NHK朝ドラ「舞いあがれ!」亡き父・高橋克典の夢に向かって福原遥は航空機の部品に挑戦!第16週ネタバレと第17週予告

2023年01月20日09時05分ドラマ
@NHK

舞(福原遥)はお父ちゃん(高橋克典)の遺した工場を母・(永作博美)と協力して新規受注にこぎつけた!悠人(横山裕)も助けてくれた!NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第16週のネタバレと第17週「大きな夢に向かって」(1月23日~1月27日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

1990年代から今を舞台に、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく舞(福原遥)の挫折と再生を描く「舞いあがれ!」の第16週が1月16日から放送された。パイロットの夢を捨て、工場再建を目指して懸命になる舞の姿が描かれた。



営業のために日々、ネジについて学んでゆく舞のことを社員たちは最初は冷たい目で見ていたが、その真摯な姿勢と実際に注文をとったことでその視線は変わってゆく。舞の前向きで真摯な姿勢が描かれた。舞と机を並べる経理の山田(大浦千佳)も最初は「お嬢さんのお手伝い」と厳しい視線で嫌みばかりだったが、仕事がとれるまで頑張ると応援する姿勢に変わっていき、さらに残業にも協力するなどの変化があり、注目を集めた。以前の朝ドラ受けで、博多大吉が「山田さんがいい人にいつ変わるか」に注目していたこともあり、18日放送の第74話、19日の第75話放送後は、ネットで山田さんが話題となった。

また、母・めぐみ(永作博美)の健康や舞の将来を心配する兄の悠人(横山裕・関ジャニ∞)は、工場を売ることと持ち掛ける。マンションを建てて家賃収入でめぐみに楽をしてもらうと思うのだ。悠人は悠人なりの考えで動いているものの、やはりなかなか受け入れてもらえない。しかし、最終的に、土地と工場に対して出資することになる。これでめぐみも一息つけ借金に追われる経営から一歩脱却する。

23日から放送される第17週は、4年後になる。舞は工場の営業のエースに育っていた。そして、貴司(赤楚衛二)の短歌も認められてゆく。浩太(高橋克典)の夢だった航空機の部品作成への夢が舞の新たな夢となってゆく。舞たちに航空部品の話を持ってくるのは菱崎重工の重役であり、舞の父・浩太と長崎の職場で一緒に働いていた荒金(鶴見辰吾)だ。空への夢が別の形で実現してゆく。

【第16週(2023/1/16-1/20)ネタバレあらすじ】
IWAKUARAの再生をめぐみ(永作博美)とともに行う決意をした舞(福原遥)。会社では、めぐみが社員に在庫処理、経費削減、リストラを終えたことで信用金庫の信頼を得て、融資への返済期限が延長されたことを報告する。しかし、猶予は半年。そこでめぐみは営業に注力するとし、舞がそのメンバーになることを発表する。パイロットになるまでの間の手伝いをしていると思っていた社員は驚く。そして、「お嬢さんに何ができる?」というやや反発の視線も浴びることになる。

悠人(横山裕)が実家に来た。それは家や工場を売ってマンションを建て、その家賃収入でめぐみに楽をしてもらおうと考えてのことだ。舞は反発するが、めぐみは「考えてくれている」と優しい。しかし、大変でも工場を守りたいと聞いて、悠人は帰っていった。

実際に営業にいっても、門前払いや冷たい言葉が待っていた。舞自身、自分はIWAKURAのねじを知らずに営業に出ていたことを痛感する。IWAKURAのネジがどのように作られているか笠巻(古舘寛治)から講習をうける。めぐみも、その講習に加わる。その様子を目にした社員からは、笠巻を気遣う声やネジの素人が自分たちの社長ということを嘆く発言も出るが、若手でネジが好きな土屋(二宮星)は自分のためにもと、笠巻の講習会に参加する。

苦戦する舞だったが、貴司(赤楚衛二)からの優しく見守ってくれている短歌がついたはがきをもらうと元気を取り戻すのだった。

会社では売り上げデータを確認していためぐみが、営業担当の藤沢(榎田貴斗)に、ある受注の確認をする。それは売れば売るほど赤字になるというものだった。藤沢はリーマンショックで仕事が減った際に、何とか売り上げを出そうと、安く仕事を請け負ったと説明する。その注文主の元へ向かっためぐみはしっかりと営業をして値上げ交渉に成功する。藤沢は工員たちにその様子を自慢げに話す。そんなとき、舞の営業先の一つから注文の電話が入った。舞は急いで先方に向かった。

舞が藤沢と会社へ戻ると、社員たちが食堂に集まっていた。舞が本当に仕事を取れたのかどうか、図面を見るまで信じられないと二人の帰りを待っていたのだ。舞が図面を広げると、にわかに沸き立つ社員たち。数量も多く、なかなかに大きい取引だからだ。ただ、結城(葵揚)がいない中で、そのネジの設計を誰がするのかと不安になる。結城から設計を教えてもらっていた社員も頑張るがなかなかうまくいかない。舞は結城に頼ることにした。そして、無事に試作品ができあがる。結城も「IWAKURAでみんなとネジを作るのが楽しい」という。めぐみは結城に戻ってきてもらうためにもと、ある決心をする。それは工場と土地を悠人に買ってもらうことだった。

めぐみは、土地と工場を投資として悠人に買ってもらったことを社員に伝えた。賃料は払うことになるが、借金をなくしたことで経営の自由度は増す。結城にも戻ってきてもらうことになった。めぐみは舞に、これまでは従業員とその家族の生活に責任があったが、これからは投資をしてくれた悠人にも責任が生まれたと話す。そして試作品ができあがり、大型の受注をもらうことになった。

五島から帰ってきた貴司と医者との交際がうまくいっている久留美(山下美月)とお祝いをしていると、そこにデラシネの店主(又吉直樹)がやってきて、貴司の作った短歌を褒めた。デラシネの鍵を貴司に預けて帰って行った。

【第17週(2023/1/23-1/27)あらすじ】
■第77話(月)
2013年夏。舞(福原遥)がIWAKURAに入社して4年が経ち、営業のエースになっていた。会社の業績も右肩上がりで、社長のめぐみ(永作博美)は機械を増やすか悩む。一方、貴司(赤楚衛二)は古本屋・デラシネで短歌を作り続けていた。そして舞は、浩太(高橋克典)の夢を実現すべく、めぐみに航空機産業参入支援セミナーに参加しようと提案する。

■第78話(火)
貴司(赤楚衛二)は舞(福原遥)と共に選んだ作品を短歌の芥川賞ともいわれる長山短歌賞に応募する。一方、めぐみ(永作博美)から渡されたIWAKURAの業務報告書に目を通した悠人(横山裕)は、悪くない投資先だとめぐみに言う。そして、きちんとしためぐみの姿に休みではないのかと問う悠人。めぐみは、これから航空機部品の産業支援セミナーに舞と参加すると伝える。

■第79話(水)
舞(福原遥)が営業から帰社すると思いもよらぬ客が、めぐみ(永作博美)を訪ね来ていた。それは航空機産業参入支援セミナーで出会った、菱崎重工の荒金(鶴見辰吾)だった。彼は舞とめぐみに、ある提案をする。それは航空機の部品を試作してみないか、というものだった。設備的にIWAKURAでは難しいと、めぐみは断ろうとするが、舞はまずその部品の図面を見せて欲しいと申し出る。

■第80話(木)
舞(福原遥)たちが試作を請け負った飛行機部品は、扱ったことのない硬い金属のためにうまく製造できない。そこで最古参の笠巻(古舘寛治)が他所の機械を借りようと言う。そこはかつてIWAKURAで働いていた小森(吉井基師)の転職先だった。一方五島では、町役場の信吾(鈴木浩介)がカフェに祥子(高畑淳子)たちを集め、五島に人を集めるアイデアがないか相談する。

■第81話(金)
航空機部品の試作で苦戦する舞(福原遥)たち。それを見かねた小森(吉井基師)が、原材料を電子炉に長めに入れることを提案し、やってみると、遂に圧造が成功する。そして、お好み焼き屋「うめづ」では、工場をたたむ長井(や乃えいじ)への慰労会が開かれ東大阪の仲間が集まる。そこで舞は笠巻(古舘寛治)に、小森の助けもあり圧造がうまくいったことを報告する。

【脚本】桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太
【出演】福原遥,永作博美,横山裕(関ジャニ∞),高橋克典,赤楚衛二,山下美月(乃木坂46),山口智充,くわばたりえ,古舘寛治,葵揚,鶴見辰吾,中須翔真、大浦千佳 他
【語り】さだまさし
公式Twitterアカウント「@asadora_bk_nhk」

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
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