「マツダ プレマシー」の予約受注を開始、プレサイトでイントロダクションムービーを公開

マツダは、7月1日に発売予定の新型「マツダ プレマシー」(179万9000円~231万4000円)の予約受注を5月13日から開始した。同車の2WD車も、同日から同社広島本社地区宇品第2工場で生産を開始した。
同車は、1999年4月に発売され、2005年のフルモデルチェンジを経て、現在では世界主要市場で販売される、累計生産台数81万台を超える同社の代表的なミニバン。
3代目となる新型は、躍動感とエレガントな雰囲気を合わせ持つエモーショナルなデザインを採用。このデザインは、自然界にある水や風などの「流れ」の美しさに触発されたもので、同社がこれまでコンセプトカーで表現し、近年の量産車の一部に取り入れてきた「NAGARE(流れ)」造形を初めて本格的に採用した。
同車の欧州仕様市販予定車は、3月に開催された「ジュネーブモーターショー」で初めて公開され、水の流れをテーマとしたデザインが好評を博した。
新型は、このスタイリッシュなデザインに加え、両側電動スライドドアや多彩なシートアレンジによる高い機能性を備えたフレキシブルな室内空間、スムーズかつスポーティな走行感覚、優れた燃費性能などを備え、乗車した家族の誰もが楽しめる、家族や環境に優しいクルマとして開発された。
また、環境負荷を低減させるため、燃費性能を向上し、素早いエンジン再始動と違和感の少ない操作性を特長とする同社独自のアイドリングストップ機構「i-stop(アイ・ストップ)」を「20S」(209万9000円)と「20E」(192万円)の2WD車に新たに設定した。
同技術は、「2010年次RJCテクノロジーオブザイヤー」、「第6回エコプロダクツ大賞 国土交通大臣賞」、「平成21年度日本燃焼学会技術賞」、「日本自動車技術会賞技術開発賞」、「第42回市村産業賞 貢献賞」を受賞するなど、発表以来高い評価を受けている。
プレサイトでは、イントロダクションムービーにより、同車のエモーショナルなデザインや洗練されたインテリアなどを見ることができる。
「マツダ プレマシー」プレサイト