中国ドラマ「上陽賦~運命の王妃~」(全68話)第61-64話:駆け引きへの転機~大切な人の死

2023年03月11日12時13分ドラマ
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前回、蕭キがすっかり変わった宋懐恩と対面したが、今回は王ケンがついに蘇錦児の裏切りを確信することに…、中国時代劇「上陽賦~運命の王妃~」(全68話版)の第61話~第64話のあらすじを紹介。GYAO!にて2023年2月10日(金)0:00~2023年3月31日(金)17:00にWEB先行無料配信される。※毎週月~金曜2話更新。



「上陽賦〜運命の王妃〜」は、総製作費は約170億円、製作期間に4年をかけた本作は、架空の古代中国を舞台に繰り広げられる重厚な人間ドラマと王朝に渦巻く激しい権力闘争を描いた超本格歴史スペクタクル。架空の国・大成(成王朝)を時代設定や、各話のネタバレあらすじ(全43話版)と見どころ、豆知識は【「上陽賦」を2倍楽しむ】でまとめて紹介している。

■キャスト押さえておくべき5人
王儇(おうけん)役:チャン・ツィイー(章子怡)
蕭綦(しょうき)役:ジョウ・イーウェイ(周一囲)
王藺(おうりん)役:ユー・ホーウェイ(于和偉)
馬子澹(ばしたん)役:トニー・ヤン(楊祐寧)
賀蘭箴(がらんしん)役:ユアン・ホン(袁弘)
ほか

■第61話:駆け引き
蕭キの入京を阻止できないと分かり、温丞相は皇帝に蕭キに歩み寄るよう提言する。出迎えを任された江夏王・王夙(おうしゅく)が詔書を携え城門の外に行くが、蕭キは礼も尽くさずその詔書を自ら読み上げてしまう。その内容に納得のいかない蕭キは、命令を撤回するよう江夏王に迫る。そんな中、皇帝自ら城門の外へと出迎えにやって来る。
詔書に書かれていたのは、「楝羽山(れんうさん)」の調査に言及したもの。これに対して蕭キは何を宣言するのか?楝羽山の谷は寧朔軍が禁衛軍に追い詰められ死闘を繰り広げる場所。ここで蕭キを守るために胡光烈が殉職した。また、賀蘭箴が教えた「蘇錦児の裏切り」が真実だと王ケンがついに知ることに。そして、宋懐恩の蕭キと王ケンへ向けた思いの変化に気づいた妻・玉岫(ぎょくしゅう)は? ※この回のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などは38話39話(全43話版)を参考にされたい。

■第62話:宮殿での再会
皇都に落ちついた蕭キは早速、唐競(とうけい)らと狩り場の事件の真相を探り始める。蕭キとともに皇都入りした王ケンは、加減の悪い皇太后を見舞うため宮殿に向かい、その足で錦児の元を訪ねる。王ケンは、幼いころから錦児が抱き続けてきた自分への本音を聞かされ……。一方、蕭キが皇都にいると知った胡瑶が屋敷に駆け付ける。
ついに王ケンが錦児と向き合う。姉妹のように育った錦児は王ケンにどんな思いを抱いていたのか?そして錦児が身ごもっているのを知った王ケンの反応は?また、自分に会いに来ない王ケンに皇帝となった子澹(したん)は?この回で王ケンは自らの使命である「母儀天下」を再認識する。これは前漢・宣帝~元帝の後宮における女性の生き様を描いた「クィーンズ 長安、後宮の乱」(2008年)の原題としてもつかわれており“天下の母”という意味で、中国の歴史書にも度々登場する。本作では「王氏は天下の母として馬氏の皇帝を支えるべき」と理解すればいいだろう。 ※この回のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などは39話(全43話版)を参考にされたい。

■第63話:子澹との決別
蕭キの要求が受け入れられ、皇帝自ら亡くなった寧朔の兵たちを弔う祭祀に参加する。しかし事件の真相の調べは、士族たちに警戒され難航していた。そんな中、皇太后の容体が悪くなり王ケンは宮殿に駆け付ける。乱心した皇太后は、すでに亡くなった先帝・子隆の身を案じ、子澹が狩り場で罠を仕掛けていると思わず口を滑らせてしまい……。
かつて政治に関心のなかった王ケンの兄、王夙が父である王藺(おうりん)にどんどん似てきた。一方、子澹が宋懐恩の抱き込みにかかる。今なお心の底に残っている蕭キへの恩義と出世欲の狭間で揺れ動く懐恩に注目。そしてこの回、記憶が混乱した皇太后の言葉で、賀蘭箴と子澹が結託していることを知った王ケンが、子澹に面会する。子澹はこれを認めるのか?そして錦児の胎児についてとんでもない衝撃の事実が明らかになる。「九錫(きゅうしゃく)の礼」とは皇帝から送られる最高の恩賞(14話/43話版では王藺が自分でお膳立てした)。これは皇帝に次ぐ名誉。これにより蕭キが玉座を狙っているという噂が出回る。  ※この回のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などは40話(全43話版)を参考にされたい。

■第64話:大切な人の死
蕭キへの九錫の礼の下賜を願う上書が届き、それが蕭キの仕業だと疑う温丞相は王ケンに蕭キを説得するよう頼む。承諾はしたものの、王ケンは別の人物の関与を疑っていた。一方、王藺は、蘇貴妃(蘇錦児)の弱みに付け入り皇帝から玉璽を盗ませる。さらに宋懐恩を呼び出し、皇帝と賀蘭箴による先帝暗殺に関わる密書を見せ、それを蕭キに渡せと指示をする。
蘇貴妃の弱みとは胎児が皇帝、子澹の子ではないということ。さらに王夙と子澹は宋懐恩に「楝羽山(れんうさん)事件」の黒幕が子澹だと教え、蕭キに会いに行けと命じる。さらに王藺の計画に協力することになった懐恩が、王ケンの大事な人を手にかけたことで引き返すことができなくなる。懐恩が出に掛けて人物とは? ※この回のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などは40話41話(全43話版)を参考にされたい。

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