テレビ愛知「帝王の娘スベクヒャン」第6-10話:運命の糸が複雑に絡み始める

2023年04月20日09時30分ドラマ
Ⓒ2013-4 MBC

テレビ愛知で放送の「帝王の娘スベクヒャン」(72話)は三国時代を舞台に王女の座をめぐり異父姉妹の運命が交錯する長編時代劇、4月21日(金)から放送の第6話~第10話のあらすじを紹介、YouTubeにて予告動画が視聴できる。

「帝王の娘スベクヒャン」(2013)は、百済中興と海洋帝国の建設という大業を成し遂げた三国時代を舞台に、25代王の武寧王の娘スベクヒャンの座をめぐる異父姉妹の物語。
当時の時代背景や実在人物、各話のあらすじと見どころ、豆知識などなどは【「帝王の娘スベクヒャン」を2倍楽しむ】でまとめて紹介している。



■キャスト
スベクヒャン/ソルラン役:ソ・ヒョンジン
ソルヒ役:ソウ
ミョンノン役:チョ・ヒョンジェ
チンム役:チョン・テス
東城王役:チョン・チャン
 ほか

■第6話
チェファは、生まれてきた娘に「スベクヒャン」ではなく、「ソルラン」と名付けて育てていた。クチョンはチェファへの恋慕を押し殺し、雨の日も外で過ごす。
耳と口が不自由なクチョンのために、チェファは玉の運び屋の仕事を見つけてくる。腕っ節の強いクチョンは大いに役に立ち大金を手にする。その金でクチョンはチェファに簪を買う。そんなクチョンの姿を、侍女だったマックムが見かけるが…。帰ったクチョンはチェファに簪(かんざし)を渡す。クチョンの気持ちを知りながら、それに応えることのできないチェファ。寝ているチェファの頬にそっと触れようとするクチョンに気づき、一度は出ていこうとするが…。
そんな中、クチョンはペク・カの遺骨と形見を入手した。クチョンの優しさに触れたチェファは、ようやくクチョンの気持ちを受け入れる決意をする。同じころ、武寧王は…。
スベクヒャン(手白香)という名前には、ユンの百済を守る花という意味が込められている。そんなユンに挿してもらった簪が捨てられないチェファ。果たしてクチョンの想いが詰まった簪を使うのか?辛い展開の中、村の女たちとのおしゃべりが楽しい。やんごとなき城主の娘チェファが、村の女達に洗濯を教えてもらったり、次第に打ち解けていく様子に注目。

■第7話
月日は流れ、ソルランは、チェファとクチョンの間に生まれた娘・ソルヒと、仲の良い姉妹として育っていた。貧しいながらもチェファもクンチョの優しさの中幸せに包まれていた。
そんな中、武寧王の子として育てられたミョンノンは、罪人として捕まったポルグムが高句麗の密偵であることを暴く。彼の成長を認めた武寧王は、百済最高の密偵集団・ピムンをミョンノンに引き会わせた。
一方、武寧王の本当の息子であるチンムは、亭主のある女人と通じて宮中を騒がせ、武寧王は頭を抱えていた。心を鬼して先王の息子(本当は我が子)チンムを厳しく叱りつける。
ヒロインたちの幼少期は、赤ん坊のソルヒを守るためにソルランが蛇を追い払う一瞬のシーンで終り、いよいよ大人の俳優たちが登場する。ソルラン役はソ・ヒョンジン、ソルヒ役はソウ。そして、ミョンノン役のチョ・ヒョンジェとチンム役のチョン・テス。チョ・ヒョンジェが演じる23歳をお楽しみに。今回は、武寧王から、百済の高句麗の因縁を語るシーンがあるのでお聴き逃しなく。

■第8話
武寧王が王位に就いてから迎えたソネ王妃は病死し、ネスクの娘ウネが新たに王妃となった。だが、武寧王は未だにチェファを忘れられないでいた。
そんなある日、山で道に迷ったソルランとソルヒは、ならず者に襲われそうになる。すると、ソルランが転んだ隙に、ソルヒは一人で逃げてしまった。
そんな中、武寧王が伽耶の地を訪問することが決まる。
今のところ仲の良いソルランとソルリだが、将来悪女となるソルリの冷酷な一面が小出しに出て来るのでお見逃しなく。一方、武寧王の大人になりきれない若い妃にも注目。演じたのは「オレのことスキでしょ。」「TWO WEEKS」のイム・セミ。そして、ならず者に襲われそうなソルランが助かった理由は?

■第9話
華やかな暮らしにあこがれるソルヒは、百済(ペクチェ)から武寧(ムリョン)王の一行が訪れることを知り、ソルランたちと市場へと出向くことに。
その頃、チンムと部下のヨン達率は、武寧王の暗殺を計画。一方、王の命が何者かに狙われていると察知したミョンノンの提案で、武寧王は伽耶(カヤ)の行宮に向かう前に、ペク・メスンの工房を訪れた。そこでクチョンの姿を目撃したヘ・ネスクは、チェファがこの地で暮らしていることを悟り…。
娘たちが市場に行ったことを知ったチェファは、娘たちを必死に探し…。
村の平和な暮らしがほのぼのと描かれる。村の女ヨンギュやコマク、息子たちとのやり取りが楽しい。息子たちが、嫌がるソルランを市場に連れ出す笑える口実をお聴き逃しなく。ヨン達率に煽られ、実の父とは知らずに武寧王を殺害しようするチンムの鋭い目が悲しい。一方、優しい眼差しの太子ミョンノン。王がミョンノン相手にする女人談義にチェファへの想いがあふれるのでお聴き逃しなく。

■第10話
チェファの姿を確認したへ・ネクスは、正直に武寧王に謝罪し、チェファが生きていること、王との間に娘がいることを涙ながらに告白。王はヘ・ネクスを赦し、「満月の夜に楼閣で待っている」という手紙をチェファに届けさせる。一方、チンムは、父・東城(トンソン)王を暗殺したペク・カの娘・チェファが生きているという知らせを受け、女を捕まえ、東城王暗殺を指示したのがユンだと白状させようと、刺客を送り込む。
約束の時刻…チェファは遠くから武寧王の姿を見ただけで、そのまま家に戻ってきた。心配でこっそり後をつけたクチョンは、チェファが帰って来てくれたことを喜び抱きしめるが…。
月明かりに鏡をのぞき込み、精一杯のおしゃれをするチェファ。クチョンの優しさに感謝しながらも初恋のユン(王)が忘れられない。チェファの切ない想いと帰ってきたチェファを抱きしめるクチョン。地獄絵図の前の束の間の美しいシーンをお見逃しなく。

テレビ愛知「帝王の娘スベクヒャン」ページ
 2023年4月14日スタート 月-金9:30-10:30

「帝王の娘 スベクヒャン」予告動画

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