中国ドラマ「上陽賦~運命の王妃~」(全68話)第1-4話:はじまりの時~子隆の失敗

2023年02月08日21時00分ドラマ
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累計販売部数60万部、“中国歴史フィクションの代表作”として不動の地位を確立している人気小説『帝王業』を原作にした時代劇「上陽賦~運命の王妃~」(全68話版)の第1話~第4話のあらすじを紹介。GYAO!にて2023年2月10日(金)0:00~2023年3月31日(金)17:00にWEB先行無料配信される。※毎週月~金曜2話更新。2月10日のみ、第1話~第4話一挙配信。



「上陽賦〜運命の王妃〜」は、総製作費は約170億円、製作期間に4年をかけた本作は、架空の古代中国を舞台に繰り広げられる重厚な人間ドラマと王朝に渦巻く激しい権力闘争を描いた超本格歴史スペクタクル。架空の国・成(王朝)を時代設定や、各話のネタバレあらすじ(全43話版)と見どころ、豆知識は【「上陽賦」を2倍楽しむ】でまとめて紹介している。

■キャスト押さえておくべき5人
王儇(おうけん)役:チャン・ツィイー(章子怡)
蕭綦(しょうき)役:ジョウ・イーウェイ(周一囲)
王藺(おうりん)役:ユー・ホーウェイ(于和偉)
馬子澹(ばしたん)役:トニー・ヤン(楊祐寧)
賀蘭箴(がらんしん)役:ユアン・ホン(袁弘)
ほか

■第1話:はじまりの時
皇帝一族の血筋を引いて生まれた王ケンは上陽郡主の名を授かり、皆に愛され何不自由なく暮らしていた。時は流れ、成人となった彼女は政略結婚に反発し、皇帝から婚姻の自由の約束を取り付ける。王ケンが喜びにふける一方で、辺境の地では数多くの戦士が国を守っていた。そんな中、敵の忽蘭王の首を取った将軍蕭キが、その手柄から王に冊封されることになる。
第1話は、チャン・ツィイー扮するヒロイン、王儇(おうけん)のナレーションベースで、成王朝の現状と重要人物たちの立ち位置などが紹介される。中国ドラマは豪華な調度品や衣装、映像が美しいのも見どころだが、成人の儀の蝶をイメージしたような衣装を着たチャン・ツィイーはため息が出るほど美しい。※この回のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などは1話詳細あらすじ(43話版)を参考にされたい。

■第2話:襲われた皇子
100日の禁足を言い渡された王ケンのもとに、宛如が見舞いにやって来る。そして、旧正月の灯籠祭りの見物に彼女を誘う。約束の日、屋敷を抜け出した王ケンは宛如の代わりに待っていた子澹とにぎわう街へと出掛ける。しかし、楽しい時もつかの間、出先で子澹は何者かに命を狙われる。乱闘の中、2人は見知らぬ男たちに助けられるが……。
迷子にならないために、4つの有力士族を簡単に紹介しておこう。
・馬(ば)氏=成王朝の皇帝一族。王氏の専横と後継者問題に苦悩している。
・王(おう)氏=代々皇后を輩出し、王朝の兵力の半分を持ち馬氏をもしのぐ権勢士族。地盤は皇都の東方にある琅邪。
・謝(しゃ)氏=財力と食糧を握り、王氏に対抗できる力を持つ唯一の士族。
・桓(かん)氏=有力な士族で地盤としている西蜀(せいしょく)は農作物の豊かな土地。婚姻によって王氏と手を結んでいる。
※この回のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などは1話2話詳細あらすじ(43話版)を参考にされたい。


■第3話:王の冊封
子澹が刺客に襲われた数日後、蕭キを宮殿に迎える準備が進められていた。彼との婚姻を言い渡された宛如は、その姿を一目見ようと王ケンと一緒に入城の儀を見に出掛ける。蕭キが宮殿に向かおうとしたその時、王藺の忠臣である顧庸が王の冊封に反対する抗議文とともに遺体で発見される。忠臣の突然の死に、王藺は皇帝に事の報告を申し出るが……。
中国ドラマでは宮殿内や衣装などで赤い色が目につくが、古来から中国の人たちにとって赤は縁起のいい色として好まれてきた。お正月、結婚、開店などハレの日は赤いもので飾る。そんな赤を見慣れた中で、大勢の部下を従え黒づくめの蕭綦入城は強烈な印象を与える。中国では黒は「方正」「正直」「勇敢」のシンボルととらえられており、義理堅く勇敢な兵士などのイメージにうまく重なっている。王儇の目にもそんな蕭綦に英雄を感じたのだろう。
※この回のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などは2話3話詳細あらすじ(43話版)を参考にされたい。


■第4話:子隆の失敗
皇后の策略で子隆の待つ華光殿に閉じ込められた王ケンは、追い掛けてくる子隆を振り払い、塀に上って逃げ出すが足を滑らせ落ちてしまう。それを受け止めたのは、偶然外にいた蕭キだった。一方、王ケンより一足先に華光殿に呼ばれてやって来た宛如は、勘違いから子隆に貞操を奪われてしまう。烈火のごとく怒った皇帝は、皇太子を廃位させようとするが……。
蕭綦(しょうき)の王冊封の裏で、皇太子・子隆と皇后のおぞましい計画が決行され失敗に終わったものの、馬氏、王氏、謝氏の力関係や陰謀、策略などが見え隠れした。そんな中、気になるのがもう一つの有力士族の存在だ。王氏の世子・王夙(おうしゅく)は有力士族の桓氏の娘・桓宓(かんひつ)と政略結婚している。今回、王儇(おうけん)を見舞う場面で夫婦の冷たい関係が見て取れる。物静かで美しい桓宓夫に心を閉ざし、別の人に想いを寄せている。果たしてその人物とは?一方、王夙の桓宓に対する思いは?
※この回のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などは3話詳細あらすじ(43話版)を参考にされたい。


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