【最終週ネタバレ】NHK朝ドラ107作目「舞いあがれ!」福原愛がみんなの希望を背負って空に舞いあがった!

2023年03月31日09時02分ドラマ
©NHK

舞(福原愛)は皆の希望そして祥子(高畑淳子)を乗せて、かささぎ号で飛び立った!五島のみんなも、航空時代の仲間もIWAKURAの社員も今まで舞の周りにいた人はみなそれを喜んだ!NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の!関連動画は番組公式サイトで公開されている。

1990年代から今を舞台に、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく舞(福原遥)の挫折と再生を描く「舞いあがれ!」の最終週、第26週が3月27日から放送された。2020年のコロナ禍寸前からドラマがスタートする。フランスにいる八木(又吉直樹)を頼って貴司(赤楚衛二)は旅立ち、東大阪に残る舞(福原遥)は刈谷(高杉真宙)たちとともに空飛ぶクルマの開発をしていた。そこに2020年3月、新型コロナによる緊急事態宣言が皆を襲う。

短歌の創作がうまくいかない貴司がいるのはフランスだ。日本の「緩やかな」緊急事態宣言とは違い、厳しいロックダウンを強いたフランスで、とても大変な状況に陥った。八木が出て行ったあと、アパートに一人で住んでいる貴司は買い物に出ようとして止められる。たった一人で外にも出られない貴司だが、そんなときに思い出したのは舞のことだ。舞を思ってエッセイを書き始めた。その貴司と連絡した舞は電話をきっかけに新しい飛行機を思いつく。二人が互いを必要としたからこその展開となった。

また、登場人物が「幸せな」その後を迎えた。舞の兄である悠人(横山裕)は恋人の久留美(山下美月)にストレートなプロポーズをして結婚することになった。また、テロップだけでのことだが、IWAKURAの経理担当で、入社当時の舞には冷たくあたったものの舞の懸命さに態度を変えた山田(大浦千佳)が30日の放送で登場した際には、左手の薬指に指輪をして、「藤沢」に名前が変わっていた。営業の藤沢(榎田貴斗)と結婚していたこともわかり、視聴者もほっとした。

最終週のラスト31日の放送では、初フライトを東大阪で航空学校時代の仲間が見守る。柏木(目黒蓮)たちも成長した姿を見せる。五島の皆も、舞一家も、舞自身の夢であった空への夢を見守り、ドラマは幕を閉じた。

福原遥は最終回を迎え、「『舞いあがれ!』は、ちょっとつまずいた時や落ち込んだ時などに、”一歩一歩自分なりに頑張ればいいよ“と背中を押してくれる作品だと思う」とコメントしている。また、脚本担当の桑原亮子は最終週のサブタイトル「私たちの翼」には「誰もが窮屈に生きていかなくてすむように、自由に生きられる明日が来るように」という思いを込めたと語っている。二人のメッセージ全文は番組公式サイトにて掲載されている。

【第26週(2023/3/27-3/31)ネタバレあらすじ】
2020年1月。舞(福原遥)は、貴司(赤楚衛二)をパリにいる八木(又吉直樹)のもとへ送り出した。コロナ禍前のことだった。八木は貴司の歌集もしっかりと読んでくれていたが、貴司はその感想を言われることすら辛いと訴える。八木はそんな貴司に言葉を残して、一人で出て行く。残された貴司は一人でパリのアパートで生活を始める。しかし、なかなか創作はできないでいた。

そして、東大阪に残った舞は「空飛ぶクルマ」の有人フライトを目指して、刈谷(高杉真宙)や玉本(細川岳)をはじめ新たに加わった仲間たちとともに開発に取り組んでいた。新しい仲間には数字に強い朝陽くんや型式証明をとるのに詳しい「菱崎重工業株式会社」の荒金(鶴見辰吾)たちだ。なにわバードマン時代の先輩たちも週末には開発に参加し、徐々に形になってきていた。

休暇で東大阪に帰ってきていた久留美(山下美月)に悠人(横山裕)は「一緒に生きてくれ」と指輪を渡す。久留美はもちろんOKをした。二人は「ノーサイド」や岩倉家に挨拶に行き、祝福された。

しかし、4月には緊急事態宣言が出てしまう。デラシネの店番を生きがいにしていた祥子(高畑淳子)は希望をなくし、五島のことだけを考え始める。めぐみ(永作博美)は社長行を早く引き継いで五島へゆくと舞にはなした。刈谷(高杉真宙)のアビクルも開発をいったん中止、お好み焼き屋「うめづ」も店を開けることが出来ない。なによりフランスに一人でいる貴司は厳しいロックダウンにあい、1日に1時間の外出しかできないで、苦悩の日々を送っていた。おかしくなりそうな気分の中、空を見上げると、そこに飛行機が飛んでいた。その空を見て、舞に思いをはせる。その気持ちをエッセイに書き始めた。

貴司から連絡が来た。飛行機のチケットがとれないという。「ひとっ飛びで会いたい」という言葉を聞いた舞は次世代の乗り物を思いついた。徹底した感染対策をしてアビクルでの開発を再開する。考えた乗り物を皆に披露すると皆もその案に笑顔になった。

貴司はやっとチケットがとれて帰ってきた。舞はプロモーション動画を作り、大口の出資者を集めることに成功する。織り姫と彦星をつなぐ「かささぎ」号へ一歩近づく。

そして、2026年。パリでは貴司のエッセイ&短歌をよむ八木の姿があった。そして、アビクルで開発していた「かささぎ」号が2027年に五島で運転を始めることも決まった。刈谷はその操縦を舞にまかせるという。

2027年、IWAKURAの社長を結城(葵揚)にまかせ、めぐみは祥子と島に戻る。そして「かささぎ」号のフライトの日がやってきた。舞の操縦で最初に乗るのは祥子と医者だ。島のみんなも、そして航空学校時代の仲間は東大阪でその様子を見守っていた。

舞とアビクルの皆は客を乗せて初めての運航を前に、入念なチェックを行う。その様子を東大阪ではIWAKURAの社員たちが見守っている。めぐみも舞の夢と浩太(高橋克典)の夢がともに叶うことに感激ひとしおだ。ノーサイドでも運行の模様が配信される。その様子を悠人・久留美夫妻やなにわバードマンOB、航空学校時代の仲間が見守る。

そして舞の操縦でかささぎ号が飛び立った。これまでの人生を思い返す舞。舞が運転するかささぎ号をみなが見る中、最初の目的地に降り立とうとする舞の言葉は力強かった。

【脚本】桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太
【出演】福原遥,永作博美,高橋克典、高畑淳子,赤楚衛二,横山裕(関ジャニ∞),山下美月(乃木坂46),山口智充,くわばたりえ,古舘寛治,松尾諭,浅田芭路,葵揚,山口紗弥加,鈴木浩介,哀川翔,長濱ねる,若林元太,高杉真宙,吉谷彩子,目黒蓮,山崎紘菜,吉川晃司,鶴見辰吾,川口春奈,他
【語り】さだまさし
公式Twitterアカウント「@asadora_bk_nhk」

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHKあさドラ「舞いあがれ!」番組公式サイト
NHKあさドラ「舞いあがれ!」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk

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