「それってパクリじゃないですか?」“高梨”常盤貴子の裏切り行動のわけとは…?第8話ネタバレと第9話予告
5月31日に芳根京子主演の日本テレビ系 新水曜ドラマ「それってパクリじゃないですか?」(毎週水曜、夜10時)第8話が放送された。ドラマのネタバレあらすじと6月7日に放送される第9話の見どころを紹介しよう。Huluオリジナルストーリー#01「それってコメディじゃないですか?」が配信開始!予告動画やスペシャル動画などは番組公式サイトで公開されている。
「それってパクリじゃないですか?」は、会社の宝となりえる“権利(知的財産権)”をめぐる『知的財産バトル』をテーマにした、新時代の知的財産オフィスエンターテインメント。
5月31日に放送された第8話では、月夜野で人気商品を次々開発してきた高梨部長がパテントトロール企業「太陽新社」と関りがあったことや、ハッピースマイルビバレッジの知財部と接近していたことなどから、車内で疑惑を向けられることに。
しかし、芹沢にだまし討ちにあい他人の特許を横取りしてしまった高梨は、自分の「知財」の知識のなさを後悔し、「月夜野」では「知財部」を作ることに尽力し、同じようにパテントトロールに悩まされている企業に団結を呼びかけていたことが判明する。
全ての誤解が解け、「009特許」無効の証拠も手に入れたことで、パテントトロールの芹沢からの攻撃は撃退。ドラマラストでは又坂と高梨、そして今も発明を続けていた中野が再会し、新たな門出を描く場面でドラマは幕を閉じた。高梨が悪人ではないことは、社長はもちろん部下たちもが感じていたことだ。高梨がたった1人で背負ってきた「過去の罪」への後悔、それに立ち向かう勇気と実行力には尊敬の念を抱かずにはいられない。最後はすべての罪悪を払拭することができ、高梨のみせたはにかんだ笑顔に、視聴者もホッと胸をなでおろした。
ドラマの中でも和気あいあいの月夜野ドリンク社員たちが、5月31日から配信されるHuluオリジナルストーリーで「コメディ」「ホラー」「ラブストーリー」という王道ジャンルになぞられた珠玉の三篇編成で登場。第一話の「それってコメディじゃないですか?」では、熊井部長(野間口徹)が会社に連れてきたやんちゃな息子・翔太(川原瑛都)が巻き起こす騒動が描かれる。月夜野愛が深まるサイドストーリーをお見逃しなく。
次回6月7日に放送される第9話では、お笑いコンビ・南海キャンディーズのしずちゃんこと、山崎静代が人気イラストレーター・ハナモ役でゲスト出演する。本作への出演依頼が、山崎自身初となる個展の開催中だったといういう山崎は「これまで著作権など考えたことがなかったですけど、個展をやらせてもらい、自分の作品を多くの方に観てもらうことで、その作品が他人にうまく使われることは気を付けなければと思いました。」とコメントしている。
■前回:第8話 ネタバレあらすじ
今宮食品との通称「009特許」を巡る争いが決着し、安心したのも束の間。今宮食品から「009特許」を買い取った「総合発明企画」から、特許権侵害の訴訟に関する連絡が届き、代表の芹沢(鶴見辰吾)が月夜野に乗り込んできた。月夜野が社運をかけた目玉商品「カメレオンティー」の発売を前に、穏便な問題解決を願う月夜野サイドに、芹沢は1億円の和解金の支払いを要求する。
和解金の支払いの猶予は1週間。そんな中、亜季(芳根京子)は、尊敬する開発部長の高梨(常盤貴子)が、かつて、特許を食い物にする“パテントトロール”の「太陽新社」に所属していたことを知る。芹沢が提示した1億円には、特許権侵害の賠償金だけでなく、高梨の過去に関する口止め料が含まれていたのだ。
月夜野と高梨を守るためには、和解金を支払うか、「009特許」に特許性がないと証明するしかない。亜季と北脇(重岡大毅)は特許の無効化のために15年前にイギリスで発行された学術論文を手に入れようとするが、そう簡単に見つからない。
一方、芹沢は、高梨に急接近し「太陽新社」の時のように一緒に稼ごうと声をかける。その後、高梨は度々仕事中に外出し、ハッピースマイルの知財部員と会っていたことも目撃され、その行動が部下や同僚から不信をかうことに…。また、高梨は又坂(ともさかりえ)に先輩・中野(板尾創路)の研究を奪った過去を追及され、それも認めた。
高梨が本当に特許を利用して、人を騙すようなことをしていたのか!?どうしても高梨がそんな人物だとは思えない亜季。実は月夜野に知財部を作った張本人であると熊井部長(野間口徹)から知らされた亜季は、ハッピースマイルと中野から話を聞こうと提案する。
亜季に背中を押された又坂は、なかなか勇気を持てずに会えなかった中野の行方を探ることになり、北脇が亜季と共にハッピースマイルに向かう。北脇は、月夜野と同じく「総合発明企画」に狙われている会社のリストの中にハッピースマイルが含まれていることを突き止めていた。
ハッピースマイルで2人の話を聞いた田所(田辺誠一)は、高梨がハッピースマイルに来た理由が、ともに「総合発明企画」に立ち向かおうという件だったと説明された。高梨から直接事情を聞くと、中野の研究を善意でサポートしていたものの、芹沢に騙されて中野の特許を奪う形になったことを後悔し、自らの過去と向き合ってきたこと、知財部を月夜野に作ろうとしたのも大事な“特許”をパテントトロールから守るためだを知らされる。
高梨の思いに触れた亜季は、芹沢との戦いを続けたいと主張するが、高梨はこれ以上の迷惑はかけられないと、増田社長(赤井英和)に退職願を提出してしまう。
和解金の支払い期限が迫り、社内に諦めの声があがる中、「ビジネスにときには正義があってもいい」と北脇が熱く語ると、社員一同が文献検索への協力に名乗りを上げた。
一方、中野と再会した又坂は、あれから毎年高梨から詫び状が届いていたことを告げ、さらに特許の出願書類に最初は自分の名前が書かれていたことを見ていたことを知らされる。
ついに和解金の期限の日がやってきた。社員総がかりでみつけた「009特許」が特許無効になる論文を提示されても強気な態度を崩さない芹沢に、高梨は、月夜野を辞めて芹沢の悪事を世間に公表すると宣言する。
芹沢は、高梨がいる以上月夜野の評判を落とすのは簡単だし、「太陽新社」と自分には何の関係もないとせせら笑う。すると増田社長は高梨の退職願を破り捨て、月夜野には高梨が必要、彼女を守ると啖呵を切る。
そこに又坂が飛び込んできた。中野の名前で提出された特許が、芹沢の手で特許変更届を出されていた証拠が見つかったのだ。これで「太陽新社」時代からの悪事を隠しきれなくなった芹沢は、月夜野との戦いを諦め、増田社長から和解金一万円を受け取ると、悔しそうに去っていった。
高梨は今も新しい発明に取り組む中野と和解を果たし、又坂はようやく「一人前」に成れたと喜んた。
■次回:第9話 あらすじ
「カメレオンティー」の発売まであとわずか。以前、人気イラストレーターのハナモ(山崎静代)に描いてもらった『月夜ウサギ』を、今回のイベントでも使用することになったのだが、勝手にイラストを使われたと思い込んだハナモが、SNSに怒りのコメントを書き込んだため大炎上。ハナモとの契約書に目を通した北脇は、「完全なる勘違い」と一刀両断。それでもハナモの誤解を解き、世間を納得させなければ、「カメレオンティー」の発売にも影響が出る。北脇から「ピンチはチャンス」と背中を押された亜季がハナモとの話し合いを担当することになるが、怒り心頭のハナモが会社に押しかけてきた!そんな中、「カメレオンティー」がハッピースマイルビバレッジの特許を侵害しているという警告書が届き、北脇は窮地に立たされることに…。
日本テレビ水曜ドラマ「それってパクリじゃないですか?」は4月12日夜10時よりスタート。原作: 奥乃桜子『それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~』(集英社オレンジ文庫)/主題歌:AARON「ユニーク」(ユニバーサル シグマ)/オープニング曲:ジャニーズWEST「パロディ」/出演: 芳根京子、重岡大毅(ジャニーズWEST)、常盤貴子、秋元真夏、渡辺大知、福地桃子、朝倉あき、豊田裕大、諏訪雅、高橋努、相島一之、赤井英和、野間口徹、ともさかりえ、田辺誠一 ほか。ハッシュタグ:#それパク。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇「それってパクリじゃないですか?」番組公式サイト
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