大人になって忘れかけた“大切なもの”を取り戻す『プーと大人になった僕』を31日金ローで地上波初放送!

2023年03月30日09時00分映画
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世代を超えて愛される『くまのプーさん』初の実写化!3月31日の金曜ロードショー(日本テレビ、夜9時から11時09分)では地上波初『プーと大人になった僕』(2018年)を本編ノーカットで放送!主人公クリストファー・ロビンをユアン・マクレガーが演じ、日本語吹き替えは堺雅人が担当!予告動画は番組サイトで視聴できる。



『くまのプーさん』は、A・A・ミルンが息子のクリストファー・ロビンのために書いた短編集として1926年に出版された児童書として世界中に愛された名作。そしてウォルト・ディズニーによって1966年に映画『プーさんとはちみつ』が発表され、1968年に作られた『プーさんと大あらし』は米アカデミー賞短編賞を受賞した。そして初の実写化となる本作は、大人になったクリストファー・ロビンが親友プーと奇跡の再会を果たし、“本当に大切なもの”に気づいていく感動の物語となっている。

大人になったクリストファー・ロビンを演じるのは『トレインスポッティング』シリーズや『スター・ウォーズ』シリーズなど数々の作品に出演しているイギリスを代表する名優、ユアン・マクレガー。その高い演技力で本作でも仕事に追われ現代に生きる男性を演じている。その日本語吹き替えを堺雅人が担当。本作で初の実写吹替を担当した堺は、日々の生活に葛藤するクリストファーを演じている。そして頭の中はいつもハチミツでいっぱいのプーの日本語吹き替えを担当するのはアニメや海外ドラマなど様々な役をこなすかぬか光明が務めている。かわいいぬいぐるみのプーも実はおじさん。そこをかぬか光明が良い味を出している。

そしておなじみのキャラクターも大集合する。マイペースのプーに加え、お調子者のティガー、ピグレットにイーヨー、怒りっぽいけど働き者のラビット、博識のフクロウ、オウルやカンガルー親子のカンガとルーなど「100エーカーの森」の仲間たちが勢揃いする。実写ではぬいぐるみ感が抜群のかわいさを放っているので見ていて飽きないはず。アニメーターが各キャラクターの個性に合わせて動きを生み出し、CGとわからないほど、リアルで自然な質感を表現している。風に揺れるぬいぐるみの毛や、雨に濡れる様子など緻密に製作されており、その高度な技術には驚かされる。

物語の舞台はロンドン。かつて「100エーカーの森」でプーさんや森の仲間たちと友情を育んだ少年・クリストファー・ロビンが、大人になり、働いている会社で大きな問題を抱えながら忙しい日々を送っていた。家族との時間を持てないことに悩む大人のクリストファー・ロビンだったが、行き詰った時、親友・プーと奇跡の再会をする。翻弄されながらも懐かしさを思い出していく。そしてプーを通してクリストファー・ロビンが「大切なもの」に気づき、最後は心温まる展開が待っている。

日々の生活に追われる大人にこそ見て欲しい、癒されること間違いなしの感動作『プーと大人になった僕』。おっとりした口調のプーによる明言「行ったことのないところへ進まなきゃ」「それは風船より大切なもの?」「何もしないが最高の何かに繋がる」などがどの場面で登場するか注目です。

■あらすじ
想像力豊かな少年、クリストファー・ロビン(ユアン・マクレガー/堺雅人)は、彼にとって「100エーカーの森」に住むくまのプー(ジム・カミングス/かぬか光明)や仲間たちと過ごす日々は宝物だった。しかしある時、クリストファーは寄宿学校に入るため森を離れることになる。親友プーと「お互いに一生忘れない」と約束してクリストファーは旅立って行く。

大人になったクリストファーは妻のイヴリン(ヘイリー・アトウェル/園埼未恵)と娘のマデリン(ブロンテ・カーマイケル/遠藤璃菜)とロンドンで暮らし仕事中心の忙しい毎日を送っていた。ある日、会社から難題を任されてしまったクリストファーは、彼だけ予定していた実家で家族と過ごすことができなくなる。そんな彼の前に、突然プーが現われる。「100エーカーの森」で仲間を探している最中になぜかロンドンに辿り着いてしまったプー。一緒に仲間たちを探して欲しいと頼まれたクリストファーは仕方なく「100エーカーの森」に向かうことになるのだが・・・。

■キャスト
クリストファー・ロビン:ユアン・マクレガー(堺雅人)
イヴリン・ロビン:ヘイリー・アトウェル(園崎未恵)
マデリン・ロビン:ブロンテ・カーマイケル(遠藤璃菜)
ジャイルズ・ウィンズロウ:マーク・ゲイティス(坂東尚樹)
プー(声の出演):ジム・カミングス(かぬか光明)
イーヨー(声の出演):ブラッド・ギャレット(石塚勇)
ピグレット(声の出演):ピーター・キャパルディ(龍田直樹)
カンガ(声の出演):ソフィー・オコネドー(片岡富枝)
ルー(声の出演):サラ・シーン(木村皐誠)
オウル(声の出演):トビー・ジョーンズ(上田敏也)

■スタッフ
監督:マーク・フォースター
脚本:アレックス・ロス・ペリー/トム・マッカーシー/アリソン・シュローダー
ストーリー:グレッグ・ブルッカー/マーク・スティーヴン・ジョンソン
キャラクター原案:A・A・ミルン/E・H・シェパード
製作:ブリガム・テイラー/クリスティン・バー
製作総指揮:レネ・ウルフ/ジェレミー・ジョーンズ
音楽:ジェフ・ザネリ/ジョン・ブライオン

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