ドラマ「コッソンビ 二花院の秘密」第11話 “命を捨ててまで俺を守ろうとするな”リョウンとカン・フンのブロマンスが来る?

2023年04月25日10時00分ドラマ
画像出典:SBS番組サイトより

シヨル(カンフン)はサン(リョウン)の窮地を救い、自分が番人であることを明かし、ユハ(ジョン・ゴンジュ)はイ・ソルと偽って王座に上る意志を固めた前回、今回はダノ(シン・イェウン)を助けるためにサンとシヨルが手を組む!韓国ドラマ「コッソンビ熱愛史(コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密)」」が4月24日(月)韓国SBSで放送され、視聴率はニールセンコリア全国3.2%、首都圏3.3%だった。
※この記事は、Prime Videoでの「コッソンビ熱愛史」独占配信に合わせて紹介したものです。

「コッソンビ二花院の秘密」は、すべての固定観念を打破した下宿“客主 二花院”の主人ユン・ダノと、秘密を抱える下宿生コッソンビ3人組が描く爽やかで大胆なミステリー密着恋愛話だ。各話のネタバレあらすじと見どころ、視聴率、参考:時代背景などは【「コッソンビ」を2倍楽しむ】で紹介している。



■キャスト
押さえておくべきキャスト紹介
シン・イェウン、リョウン、カン・フン、チョン・ゴンジュ徹底紹介
ユン・ダノ(タノ)役:シン・イェウン
カン・サン役:リョウン
キム・シヨル役:カン・フン
チョン・ユハ役:チョン・ゴンジュ
 ほか

■第11話
サン(リョウン)を助けた番人はシヨル(カン・フン)だった。「すぐそばにいたのに気づかなかった…」と驚くサン(リョウン)。8年間、知らずに守られてきたサン。「それが番人の宿命」とシヨル。番人は、主君が即位すれば自由になれるが、主君にもしものことがあれば、無事ではいられない。サンを脅していた故郷の“友人”もシヨルが始末していた。

その頃、ユハ(チョン・ゴンジュ)は木人会のメンバーの前に、世孫イ・ソルとして姿を現していた。犠牲者が大勢出る間何をしていたのかと怒りの声も上がる中、ユハは「私は世孫としてこの場に立ったのではない。身分ではなく遺志が世の中を変える。王の暴政を止めようとする皆の決意が折れぬよう、先頭に立って雨風を受けるためにこの場に立った」と話す姿に王材をみた左議政シン・ウォノ(アン・ネサン)は跪き、木人会の皆もユハの前に跪く。

「イ・ソルが捕らわれた」と聞いた大妃(ナム・ギエ)が内禁衛に駆け付ける。王イ・チャン(ヒョヌ)はノ・ソンギル(イ・ジュンヒョク)を呼び出し、本物かどうか確かめさせる。ソンギルは「イ・ソルではない」と証言し、左議政はイ・ソルが西江に現れたと報告する。内禁衛としてその様子を見守るサン。王イ・チャンは、イ・ソルが宮中に現れたときにすぐに気づくよう、ソンギルを内官に復職させる。そして、もし宮中にソルが現れたらこんな姿だろうと、そばに控えるサンを見る。

一方、何度もイ・ソルを逃したチャン判官に怒りをぶつけ弓を向ける王イ・チャン。チャン判官(オ・マンソク)は息子や大勢の部下を殺したイ・ソルを八つ裂きにするまで死んでも死にきれないと、雪辱のチャンスを願い出る。

サンはソンギルが内官として復職したことに驚き、二花院で再会したときに見逃したように今回も見逃してくれと頼む。その後、富営閣で商人キム・チウン(ペ・ヒョンギョン)と会う。元世子翊衛だったキムは妓生パンヤ(ファン・ボルムビョル)の素性やその父親イム・ジグクが世孫を守ろうとして先頭に立って上疏をあげたことも知っていた。サンは自分のために犠牲者が出ていたことに胸を痛める。さらにキムから木人会の長が自ら「イ・ソル」を名乗り出たと聞き驚く。

コッソンビ画像出典:SBS番組サイトより(ナムバウィをかぶるユハ)ユハは、木人会の側近と宮中に増えた警備体制などについて対策を講じる。そんなユハにファリョン(ハン・チェア)が手作りの帽子ナムバウィを渡す。
※남바위 (ナムバウィ):その姿からコガネムシ(プンデンイ풍뎅이)とも呼ばれる男女共用の冬季の防寒帽。

そんな中、ダノ(シン・イェウン)が王の側室になるという噂が広まる。ユハから確認されたダノはキッパリ否定し、ユハが木人会と志を同じくしているのかと問い返す。それを認めたユハは、ダノに王と親しくならないでほしいと頼む。

帰ってきたユハを待ち受けたサンとシヨル。ユハの部屋でサンが木人会の長がイ・ソルを名乗ったという噂話を口にし、ユハが無謀な真似をすれば二花院に迷惑がかかると注意する。ユハは大丈夫だと言うが、その表情は暗い。その後、ダノはサンを自分の部屋に呼び出し、これまで反対していた世孫としての大義を応援するので、命を捨てないという約束だけは守ってほしいと頼む。

一方、パク恵嬪(キル・ウネ)とチャン判官は、大妃の元へ送り込んだ女官から、大妃がソンギルと密会していたと聞き、大妃が死んだキム尚宮に代わって番人への資金を運ぶ役目をソンギルに頼んだと勘付く。

コッソンビ画像出典:SBS番組サイトよりシヨルは男装したホンジュ(チョ・ヘジュ)を紅葉の庭に誘う。小石を投げた水音が清らかだと喜ぶホンジュに、長く人と話せなかったホンジュの声の方が清らかで美しいと言う。自分の言葉に照れながらも、やりたかったことを全て一緒にやろうと誘う。

チャン判官とファリョンの座敷に同席したパンヤは、世孫が足に赤い斑点があると聞き、サンの足の赤い斑点を思い出し、動揺する。

二花院のサンの部屋。サンはシヨル相手に、ダノを守れるのか不安になったと不安を口にする。一方、ホンジュと親しげなシヨルに、彼女が閉じこもって暮らす理由を聞いたかと確認するが、シヨルもまだ知らない。もっと親しくなれは話してくれるだろうと気軽に答えるが…。

翌朝、本を借りようとユハの部屋に入ったユクホ(イン・ギョジン)。そこで犬小屋と子供たちの絵が描かれた『三韓秘記』を見つける。ユハを問い詰めるが、サンが描いた絵だと聞かされる。絵の意味を知るユクホは、サンを呼び出し、跪いて二花院から出ていってほしいとお願いする。サンは、ユクホの言葉に改めて自分が災いを招くと考え、事前に用意しておいた家にシヨルを案内する。そしてもし自分の身に何かあれば、ダノとみんなをここに連れて来てくれと頼む。「自分の使命は主君を守ること」と断ろうとするシヨルに、「頼みでなく命令だ。命を捨ててまで俺を守ろうとするな。二花院の皆を守ってほしい。その中にお前も入っている」と告げ、ダノに尾行が付いた時の作戦を伝える。

ユハに王材を見た左議政は、ユハがイ・ソルだと証明する一文を『三韓秘記』に追記する。本物のイ・ソルが現れても、ユハより優れていない限り気持ちは変わらないと言う左議政だが、それは裏を返せば、「ユハと本物のイ・ソルを比べる気だ」と考えるファリョン。

王イ・チャンに呼び出されたダノ。イ・ソルが誰なのか聞かれるが、知らぬふりをする。その帰り道、ダノを襲撃してイ・ソルをおびき出せ、現れなければダノを殺せとの王命を受け、内禁衛がダノの後を付ける。そこに番人が現れダノを襲う。それを防ぐと見せかけてサンがダノを連れて逃げる。そして安全な場所に連れて行ったダノを抱きしめ、「もう二度と大切な人を失いたくない。それが王座に就こうとする唯一の理由だ」と話す。そして「君がいなければ何の意味もない」と、口づけする。

■見どころ
酔っぱらったダノを負ぶって彼女の本心を聞いたサン。前回はおまけに頬にキスまでされた。「なかったことにしてやる」というサンに、「失敗ではありません。なかったことにはできません」ともはや恋心を隠さないダノ。二花院の皆との食事や焼き栗を食べる場面でも、ラブラブぶりを隠さなくなった2人。その様子を寂しそうに見つめるユハの目が印象的だ。

そんなユハに寒さ除けの帽子を作ってやるファリョン。彼女がユハの母と言うのは間違いないだろう。一方、8年前の番人がシヨルとは驚いた。シヨルが「初めてなんでもしてやりたくなる女人」と想いを寄せたホンジュの許嫁を殺したのはシヨルと言うことになる。シヨルの恋も何やら複雑になりそうな気配だ。

正体を知られたシヨルとサンの関係が面白い。「主君が心を寄せるダノに危害を加える気はない」と宣言するシヨルの言葉にほっとしながらも、サンとダノとの秘密の会話も聞かれていると知り慌てるサン。ため口でいいと言いながらも、サンに睨まれると語尾に丁寧語の「~よ」つけるシヨル。また、主君を守ることが使命と言うシヨルに「命を捨ててまで俺を守ろうとするな」と返すサン。これまでコミカル一方だったこの2人のブロマンスにも期待が膨らむ。

ところで、シヨルを「殿下」と呼んだのはシヨルの師だった。どうやら番人の中で一番腕が立つ者を「殿下」という愛称で呼ぶようだ。次回は、「私が本当に望むのはあなただ」 真心込めたチョン・ゴンジュ扮するユハの言葉が気になる12話は、4月25日SBSで放送、Prime Videoでも独占配信する。気になる予告動画は以下のYouTubeから視聴できる。

Youtube「12話予告動画」

韓国SBS「꽃선비 열애사」サイト

kandoratop【作品詳細】【「コッソンビ」を2倍楽しむ】