NHK朝ドラ「舞いあがれ!」赤楚衛二への思いに気がついた福原遥だがその気持ちを抑える!第19週ネタバレと第20週予告

2023年02月10日09時40分ドラマ
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作品作りに悩む貴司(赤楚衛二)に舞(福原遥)はいったいなにが出来るのか?恋のライバル・史子(八木莉可子)も登場!NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第19週のネタバレと第20週「伝えたい思い」(2月13日~2月17日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

1990年代から今を舞台に、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく舞(福原遥)の挫折と再生を描く「舞いあがれ!」の第19週が2月6日から放送された。舞の兄である悠人(横山裕)がインサイダー取引によって捕まったが、吹っ切れた表情がすがすがしくなった。ドラマ内でやっと横山裕の笑顔が見れた。



そして、なんといっても気になるのは舞が貴司(赤楚衛二)をどう思っているのかだ。取引先の人にもらった水ようかんを久留美(山下美月)に渡した後、貴司にも渡しにゆくとにこやかな表情だ。貴司の舞への思い、舞の貴司への思いに気がついている久留美はなにかいいたそうなのだが、舞は「ほんまにエエ友達を持ったな」と話す。舞は自分の気持ちに気がついていないのではなく、もしも付き合ったとしたら別れてしまった場合に、この大事な「なんでも相談できる幼なじみ」という関係が崩れることを心配しているのだ。それも、貴司にとって自分がそういう立場にあり続けたいと思っている。

2月13日から放送される第20週は貴司フューチャーの週となる。短歌で見事に賞をとったが、編集者からは次の作品をと言われる。しかし、作っても作ってもOKはでない。さらに、貴司の「短歌」のファン・秋月史子(八木莉可子)がやってきたが、「短歌」だけではないようだ。一度は友人、幼なじみという立場を守りたいと思った舞だが、そんな関係のままではいられなくなってくる。

【第19週(2023/2/6-2/10)ネタバレあらすじ】
ワイドショーで悠人(横山裕)がインサイダー取引をした疑いがあると取り上げられる。それを見た雪乃(くわばたりえ)がめぐみ(永作博美)に知らせ、めぐみはそのことをインターネットで確認する。悠人を案じるめぐみと舞(福原遥)は、悠人に電話をするが繋(つな)がらない。自宅前やIWAKURAに大勢の報道陣が詰めかけて大きな騒ぎとなってしまっていた。取引先の人にまで取材される始末だ。そこで、めぐみと舞は従業員を集めて、謝罪する。「関係ない」社員を巻き込んでと話したが、社員たちは工場の危機の際、悠人がたすけてくれたことを忘れていなかった。

悠人は一緒に投資ファンドをやっていた高橋にも激しく責められる。大阪まで戻ってきたものの家にはいることもできず公園へ。雨が降り出してもそのまま倒れ込んでしまう。偶然倒れている悠人を久留美(山下美月)の父・佳晴(松尾諭)が見つけた。佳晴は悠人を自宅へ連れ帰り、濡れた体を乾かそうとする。そこへ久留美がたまたま帰宅する。久留美が悠人の様子を診ると低体温症になっていることに気づく。久留美は佳晴に「服を貸して」と言い、先ずは悠人を温めようと看護師らしく冷静に対処する。悠人は目を覚ます。

めぐみと舞がやってくる。素直になれない悠人に久留美は「頼れる家族がいるなら頼ったらいい」と言い放つ。悠人は実家に帰った。しかし、態度はほとんどかわらなかった。そんな悠人に舞は浩太(高橋克典)が書いていたノートを渡す。そこには悠人の活躍についてうれしいと書いてある文章があった。父親のことを馬鹿にしていたが、この言葉でそれが大きな間違いだったことを知る。

悠人は、舞、めぐみと久しぶりに家族での夕食を囲む。悠人がめぐみに頼んだのはカレーライス。めぐみが舞を連れて長崎・五島に行っていたころ、浩太がよく作ってくれた親父カレーの思い出を、悠人はしみじみと語る。そして、翌日には東京に戻り警察に出頭すると、舞とめぐみに伝える。悠人は裁判にかけられ懲役3年、執行猶予5年の判決がくだった。莫大な額の借金が残ったが、なんとかやっている。

五島の人たちが大阪の百貨店で物産展を開くことになった。信吾(鈴木浩介)やさくら(長濱ねる)がやってくるという。一太は百貨店の百花のことが忘れられない。最初はしぶっていたものの結局、一太も大阪へ行く。

2014年6月。貴司(赤楚衛二)の短歌が好きだという秋月史子(八木莉可子)がデラシネを訪れる。史子は、持って来た自作の短歌を貴司によんで欲しいと頼む。舞が店番をする中、貴司は史子の短歌をよみ、良い歌をよませてもらったとお礼を言う。すると史子は、突然涙を流し、人に見せるのは怖かったが、貴司の短歌をよんで、貴司になら自分の短歌を見せられると思ったと告白する。舞は久留美に貴司が短歌について話が出来る人が現れてよかったというが、実は、貴司への思いに気がつき始めていた。

物産展の景気づけで酔いつぶれ、岩倉家に泊まった五島のさくら(長濱ねる)。舞、めぐみに翌日、朝食までごちそうになり、3杯目のお代わりをする。舞たちは物産展で頑張ってほしいので、遠慮せずに食べてほしいといい、さくらも力をもらう。一太が百花に告白する。いったんは断られそうになり、一太は「忘れてくれ」というが、百花はゆっくりと気持ちを育てたいと言いたかったのだ。幸せな二人をみて五島の人々もほっとした。

物産展最終日に舞が仕事を終わらせ、物産展へ貴司と行こうとデラシネを訪ねると、貴司は出版社の編集者・リュー北條(川島潤哉)に新作の短歌を見せていた。しかし北條は、それらにダメ出しをする。もっと心の底からの叫びを歌にしろというが、貴司は納得できない。店に来ていた史子がリューに反論するが、舞はそれを見ていることしか出来なかった。

久留美から貴司のことをどう思っているんだと聞かれた舞は「ずっと幼なじみのままでいたい」という。それはなくしたくないものだからなのだ。柏木(目黒蓮)と別れてしまい、二度と友達に戻れないことを知っているからこそ、大事な大事な貴司との関係を壊したくないのだが。

【第20週(2023/2/13-2/17)あらすじ】
■第92話(月)
舞(福原遥)が出勤の支度をしていると、かつて貴司(赤楚衛二)から送られてきた短歌が目に留まる。舞は、前日に久留美(山下美月)に告げた貴司への気持ちを思い出すが、それを振り切るように仕事へ向かう。昼食をめぐみ(永作博美)たちIWAKURAの社員たちと「うめづ」でとっていると、新聞記者の御園(山口紗弥加)と出くわし、IWAKURAが御園から取材を受けることになる。

■第93話(火)
舞(福原遥)は久留美(山下美月)との夕食の席で、秋月史子(八木莉可子)から言われたことを打ち明けると、貴司(赤楚衛二)に対して出来ることを探すように、それが舞だと励まされる。一方、貴司は、秋月史子が見守る中、出版社の編集者・リュー北條(川島潤哉)に新たに作った10首の短歌を見せる。しかし、リュー北條から返ってきたのは、これでは駄目だという厳しい批評だった。

■第94話(水)
御園(山口紗弥加)から受けたIWAKURAの取材記事が新聞に載る。書かれたのは女性社員のことだけで、男性社員のことは書かれていないと藤沢(榎田貴斗)は愚痴をこぼす。その記事を目にした貴司(赤楚衛二)は喜ぶが、それも束(つか)の間、編集者のリュー北條(川島潤哉)からの新しい短歌10首の宿題が目に入り、気が滅入(めい)る。

■第95話(木)
早朝に出勤しようとする舞(福原遥)を見てめぐみ(永作博美)は、舞の顔色が悪いことに気づき何でも相談するようにと言うが、舞は大丈夫と言って家を出る。一方、デラシネではリュー北條(川島潤哉)が秋月史子(八木莉可子)から、まだ貴司(赤楚衛二)が新しい短歌を一首も詠めていないことを聞き驚き、貴司には恋の歌を詠んでほしいと言う。

■第96話(金)
会社の昼休みに舞(福原遥)は、笠巻(古舘寛治)に出来上がったブログを見せると、笠巻は良い置き土産になると舞に告げる。舞は笠巻が引退しようとしていることを初めて知る。デラシネでは、貴司(赤楚衛二)がリュー北條(川島潤哉)と向き合い、新しい短歌が作れなかったと告白する。それに対してリュー北條は、自分の心の中を隠さずに、さらけ出して欲しいと貴司に言う。

【脚本】桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太
【出演】福原遥,永作博美,横山裕(関ジャニ∞),赤楚衛二,山下美月(乃木坂46),山口智充,くわばたりえ,古舘寛治,山口紗弥加,葵揚,大浦千佳,八木莉可子, 他
【語り】さだまさし
公式Twitterアカウント「@asadora_bk_nhk」

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHKあさドラ「舞いあがれ!」番組公式サイト
NHKあさドラ「舞いあがれ!」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk

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