「イルタ・スキャンダル ～恋は特訓コースで～」第11話・第12話　チョン・ギョンホ＆チョン・ドヨンが晴れてカップルに！　しかし新たな敵が登場

チョン・ドヨン、チョン・ギョンホが出演する「イルタ・スキャンダル 〜恋は特訓コースで〜」第11話と第12話が韓国tvNで放送され、Netflxiでも配信開始した。ネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。

Netflixで独占配信の韓国ドラマ



「イルタ・スキャンダル 〜恋は特訓コースで〜」では、ハンドボールの元韓国代表選手で、現在は総菜屋の社長のナム・ヘンソン（チョン・ドヨン）とトップ数学講師チェ・チヨル（チョン・ギョンホ）のほろ苦いロマンスを描く。
※各話のネタバレあらすじと場面写真、見どころ、キャストなどは【「イルタ・スキャンダル」を2倍楽しむ】でまとめて紹介。

不倫スキャンダルのレッテルを貼られてしまったチェ・チヨル（チョン・ギョンホ）が、暴露系ユーチューバーの突撃取材を受けていた時、ナム・ヘイ（ノ・ユンソ）が現れる。「ナム・ヘンソン（チョン・ドヨン）は、私の叔母で未婚です。だからスキャンダルではなくロマンスです！」と堂々と告白する。思いがけないヘイの告白に、チヨルは驚きのあまり立ち尽くす。

■第11話あらすじ

茫然としているチヨルにヘイは「叔母は先生が好きです。先生も叔母が好きでしょ？」と話しかける。我に返ったチヨルはヘンソンのもとへ車を走らせる。

ヘンソンもヘイの告白動画を店で見ていた。驚いたヘンソンは、バイクでヘイのもとへ向かう。「勇気を出すのが遅くなってごめん。先生が好きでしょ。先生をつかまえて。先生なら賛成よ」とヘイはヘンソンに伝える。

その夜、ヘンソンはチヨルの自宅でチヨルの帰りを待っていた。ヘンソンの店に寄ったものの、会えずに落胆するチヨルは、静かにヘンソンに歩み寄り、抱きしめる。「早く言って欲しかった。どれだけつらかったか」とチヨルはヘンソンに伝える。

その後2人は、かつて一緒に行った漢江沿いでデートを楽しんだ。いつからお互いのことが好きになったのかと質問し、ヘンソンは少しずつチヨルのことを理解し好きになっていったこと、そしてチヨルは出会った時から好きだったかもしれないと語る。めでたく付き合うことになったヘンソンとチヨルは、ラブラブの時を過ごす。

ヘイは、動画での爆弾発言後、ドキドキしながら学校へ行くと、親友のタンジ（リュ・ダイン）やソンジェ（イ・チェミン）、ゴヌ（イ・ミンジェ）が温かく迎え、クラスメートもヘイの勇気をたたえてくれた。

チヨルの不倫騒動は収まり、世の中の風向きが変わった。プライド学院でのチヨルの立場も復活し、院長もこれまでどおり授業を担当してほしいとチヨルに頼み込む。チヨルがピンチの時には切り捨てようとしたのに勝手だ…と思いつつも、自分を見出してくれた院長を一度は許そうと決意する。「ハンドボールの世界でも1度目は許す。イエローカードがあるのはそういうこと」とヘンソンがチヨルにアドバイスしたことが大きかった。

しかし他の塾と交渉を進めていたチ室長（シン・ジェハ）は、チヨルの心変わりに不快感を表す。
ゴヌはヘイに勉強を見てもらったおかげで、めきめきと実力をあげてきた。喜んだ担任教師のチョン・ジョンリョル（キム・ダフィン）は「大学に受かったら望みを叶えてやる」と言うと、ゴヌは「他の人と賭けをしたいです」と言い、ヘイに向かって「大学に受かったら付き合ってほしい」と告白をして、ヘイやクラスメートを驚かせる。

ヘンソンの家の恒例行事、チキンデーにチヨルとチ室長も参加していた。前回は球技で対決し、ヘンソンたちにボロ負けしたチヨルは、ボーリングで戦いを挑む。楽しくボーリングをしていたヘンソンだが、チ室長が自分だけに冷たく当たることが気にかかる。

そのことをチヨルに言うのだが、「ヘンソンさんは親しくなくても距離を詰めようとするからでは？」と言われ、ヘンソンは不貞腐れる。

一方でプライド学院のチン・イサン（チ・イルジュ）が遺体となって発見された事件で、ソンジェの兄、ヒジェ（キム・テジョン）が、容疑者の一人として浮かびあがった。カンヒョン警察署のソン刑事（ファン・ジェヨル）とぺ刑事（チョン・ハンソル）は、ヒジェを連行しようと自宅へ向かう。

自宅近くで刑事たちに質問されたソンジェは、ヒジェをかくまおうと急いで自宅へ戻る。あとをつけたソン刑事、ぺ刑事は、ソンジェ宅を訪れる。その時ヒジェは2人の刑事から逃げようとし、チヨルが運転する車の前に飛び出してしまう。

■第12話あらすじ

tvN drama 公式YouTubeチャンネル映像よりキャプチャー

ヘンソンを助手席に乗せて車を走らせていたチヨル。目のまえにヒジェが飛び出してきて急ブレーキを踏む。2人の刑事がヒジェを連行していく中、ソンジェが「兄が何をしたというんですか！」と泣きながら訴えるのを見て、ヘンソンとチヨルは急いで駆け寄る。

その様子を見ていたスヒの母親、スア（キム・ソニョン）は、早速受験ママたちのグループチャットにヒジェが警察に連れていかれたことを投稿し、大騒ぎになる。そんな中、ヒジェが連行されたと連絡を受けた母親のチャン弁護士（チャン・ヨンナム）は、急いでヒジェのもとへ向かい、刑事たちに「不当逮捕だ」と訴える。

チヨルがヘンソンを自宅に送ろうとしている車中で、もう一度チ室長の話をしようとするヘンソンに対し「今日はその話はやめましょう」と話を遮り、2人は険悪なムードに。その晩、チャットで謝ろうとするチヨルとヘンソンだが、変なプライドが邪魔をして、お互い行動を起こすことができない。
チヨルは相変わらず忙しい日々を送っていた。チヨルの撮影を担当したカメラマンが、チ室長を見かけ「チョン・ソンヒョンだろ？」と話しかけてくる。気まずそうなチ室長だが「人違い」と言い張る。

兄のヒジェが心配なソンジェは、中間テストの前だというのに学校を無断で休んでしまう。それを咎める母親のチャン弁護士。

学校を無断で休み、電話やチャットにも応じないソンジェを心配するヘイ。ゴヌの勉強をみながらも上の空だ。そんな様子を見たゴヌは、スケート場にヘイを誘う。「体を動かすとスッキリするだろ？」と言い、見事なスケーティングを見せる。「勉強はダメだけど、俺にも一生懸命やってきたことがあるんだとヘイにみせたかったんだ」と笑顔を見せるゴヌ。

ヘイはソンジェの様子を見に、自宅へ向かう。憔悴したソンジェは、ヘイに思わず抱きついてしまう。

チヨルから何も連絡がないことを気に病むヘンソン。意地を張ろうとするが、最終的には折れて、チャットを送る。しかしそれを見たチ室長はヘンソンからのメッセージを無断で削除してしまう。

チヨルから返信がないことに落ち込みながらも「別れるなら別れてやる」と強気になって眠るヘンソン。翌朝、仕入れに行こうとするヘンソンをチヨルは自宅の前で待っていた。

ヘイの中間テストが始まった。重要な試験になるため緊張感が漂っている。ヘイを目の敵にするスア（カン・ナオン）は、試験中に問題文の文字が浮かび上がる症状にが出てパニックに。以前も同じことがあったスアは、愕然とする。

兄のことが心配だが、ソンジェも中間テストに立ち向かっていた。母親のチャン弁護士は、以前裁判で助けたソンジェの高校の教務部長に頼んで、現代文の問題を入手。試験前に解くようにソンジェに指示する。「誰にも見せるな」という母親の意見を無視して、ソンジェはヘイにその問題を渡す。

チヨルはヘンソンと仲直りをしたことに気を良くし、仕事のついでにヘンソンと海でデートをする。自分の船を出し、ヘンソンをもてなすチヨル。操縦しているのはチ室長で、チヨルがヘンソンのそばを離れたすきに、急ハンドルでヘンソンにけがを負わせる。必死で謝るチ室長だが、わざとやったのではないかと疑うヘンソン。

ヘンソンが留守の間、店を守っている親友のヨンジュ（イ・ボンリョン）と弟のジェウ（オ・ウィシク）。2人きりで店にいると、ヨンジュはジェウがいつの間にかたくましい男性になっていたことに気付き、ドキドキしてしまう。そして強引にお酒に誘い「私と付き合って！」と告白するが、ジェウに「ヘンソンと同じように姉だと思っていた人が彼女になるのは気持ち悪い」とストレートに言われ、落ち込む。

ヘンソンにけがをさせてしまい落ち込むチヨルは、ヘンソンを自宅へ迎え入れ「泊まっていってほしい」ち伝える。そして2人は甘い夜を過ごした。

現代文の試験が行われた日、ヘイはソンジェからもらった問題がそのまま出題されていることに驚く。ソンジェを見ると、真っ青になって震えていた。

同じ頃、ヒジェの令状実質審査が裁判所で始まろうとしていた。チャン弁護士はヒジェに「何も話さないで。私に任せて」というが、ヒジェはそれに反して「自分は殺していない。殺した犯人を見た」と発言する。

そしてまた、店の前にいたヘンソンを鉄球で狙っている黒いフードの男がいた。それがチ室長だった。

■第11話、第12話の見どころ

tvN drama 公式YouTubeチャンネル映像よりキャプチャー


ヘイの勇気が、ヘンソンとチヨルに幸せをもたらした。「先生をつかまえて。先生なら許す」とヘンソンに伝えるヘイは、本当にかっこよくて魅力的だった。演じるノ・ユンソのみずみずしさと芯の通った演技力に魅了された人も多いことだろう。

中学生の時に真実を話して裏切られた経験があったヘイだが、今度は親友のタンジとソンジェ、ゴヌをはじめとしてクラスメートの理解を得られてホッとした。そしてゴヌからの思いがけない公開告白。タンジは「ゴヌは魅力的」と言っているが、全くその通りで、一途で男らしい姿が印象的だ。

そしてヘンソンとチヨルのラブラブぶりも微笑ましい。チヨルが「早く言って欲しかった。本当に苦しかった」といいながら、ヘンソンを抱きしめるシーンが美しい。長身のチヨルにちょっと背伸びをして抱きつくヘンソンがなんともかわいいのだ。

若いカップルと同じようにスマホを手にヤキモキしたりするのだが、そこは大人の2人だから、初めて一緒に夜を過ごす時はなんともいえない艶っぽさを感じる素敵なシーンになっていた。こういうところは、数々のラブストーリーで妖艶な姿を見せてきたチョン・ドヨンの本領発揮かもしれない。

しかし楽しいことばかりではない。ヘンソンとチヨルを取り巻く環境があわただしくなりそうだ。

まずはソンジェの母、チャン弁護士の暴走だ。ソンジェの兄、ヒジェを鉄球事件の犯人と決めつけ、心神耗弱を主張してアメリカへ逃がそうと画策している。さらにソンジェだけは裏切ってほしくないとばかりに、ソンジェの高校の教務部長の弱みに付け込み、中間テストの試験問題を事前に手に入れてしまう。

明らかに母親の不正に気付いたとみられるソンジェ。そして自分を信じようとしない母親にうんざりしているヒジェ。2人の息子をなぜそこまで自分の思うように操ろうとするのか、チャン弁護士の狂気に身震いする。

そしてもう一人、チヨルの味方だと思っていたチ室長が本性を見せ始めた。ヘンソンのメッセージを無断で削除したり、船でヘンソンにけがをさせたり、なかなかのサイコパスぶりを発揮している。

一番気になるのは、中学の同級生と思われるカメラマンが「チョン・ソンヒョンだろ？」と話しかけてきたことだ。「人違いだ」と言い張ったが、実際はきっと違うだろう。かつてチヨルが自殺した教え子にあげたペンと似たものをチ室長が持っているのも気にかかる。やはり「中学生実母殺害事件」として世の中を騒がせた人物なのだろうか。

第12話の最後、鉄球を運ぶ業者の家の中が明かされた。そこには壁一面にチヨルの写真が貼ってあるのだが、この家はチ室長の自宅なのだろうか。そうだとすればチ室長の目的は何だろうか？

次回、チヨルもチ室長のサイコパスぶりを知るようだ。ヘイも中間テストの流出問題に巻き込まれてしまいそうで、ハラハラする。

■スタッフ
演出：ユ・ジェウォン
脚本：ヤン・ヒスン、ヨ・ウノ
原題：일타 스캔들
制作：STUDIO DRAGON

■キャスト
ナム・ヘンソン役：チョン・ドヨン
チェ・チヨル役：チョン・ギョンホ
チ・ドンヒ役：シン・ジェハ
ナム・ヘイ役：ノ・ユンソ
ナム・ジェイ役：オ・ウィシク
キム・ヨンジュ役：イ・ボンリョン
他

Netflixシリーズ「イルタ・スキャンダル 〜恋は特訓コースで〜」2023年1月14日より独占配信開始！

◇Netflix
◇tvN「일타 스캔들」番組サイト
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【作品詳細】【「イルタ・スキャンダル」を2倍楽しむ】