳子、山下美月(乃木坂46),赤楚衛二,古舘寛治,葵揚,又野暁仁,辻本みず希,他
【語り】さだまさし
公式Twitterアカウント「@asadora_bk_nhk」

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHKあさドラ「舞いあがれ!」番組公式サイト
NHKあさドラ「舞いあがれ!」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk

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