BS日テレ「華政(ファジョン)」第56-60話あらすじ:ようやく王宮へ戻れた昭顕世子!朝廷を取り戻すが!

2023年01月19日14時30分ドラマ
©2015 MBC

BS日テレで放送中の「華政(ファジョン)」はイ・ヨニ、キム・ジェウォン、チャ・スンウォン共演の韓流時代劇!1月20日(金)第56話~第60話のあらすじと見どころを紹介、予告動画はDVD公式サイトにて公開中だ。

「華政」は朝鮮王朝第15代王・光海君16代王・仁祖の時代を中心に、王座を巡る熾烈な争い、駆け引き、そして切ない恋が壮大なスケールで描かれる。
【「華政」を2倍楽しむ】では、以下のようなドラマの時代背景や実在の人物紹介、各話の詳しいあらすじと見どころ、豆知識などをまとめて紹介している。

■キャスト
ファイ=貞明公主役:イ・ヨニ
 子役:オ・ジョンウン→チョン・チャンビ
ホン・ジュウォン役:ソ・ガンジュン
 子役:チェ・グォンス→ユン・チャニョン
カン・イヌ役:ハン・ジュワン
 子役:イ・テウ→アン・ドギュ
光海君役:チャ・スンウォン
綾陽君役:キム・ジェウォン
ほか

■第56話
清の人質となっていた昭顕世子と鳳林大君は、8年後にようやく朝鮮への帰国を許される。しかし昭顕世子たちが清にいる間に、仁祖は病に伏し、朝廷はジャジョムが牛耳っていた。王宮へ戻った昭顕世子は、以前から計画していたジュソンとジャジョムたちの一掃を実行に移す。粗悪な銀を鋳造して莫大な富を得ていたジュソンの商団の摘発に乗り出し、ジュソンと手下は捕らえられる。同時にジャジョムたちに摘発の計画がバレないよう罠を仕掛けていた。同じ頃、昭顕世子が帰国したことで息子崇善君と自分の身に危険を感じ焦ったヨジョンは、仁祖の意識を回復させるため医官のヒョンイクを訪ねる。
清での8年間で、世子(ペク・ソンヒョン)とヨンゴルテ(キム・ジュンベ)の関係が変わっているので注目しよう。チャン・ヒョク主演の「推奴-チュノ-」では、この二人を「清潭洞<チョンダムドン>スキャンダル」スホ役のカン・ソンミン と、「武神」蒙古のタングト役のユン・ドンファンが演じている。ちなみにイ・ミノが演じた鳳林大君役は「推奴」では「不滅の李舜臣」で光海君を演じたイ・インが担当している。イヌが貞明や世子と行動を共にするということは、父であるジュソンを倒すこと。イヌの辛い心境を誰よりも知るのがジュウォン。2人で交わす会話もお聴き逃しなく。さて、今回は、ジュソン商団の摘発があるが、珍しい銀の鋳造場面が見られる。もっとも粗悪品だが…。 ※この回の詳しいあらすじは56話詳細で。

華政57©2015 MBC■第57話
ヒョンイクの治療の甲斐があって意識が戻った仁祖は、ジャジョムのウソの報告により昭顕世子が清と内通していると疑い、昭顕世子を呼び出し問い詰める。疑うようなことは何もないと答える昭顕世子だが、仁祖はそれを信じられず激怒し、二度と会わぬと言い放つ。大殿から引きずり出された昭顕世子は、泣きながら奸臣に惑わされるなと訴えるが、結局東宮殿に幽閉されてしまう。ジャジョムはこれを機に昭顕世子を廃し新たな後継者を立てるべきだと主張し、ヨジョンの子である崇善君を後継者に据えようと考える。そんな中、ヨジョンは昭顕世子が体調を崩して寝込んだことを知り…
キム・ジャジョムの「人は他人の心も同じだと思いがち」のセリフこそが仁祖と昭顕世子との悲劇の始まり。朝鮮王朝でワケアリ即位した王が、親子・兄弟間で骨肉の争いをしたのもこのセリフで説明がつく。仁祖が世子の部屋でみつけた清から持ち帰った品々をぶちまけた後の、世子の言葉が仁祖の怒りに火を点ける。キム・ジェウォン。ペク・ソヒョンの渾身の演技に注目。
父ジュソンとイヌの対面シーン。2度まで父を裏切ることになったイヌ。一度目は恋心、2度目は…。ラスト、兄昭顕世子に会いにいった鳳林大君は何を聞くのか?次回、世子嬪との対面後でその会話の全貌が明かされる。 ※この回の詳しいあらすじは57話詳細で。


華政58©2015 MBC■第58話
貞明公主は苦境に立たされた昭顕世子を救うため、ジュソンから賄賂を受け取っていた重臣らの名簿を街に張り、世論を動かそうと試みる。その頃ジャジョムとヨジョンは、医官を東宮殿に送り込み、昭顕世子の暗殺をもくろむ。事情を察した貞明公主とジュウォンは急いで駆けつけるが、昭顕世子は謎の死を遂げる。ジュウォンは、医官に世子の診察を命じたのは仁祖だと聞かされ衝撃を受ける。一方、ヨジョンは自分たちを断罪すれば王も責任を問われることになると仁祖を脅迫する。突然の昭顕世子の死に宮中も悲しみにくれ、死の真相を究明するよう官吏たちが立ち上がり、都中の民も真相究明を訴える抗議行動に出る。
歴史に残る昭顕世子の死についても暗殺の疑惑が出ている。劇中のヨジョンと世子の暗殺を目論んだイ・ヒョンイクは実在した医官。「悲劇の昭顕世子に向けた仁祖の怒り!」で詳しく紹介。今回もジャギョンが大活躍。演じたコンミョンの史劇アクションも板についてきた。
昭顕世子の最期があまりにも憐れだ。号泣するジュウォンを前にして見開いた仁祖の目は息子の死に何を思ったのか…。世子嬪の仁祖への涙の訴えをお聴き逃しなく。世子嬪である嬪宮カン氏を演じたのはキム・ヒジョン。ドラマ「コッチ」でウォンビンの姪として人気者となった子役出身の美人女優だ。子役時代には「女人天下」「王と私」にも出演しており、「王の顔」ではソ・イングクが演じた光海君の妻役で出演。それにしても王まで脅迫するとは…悪女ヨジョンはどこまでのさばるのか? ※この回の詳しいあらすじは58話詳細で。


華政59©2015 MBC■第59話
王から全権を譲り受けたジャジョムはジュソンを釈放し、崇善君を世子に据えようと目論む。同じ頃、世子嬪は鳳林大君に昭顕世子の遺志を継いで世子になるよう説得する。貞明公主も昭顕世子の最後の言葉を伝えて後押しする。ある日、仁祖と王妃は静養のため温泉へ向かうが、ジャジョムは二人が留守の間に便殿会議を開いて崇善君を世子にする命令書を発表しようとする。貞明公主は仁祖を説得するために後を追う。仁祖は貞明公主の説得を受け入れて王宮に戻り、鳳林大君を新たな世子の座に据えると宣言。ジャジョムらは、崇善君を世子に指名する命令書があると抗言するが、仁祖は承諾した覚えはないと突っぱねる。
兄想いの鳳林大君は、ジュウォンの「大君に王の資質はない」という言葉にショックを受けるが、昭顕世子はそんな弟・鳳林大君をどう評価していたのか?貞明の言葉で明かされるのでお聴き逃しなく。ジャジョムの操られている仁祖は“傀儡王”とも揶揄され、イ・ビョンフン監督の「朝鮮王朝500年シリーズ」(MBC)の7作目にも「傀儡王 仁祖」という作品がある。
仁祖の後を追いかけた貞明が仁祖をどのように説得するのか。顔面蒼白の仁祖が自ら王の器ではなかったと認める瞬間をお見逃しなく。
今回一番のお手柄はイ・グィの長男・イ・シベク。「善徳女王」でアルチョン役を演じたイ・スンヒョだ。彼の
都承旨としての忠義が国を救った。
ところで、「華政」では昭顕世子と鳳林大君が同時帰国のようにえがかれているが、実際には、兄・昭顕世子の訃報をきいて、鳳林大君が清から急いで帰国した。 ※この回の詳しいあらすじは59話詳細で。


華政60©2015 MBC■第60話
世子となった鳳林大君は早速、ジュソンとジャジョムを追い詰めにかかる。焦ったジャジョムとヨジョンは、貞明公主を陥れて鳳林大君もろとも倒そうと計画するが、貞明公主たちは、ジュソンとジャジョムを互いに戦わせる作戦を考えていた。一方、何も知らないジャジョムは、ジュソンと手を組み貞明公主を陥れる計画に着手する。翌日、王宮から貞明公主が謀反を企んだ証拠が出たという知らせが入る。だが、それは「世子と王を廃して、崇善君を王にする」という内容の祈願文で、ジャジョムが謀反を起こそうとした証拠となるものだった。ジャジョムとジュソンは協力し合うフリをして、互いを陥れようとしたのだった…
前回に続いて、冒頭の回想シーンで貞明が仁祖を説得した言葉が聞ける。鳳林世子がジュソンとジャジョムを追い詰めるためにチェ・ミョンギルに調べさせた“承政院日記”とは朝鮮王朝の歴史記録。韓国の歴史を知るのに手放せない“朝鮮王朝実録”は、これを抜粋したもの。2001年にユネスコ指定世界記録遺産に登録された。詳しくは【朝鮮王朝豆知識】◆歴史記録書 で解説。
すっかりたくましくなった鳳林世子。さすが5歳から子役として演技を積んできただけにイ・ミノ(イ・ミンホ)。見事に鳳林世子の成長ぶりを具現している。さあ、鳳林世子とジュウォンがどんな作戦でジュソンとジャジョムを同士討ちさせるのか?仁祖が鳳林世子を前につぶやく一言が切ない。  ※この回の詳しいあらすじは60話詳細で。


BS日テレ「華政」番組公式サイト
 2022年11月4日スタート 月~金13:00-14:00
「華政」DVD公式サイト

kandoratop【作品紹介】【「華政」を2倍楽しむ】