「四大陸フィギュアスケート選手権2023」2日目結果!ペアショートはりくりゅうがTOPに!女子総合で千葉百音が表彰台!

2023年02月11日15時11分スポーツ
©フジテレビ

11日、アメリカのコロラドスプリングスで開催されている「四大陸フィギュアスケート選手権2023」のペアショート、アイスダンスリズム、女子フリーが実施された。ペアは実力を発揮した三浦璃来&木原龍一がトップに立った。地上波放送はフジテレビで録画放送され、FODでは全カテゴリ・全演技がライブ配信される。



ヨーロッパを除く地域から参加可能な四大陸フィギュアスケート選手権がアメリカのコロラドスプリングスで2023年2月11日に二日目が開催され、ペアショート、アイスダンスリズム、女子フリーが行われた。録画放送はフジテレビ地上波で放送される。

今季はグランプリファイナルを制し、名実ともに世界のトップ選手となったペアの三浦璃来&木原龍一が71.19点でショートプログラムのトップにたった。ジャンプに一つミスがあったものの、スピンステップデススパイラルはすべてレベル4を獲得した。世界からの注目度もどんどんあがり、世界のメディアが二人の活躍を報じている。

日本から小松原美里&小松原尊、村元哉中&高橋大輔の2組が出場しているアイスダンスでは標高1,800メートルの高地で氷の状態が違うのか、転倒するメンバーが続出してしまった。ジャンプなどの大技がないアイスダンスは通常ではあまり転倒はみられない。村元哉中&高橋大輔組も終盤で村本がステップの途中で転倒してしまった。減点もあり64.59点で8位となった。ツイズルなどでレベル4をとった小松原美里&小松原尊は66.72点を獲得して6位となり、フリーでは後半グループに入った。

1月に行われた全米選手権に優勝した15歳のイザボー・レヴィトはショートを終えて2位と好位置につけていたが、体調不良のためフリーは棄権となった。女子の優勝は韓国のイ・ヘインがショート6位から挽回して優勝、2位にはショート1位の韓国のキム・イェリム、3位には日本の千葉百音が入った。

千葉百音は国際大会のメジャー大会は今大会が初となるが、のびのびと滑りショートに続き、フリーもノーミスで終えた。高地ゆえに後半で息切れする選手もいる中、後半は3回転フリップ+ダブルアクセルは加点を多く引き出すジャンプからスタートさせ、最後の3回転フリップも見事に決めた。スピンでレベル3があったものの、ステップはすべてレベル4を獲得し、フリーで137.70点、総合で204/98点となった。

ショート8位の渡辺倫果は冒頭の3回転半を決めることに成功した。2つ目の連続ジャンプの最初のジャンプが1回転になるミスがあったもののスピンステップすべてレベル4をとり、合計で200.50点と200点を超え、本人満足の演技で5位となった。渡辺倫果と同じく冒頭に3回転半の大技にトライした吉田陽菜だが、惜しくも転倒してしまった。その後は冷静にジャンプやスピンステップを決めて合計189.60点で8位となった。

■四大陸フィギュアスケート選手権2023 フジテレビ地上波放送スケジュール
2月11日(土・祝):深夜1時45分~3時45分 ペアショート、リズムダンス、女子フリー
2月12日(日):深夜0時30分~2時30分 ペアフリー、男子フリー

■四大陸フィギュアスケート選手権2023 FOD配信スケジュール
2月12日(日):6時50分~8時53分 ペア・フリー、10時15分~13時55分 男子フリー
2月13日(月):5時15分~7時47分 アイスダンス・フリーダンス、10時30分~13時00分 エキシビション

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