「ケイジとケンジ 時々ハンジ」第5話で磯村優斗が係長に昇進、“やっぱり”な犯人が話題に!ネタバレと第6話予告
5月11日に放送された テレビ朝日 木曜ドラマ「ケイジとケンジ時々ハンジ」(毎週夜10時より)第5話では、真犯人が“やっぱり”忍成修吾だったことが話題に。5月11日に放送される第6話の見どころとあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「ケイジとケンジ 時々ハンジ」は、走り出したら止まらない元体育教師の異色の情熱系刑事・仲井戸豪太(桐谷健太)を中心に、“刑事”と“検事”、そして“唯我独尊の判事(裁判官)”による大人のビターな群像劇を軽快に描く《新感覚のサスペンスコメディー》。
5月11日に放送された第5話は、牛島署長が“同窓会赤ワイン殺人事件”に巻き込まれてしまう。容疑者は牛島を含む49人。その後、同級生たちの証言から被害者・津川に恨みを持つという人物が2人浮上する。黒川智花演じる可憐で清楚な同級生・城山由希子と、忍成修吾演じる借金を抱える本屋の店主・唐沢吾郎だ。
舞台は2時間サスペンス風だが本作は1時間で事件を解決しなければならず、あっという間に事件の真相にたどり着いた。警察官の関わる事件だったため、初動調査から検事が立ち合うことになり、重要参考人の家宅捜査のための令状を判事に出してもらうなど、普通割愛されてしまうシーンもしっかり描かれるので事件解決に割く時間が非常に短いのだ。
検事・判事の登場シーンでは、目黒と諸星判事(吉瀬美智子)が“偶然の出会い”デートをしていることや、二階堂検事(北村有起哉)の好意を必死に知らぬふりをするみなみ(比嘉愛未)の攻防を知ることができ、これはこれで、ラブコメネタとして楽しめた。
前回退職した江戸係長(古田新太)にかわって、係長に昇進した目黒の成長には目を見張り、豪太も「さすが」と認める堂々たる活躍を見せた。また真犯人が、忍成修吾だったことに視聴者からは「やっぱり犯人か」「期待を裏切らない」「ミスリードかと思ったけど、そのまんま」といった反応があった。
次回5月18日に放送される第6話は、凶悪暴行事件が発生、唯一の目撃者である女子中学生(北里琉)は口を閉ざし…。予告動画では、目黒が拳銃を抜き、豪太に「メグちゃん拳銃はダメ!」と止められるシーンが。目黒が何故そこまで理性を失うことになったのか?
■前回:第5話 ネタバレあらすじ
横浜みなとみらい署の署長・牛島正義(伊藤淳史)は初めて高校の同窓会に出席し、久しぶりに同級生たちと歓談する。高校時代に片想いをしていた可憐で清楚な同級生・城山由希子(黒川智花)から、39歳という若さで署長を務める今の自分を褒められ、うれしさで胸がいっぱいになる牛島。
ところが突如、楽しい同窓会の空気が一変する事件が起こってしまう。なんと牛島と歓談していた近々上場するというIT会社のCEO・津川亮太郎(敦士)が赤ワインを口にした瞬間苦しみだし、亡くなってしまったのだ。通報を受け、仲井戸豪太(桐谷健太)ら横浜みなとみらい署強行犯係の面々が現場に駆けつけた。退職しした江戸係長(古田新太)に代わり、係長に昇進した目黒元気(磯村勇斗)は張り切って各自に指示を出す。
まもなく津川の死因が、ワインに混入された青酸化合物による急性中毒だと判明。出席者の一人が撮影していた動画や聞き込みの結果から、津川が同窓生の誰かからワイングラスを受け取ったことも分かる。しかし、動画からも肝心な相手は特定することができず、共犯者がいる可能性もあることから、犯人候補は牛島も含む同窓生49人。署長が捜査対象者になるという前代未聞の事態に戸惑いながらも、仲井戸豪太(桐谷健太)ら横浜みなとみらい署強行犯係の面々は捜査を開始する。
指揮を執るのは県警の捜査一課長・見城長一郎(池田成志)、さらに横浜地方検察庁みなと支部の検事・二階堂俊介(北村有起哉)&立会事務官・仲井戸みなみ(比嘉愛未)も警察関係者が関わる事件ということもあり初動捜査から共に調べを進めていくことに。
殺害された津川は高校時代はパソコンオタクで地味だったが、自分の思い通りにならないと許せないエキセントリックな性格で、いまはIT企業のCEO。その後、牛島のもとに寄せられた同窓生たちの証言から、怪しい人物が2人浮上する。1人は津川とベンチャーで起業したが、その後仲たがいした唐沢吾郎(忍成修吾)。そして、もう1人は津川と不倫関係にあったという由希子だった。清楚で可憐だった由希子からは想像もつかない“今の顔”を知り、激しく動揺した牛島を、豪太は慰める。
津川のスマホに残された由希子とのメッセージのやりとりから、2人の間にトラブルがあったことがわかる。由希子は、青酸化合物を入手できる職場で働いており、疑いが強くなる。一課長の見城が取り調べをするが、由希子は、青酸化合物は会社で厳しく管理されているから持ち出せないと主張。不倫関係があったことと、津川から2週間前に別れを告げられていたことは認める。家宅捜索から由希子が産婦人科に通っており、津川の子供を妊娠していることが判明する。
一方、津川の会社を退職したあと実家の本屋を継いだ唐沢には、現在1200万円の借金があった。変装して本屋を偵察した豪太は、唐沢が怪しいとにらむ。田口巡査(湯江タケユキ)に唐沢書店の評判を聞きに行くと、後援の池の魚が大量に死んでいると釣り人が通報にやってきた。気になった豪太が科捜研で調べてもらうと、池の水から津川の殺害に使用されたものと同じ青酸化合物が発見される。
池は由希子の自宅から近いが、由希子の会社から青酸化合物が持ち出された形跡はなく、何者かが由希子に罪を着せようとしているのではないかと豪太は考える。公園の監視カメラ映像には唐沢の姿があり、押収したパソコンには、海外から青酸化合物を購入した履歴が残っていた。
唐沢は自分が大きくした会社を横取りした津川が許せず、さらに借金返済を頼みに行った時も無下にされたことを恨み、津川殺害を計画したことを白状する。同窓会での殺害は、山中から由希子と津川の不倫を聞いて、罪をなすりつけられるかと思ったからだった。
「不倫のことなんか聞かなければ津川を殺さなかった」と言う唐沢に、目黒は「ふざけるな、ただの逆恨みだ!…確かなのはお前が殺人犯で最低の人間だということだ」と一蹴し、涙を流す唐沢に、「それで同情を買えると思うなら、検事の前でも、判事の前でもやってみろ!」と告げた。目黒の豪気な姿に「さすが係長」と豪太も感心する。
釈放された由希子に「疑って悪かった」と牛島は謝る。由希子は微笑んで子供は産んで1人で育てると言う。「幸せになってほしい」という牛島に、「家族を大切にね」と去って行った。2人を見守っていた豪太は、牛島に由希子のイメージは変わったかと聞く、「全然変わらない」と牛島は満足げに微笑んだ。別々の方向に歩き出した2人を見て、豪太は「これでよかったんや…」と呟いた。
■次回:第6話 あらすじ
高架下の広場で矢口久志(舟津大地)がケンカの末に暴行を受けるという事件が起こる。止めに入ったホームレスを突き飛ばし、加害者の男は逃走。強行犯係の面々は覚醒剤の売買をめぐるトラブルだとにらむが、捜査は暗礁に乗り上げてしまう。ホームレスは加害者の顔を覚えておらず、被害者の矢口も面識のない人間とのケンカだったと黙秘に転じてしまったのだ。そんな中、110番通報した近隣住民が、制服姿の女子中学生が一部始終を目撃していたと証言。目撃者候補の中学生たちへの聞き込みを開始した強行犯係の原口奈々美(岡崎紗絵)と岸本凛(長井短)は、なぜか「話したくありません」と警察官を拒絶するような態度を取る生徒・松原未央(北里琉)のことが引っかかる。そんな中、事件現場を洗い直した豪太は、ついに加害者・大八木勇ニ(両角周)を捕まえる。だが加害者の大八木はおろか、被害者の矢口も、そして目撃者の未央も、頑として黙秘を貫き…。
テレビ朝日 木曜ドラマ「ケイジとケンジ 時々ハンジ」は2023年4月スタート。出演:桐谷健太、比嘉愛未、磯村勇斗、古田新太、伊藤淳史、岡崎 紗絵、長井短、西村元貴、中村アン、吉瀬美智子、北村有起哉 ほか。番組公式Twitterアカントは「@keijitokenji」、番組公式Instagramアカウントは「keijitokenji」。PR動画は番組公式サイトで公開されている。
◇「ケイジとケンジ 時々ハンジ」番組公式サイト
【2023春ドラマ紹介】
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