痴漢のえん罪を晴らすための復讐かと思われた事件だったが、真鍋（伊藤歩）の婚約者は実際に犯罪を犯していた！大泉洋が劇中で福山雅治のモノマネを披露！「ラストマン－全盲の捜査官－」（毎週日曜、よる9時、TBS）5月21日、第5話を放送。皆実広見（福山雅治）が来日したのはやはり41年前の強盗事件の捜査が目的だ！予告動画が番組公式サイトで公開されている。



ミステリアスなストーリーが交錯する新時代の痛快バディドラマ「ラストマン－全盲の捜査官－」の第4話が5月14日（日）に放送された。FBI（米連邦捜査局）捜査官・皆実広見（福山雅治）、バディの護道心太朗（大泉洋）とともに皆実を助ける吾妻（今田美桜）の過去が判明した。皆実が来日したときからずっと皆実に協力していた吾妻は、実は高校時代の部活中に盗撮被害にあい追い詰められて引きこもりになっていた。そんなとき、盲目でありながらも捜査官としてFBIで活躍する皆実を知り、手紙を送った。それが心のよりどころだった。皆実もその手紙を覚えていて、来日してすぐに吾妻に気がつき、自分のブレーンに取り込んだのだった。

第4話では、痴漢を犯した犯人にブラックライト以外では見えないスタンプを押すことで痴漢そのものを防止、そしてえん罪を作らないと訴えていた痴漢冤罪の会の真鍋（伊藤歩）が実は痴漢をしていたグループ４人を殺し、2人を殺人未遂にした犯人だった。真鍋の婚約者が痴漢のえん罪に間違われたことで真鍋はその復讐をするために実際に痴漢を犯していた人を殺すのだが、実は婚約者もその人達と共謀して痴漢をしていたことまでわかり、真鍋は絶望する。

21日に放送される第5話は料理系人気インフルエンサーの連続殺人事件を担当する。心太朗が皆実と近くなりすぎたために甥の泉（永瀬廉）に皆実のことを報告させていた護道京吾（上川隆也）だが、第5話でその目的がわかる。皆実のほうから「41年前の強盗殺人事件」について話してきたのだ。心太朗の父親の事件と思われるが、いったいどんな真実が隠されているのか。

■前回：第4話ネタバレあらすじ
皆実（福山雅治）と吾妻（今田美桜）にサポートしてもらいながらジョギングを楽しんでいた。吾妻の走り方は「プロ」のようだと言うと、吾妻は部活でやっていたことを打ち明けた。そんな中、遭遇した男性が亡くなるという事態に見舞われる。男性は最後に「刺された」というが、刺傷はない。手のひらになにか針に刺されたような跡だけがあった。

皆実は事故死ではないと思い、病理検査を依頼した。死因が蜂の毒物を数倍強くした毒によるものだと判明した。さらにブラックライトを当てると遺体の手にはなにかの動物の紋章が刻印されていた。泉（永瀬廉）や心太朗はイヌや猫というが、吾妻は「オオカミ」だという。それを聞いた男性の妻はなにかを隠しているようだった。

さらに心太朗（大泉洋）の調べで同じような犠牲者は3人いることとすべてが要人だということがわかる。公安・捜査二課とも連携した大掛かりな捜査が始まる。ただ、皆実は国家機密的なものではないと思っていた。

被害者の妻の事情聴取に皆実と心太朗は向かう。そこで、スタンプの意味を知った。殺された男性は痴漢の罪で以前捕まったことがあった。しかし、えん罪だったため、痴漢冤罪の会に入った。そこでスタンプの存在を知ったという。女性が痴漢にそのスタンプを押せば実際に痴漢をしたかしていないかがわかる。

それを聞いて、皆実達は会に行った。そこでスタンプを開発した真鍋（伊藤歩）は以前に送られてきたというメールをすぐにプリントアウトして皆実に渡した。

そんな中、泉（永瀬廉）が、吾妻を事件から外すように皆実にお願いしてくる。その理由は、吾妻がずっと心に傷を抱え続けているため、この事件では暴走しかねないと心配しているのだ。しかし、皆実は捜査を続けるかどうかは吾妻が決めるべきという。

電車内で盗撮していた松宮（前野朋哉）が毒を刺された。同じ手口だ。心太朗と皆実が司法取引を持ちかけるとペラペラと犯罪について話し始めた。それは無くなっている4人とチームを組んで痴漢をしていたというのだ。しかし、毒を刺された日は誰も電車に乗っていなかったという。心太朗は「全員死んでいる」と伝えて部屋を出る。松宮は盗撮容疑で逮捕された。

松宮を刺したと自首してきた女子高生がいたが、松宮とは別の車両に乗っていたことが判明し、罪は犯していないことがわかった。痴漢をされた誰かが刺したのではなく全くの第三者による犯罪に思われた。その犯人はアカウントを乗っ取り松宮をおびき出したことがわかった。さらに、痴漢仲間のシブさんという人物が別の電車に乗っていることがわかる。そこに捜査1課、心太朗、皆実、吾妻が乗り込んだ。そこにいたのは真鍋だった。

真鍋から逃げるシブさんをかばって吾妻が刺されてしまった。すぐに真鍋は逮捕され、吾妻は救急車で運ばれた。

真鍋の話では、婚約者が痴漢のえん罪で捕まった。えん罪だとわかったが、職場や人間関係などはもとに戻らず自殺したという。弁護士に頼んで車両の映像を見せてもらい、本当に痴漢をした人を探し始めた。そして、痴漢がグループで行われていることを知り、一人ずつ殺していった。松宮やシブさんを殺せなかったことは心残りだという。そんな真鍋に辛い現実が突きつけられた。それは婚約者はえん罪ではなく、実際に痴漢をしていたのだ。両親にはそのことを告げていたが、両親は婚約者である真鍋のショックを考えてそのことを伝えなかったという。

吾妻は回復した。実は吾妻は学生時代に陸上部に所属していたが、盗撮被害にあい、その写真をネットでばらまかれていてショックで引きこもるようになっていた。そんなとき、皆実のことを知り、ならい立ての点字で手紙を書いた。それを心の糧にして皆実と同じように活躍したくて警察官になったという。皆実は当然その手紙のことも、吾妻にあった瞬間からその手紙を書いた本人だとわかっていた。

■第5話あらすじ
インフルエンサーを狙った犯罪が各地で相次ぎ、皆実（福山雅治）は護道京吾（上川隆也）に、管轄をまたいだ捜査の協力態勢をとるように依頼する。人気料理系インフルエンサーのナオン（わたなべ麻衣）が殺害される事件が発生。皆実と心太朗（大泉洋）が現場に行くとテーブルには華やかな料理が並んでいたが、皆実は小さな違和感を覚える。

そんな中、同じ事務所所属で人気料理系インフルエンサーの青嶌（高梨臨）が暴行を受けてしまう。

4月23日スタート、「ラストマン－全盲の捜査官－」。出演：福山雅治、大泉洋、吉田羊、寺尾聰、永瀬廉 (King & Prince)、今田美桜、上川隆也、松尾論、今井朋彦、奥智哉、王林、ほか。番組公式Twitterアカウントは「@LASTMAN_tbs」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

◇TBS日曜劇場「ラストマン－全盲の捜査官－」番組公式サイト

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