韓国ドラマ「餌<ミッキ>」第3-4話:チャン・グンソクが事件の真相に迫る!追跡者の正体とは…?ネタバレと見どころ

2023年02月05日15時35分ドラマ
画像:쿠팡플레이 Coupang Playキャプチャー画面

3日(金)に公開されたチャン・グンソク主演「餌(ミッキ)」第3~4話では、立て続けに起こった殺人事件の被害者が皆、過去にホ・ソンテと深い関係がある人物だということが明らかとなった。ネタバレあらすじと見どころ紹介、Youtubeオフィシャルチャンネルにて、予告動画やコメント動画などが公開中だ。

「餌(미끼=ミッキ)」(監督キム・ホンソン)は、韓国史上最大の詐欺事件の犯人が死亡してから8年後、その人物が殺人事件の容疑者に挙がる中、これをめぐる秘密を探るというクライムサスペンスだ。



■キャスト
ク・ドハン役:チャン・グンソク
ノ・サンチョン役:ホ・ソンテ
チョン・ナヨン役:イ・エリヤ
カン・ジョンフン役:イ・ソンウク
イ・ビョンジュン役:イ・スンジュン
ソン・ヨンジン役:パク・ミョンフン
チョン・ソラム役:オ・ヨナ
ユ・オクナム役:ソ・ジョンヨン
 ほか

■第3話「偽者たち」
2006年、詐欺に遭ったノ・サンチョンは、ソン・ヨンジンと親交があると言っていたキム・ソンデ議員を訪ねる。しかし、キム議員は写真の男など知らないと言い…。結局、騒ぎを起こしたサンチョンは警察に捕まってしまう。自分は詐欺の被害者だと訴えるサンチョンだったが、警察は聞く耳を持たず。そんなサンチョンの前に現れたのは、キム議員の補佐官パク・グァンシンだった。

グァンシンはサンチョンを留置所から出してやるも、サンチョンは最初から彼を信用していなかった。車の中で議員とのやり取りを聞いたサンチョンは、グァンシンを拉致。その後、モーテルで未成年者と並んで横になる姿を写真に収め、それをもとにグァンシンを脅迫するサンチョン。そこでサンチョンはソン・ヨンジンとキム議員、そして自分をソン・ヨンジンと会わせたパク社長がすべてグルだと知る――

次長のカン・ジョンフンから1番目の事件のファイルを受け取るドハン。ジョンフンは相変わらず、事件が明るみになることを避けたがった。3番目の現場で拘束されたビョンジュンとナヨンは、現場に到着したときにはすでに被害者は死んでいたと供述。フォレンジックの結果、ビョンジュンの携帯から不審なメッセージが見つかる。そこに書かれていたのは、事件現場の住所と時間だった。これを知ったドハンは、ビョンジュンとナヨンを釈放するという。すると、どういうわけか急に動揺し始めるビョンジュン。しまいには自分が殺したとビョンジュンは自白する。

メッセージが送信された場所は殺されたパク・グァンシンの事務所近くだった。その時間、ビョンジュンは警察に尾行されていた時間のため、犯行は不可能だという。ではなぜビョンジュンは、犯人でもないのに自白したのだろうか。

そんななか、ビョンジュンの身柄が検察に移送されてしまう。納得のいかないドハンは、ビョンジュンを容疑者から除外し、改めて事件を最初から捜査し直すようチーム員に指示する。

その後、ドハンは1番目の事件が発生した現場へ向かい、担当刑事から話を聞く。1番目の被害者は女性、椅子に身体を縛り付けられた状態で見つかったという。そして机の上には、“ノ・サンチョンに殺される”と書かれたメモが。単純な殺人事件と思われた事件だったが、遺体からは指紋一つ見つからず、捜査は難航していた。さらに現場から見つかった身分証は偽物で、今も被害者の身元は確認できていないという。現場となったオフィステルのCCTV画像を目にしたドハンは、その中にジョンフンの姿を発見する。それは事件が起こった数日後に撮られたものだった。

2011年、検察の介入によってノ・サンチョンを目の前で逃してしまったジョンフンは、東部地検のパク・サンド検事のもとへ。なぜ奴を庇うのかと憤るジョンフンに向かって、「ノ・サンチョンを捕まえればすべて終わるとでも?」とサンド。

ノ・サンチョンの被害に遭った人々は、被害者の会を結成。少しでも本格的に捜査が行われるよう記者たちを集めて会見を行うも、無駄足に終わってしまう。それもすべて、裏でノ・サンチョンが新聞社に圧力をかけていたからだった。誰も味方になってくれない状況に絶望する被害者たち。そんな彼らの前に現れたのは、ノ・サンチョンの右腕として知られるチョン・ソラム(オ・ヨナ)だ――

ミッキCoupang Playキャプチャー画面

■第4話「追跡者たち」
2006年、パク社長を捕まえてソン・ヨンジンの居場所を突きとめたノ・サンチョン。彼らは凝りもせず、まったく同様の手法で今も詐欺行為を続けていた。知り合いの男を連れてソン・ヨンジンに会いに行ったノ・サンチョンは、自分がハマったのと同じ方法で男を騙すという。さらに問題が生じたときの責任は、すべてソン・ヨンジンが負うことになる。

男から手に入れた5億ウォン(約5000万円)は、そのままキム議員のもとへ。すっかりノ・サンチョンを気に入った様子のキム議員は秘書のミス・ジョンこと、チョン・ソラムを紹介した――
ミッキCoupang Playキャプチャー画面
警察署を後にしたナヨンは、その足で勤め先の新聞社に立ち寄る。一連の事件が連続殺人事件であること、その背景にノ・サンチョンの存在があることを記事にするナヨン。これで人々がふたたびノ・サンチョンに関心を持つと考えるナヨンだったが、その望みは一瞬にして打ち砕かれた。公開された矢先に記事は削除され、さらにナヨンの働く新聞社には財務調査が入るという。記事を削除したのが警察の仕業だと考えたナヨンは、すぐさまドハンに連絡。記事について何も知らなかったドハンは、ナヨンのいる新聞社へと向かった。記事が上がってすぐ税務署が動いたと聞き、次長レベルで動かせる水準ではないとドハン。

その後、ドハンは被害者の会の一人から話を聞くことになる。女性の話によると、被害者の会ではノ・サンチョンが今も生きていると考え、警察が捜査に乗り出すことを望んでいるというのだ。そんななか、最近になって“追跡者”というIDから、チャットルームにとあるメッセージが届いたという。そこにはノ・サンチョンが今も生きていること、そして奴の仲間を次々と殺すと書かれていた。最初は半信半疑だったものの、実際に1番目の事件が起こってからは、次第に“追跡者”の話が本当だと信じるようになったという。

これを聞いたドハンは被害者の会の連中が事件に加担していると考え、家宅捜査の令状を取りつける。しかし、興奮する被害者たちを追いつかせようと、ドハンに交渉を持ちかけるナヨン。ナヨンから告げられたのは、1番目の被害者がノ・サンチョンの共謀者、チョン・ソラムであるという情報だった。そして、まるでタイミングを狙ったかのように、同じく1番目の被害者がチョン・ソラムだとジョンフン。

そんなジョンフンに、チーム員が撮影した動画を見せるドハン。そこには警察署を出てから今にいたるまでのジョンフンの姿が映っていた。次長の自分を尾行したのかと激高するジョンフンだったが、ジョンフンから語られたその日の行動はすべて嘘だったとドハンは言い返す。さらにオフィステルのCCTV画像を見せたドハンは、「チョン・ソラムを殺したのは次長ですか?」と質問。

最初からこうなることがわかっていたから、懲戒中の自分をわざわざチームに呼び戻したのではとドハン。そしてドハンは、自分が知るべき事実があるなら正直に話して欲しいと告げた。しかし、何も言わずに部屋を後にするジョンフン…。

過去、ノ・サンチョンの指示で被害者の会へ足を運んだチョン・ソラムは、自らもまた、ノ・サンチョンの被害者だと主張した。殺気立つ被害者たちに向かって、ソン・ヨンジンが殺されたと告げ、ノ・サンチョンから奪い返すべき金があると話すソラム。彼女が被害者の会に送られた理由は、ノ・サンチョンが無事に海外へ逃亡するまでの時間を稼ぐためだった。ノ・サンチョンの居場所がわかったというソラムの一声につづいて、次々と事務所を飛び出す被害者たち。一方、高校生のナヨンはソラムを信用することができず、警察に通報する。

ソラムの案内で別荘にたどり着いた一同。しかし、もちろんそこにノ・サンチョンの姿はなく。つづけて駆けつけた警察を見て、ソラムはハッと息を飲んだ。被害者たちの協力でなんとか逃げ出したソラムは、真っ暗な山奥で一人の青年に助けられる。それは被害者の会のメンバー、チョン・ジェファンだった――

駐車場で待っていたドハンを誘い、食堂へ向かったナヨン。そこでナヨンは、指名手配中のチョン・ソラムがなぜ、韓国に入国できたのかと疑問を口にする。ソラムが持っていた偽の身分証は、韓国に入国した後で手に入れたものだった。その背後には、別の黒幕がいるのではとナヨン。
ミッキCoupang Playキャプチャー画面

一方、ナヨンとビョンジュンが、単純に捜査を妨害しようとしているだけとは思えないドハン。犯人を知っているのかと聞かれ、ナヨンはその人物を“あの人”と表現した。ナヨンがいう“あの人”には被害者たちに血の涙を流させた人々のリストがあり、一連の連続殺人事件の被害者3人はいずれも、そのリストの上段に書かれていた者たちだった。さらにリストの次の欄には、傍観者カン・ジョンフンの名前が…。

■見どころ・感想
一連の事件の被害者は皆、過去にノ・サンチョンの詐欺行為に加担した者たちだった。第1の被害者チョン・ソラムは、かつてキム議員の秘書を務めていた女性。その後、キム議員からノ・サンチョンを紹介されたソラムは、彼の右腕として働くこととなった。整形で顔を変え、偽の身分証を使って韓国で生活していたソラム。ナヨンが言う通り、なぜソラムは韓国に入国できたのだろうか。

つづく第2の被害者は1話で登場したソン・ヨンジンだ。ヨンジンはかつて、ノ・サンチョンをカモにして詐欺行為を働いた人物。その後、どういう縁なのかノ・サンチョンのもとで一緒に働くことになったようだ。ソラムは被害者の会の皆の前でノ・サンチョンがソン・ヨンジンを殺したと言っていたが、実は死んだと思われたソン・ヨンジンはなんとかテトラポットから這い上がり、九死に一生を得ていた。

そして、2話の最後に発生した第3の事件の被害者は、キム議員の補佐官を務めていたパク・グァンシン。第3話の冒頭では、ノ・サンチョンとパク・グァンシン、そしてキム議員の出会いが描かれた。それにしても、肝心のキム議員が今も健在なのが気になるところだ。

第4話で明らかとなったリストの存在。もし犯人がそのリスト通りに殺人を行っているとすれば、次なるターゲットは次長のジョンフンだろう。果たしてドフンは事件を未然に防ぐことができるのだろうか。そして犯人の正体とは?

チャン・グンソク主演「餌(ミッキ)」は、Coupang Playにて毎週金曜日夜8時に2話ずつ配信される。また今年上半期にシーズン2が配信予定。気になる予告動画や最新映像はCoupang Playの公式チャンネルで公開中だ。

Youtube「쿠팡플레이 Coupang Play」チャンネル

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