【最終回】「ケイジとケンジ 時々ハンジ」桐谷健太と比嘉愛未の“強い絆”に北村有起哉は成すすべもなく…第8話ネタバレと第9話予告

2023年06月02日11時00分ドラマ
(C)テレビ朝日

6月1日に放送された テレビ朝日 木曜ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」(毎週夜10時より)第8話では、仲井戸みなみ(比嘉愛未)の正義への熱い思いが事件を解決に導いた!6月8日に放送される最終回第9話に「インフォーマ」で桐谷のバディ役 佐野玲於(GENERATIONS)が敵役でゲスト出演する。見どころとあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「ケイジとケンジ、 時々ハンジ。」は、走り出したら止まらない元体育教師の異色の情熱系刑事・仲井戸豪太(桐谷健太)を中心に、“刑事”と“検事”、そして“唯我独尊の判事(裁判官)”による大人のビターな群像劇を軽快に描く《新感覚のサスペンスコメディー》。

6月1日に放送された第8話では、みなみが、傷害事件の容疑者・久保田涼子(橋本マナミ)に車で連れ去られてしまうという事件が発生。自らのミスで“あってはならない事態”を招いてしまった担当検事の亀ヶ谷(西村元貴)に、懲戒免職の危機が…。誰かが“横浜を去る”という予告動画の警告が亀ヶ谷のことを刺していたのかと不安が募る中、次々と思いもよらぬ事実が明かされていき、容疑者の罪には情状酌量の予知があり、みなみが自らの意志で車に同乗したことなどから、亀ヶ谷に対する処分は軽いものとなり、誰も横浜を去らずに済むことができ、万々歳で事件は幕を閉じた。

亀ヶ谷がほぼおとがめなしと知った矢部検事(中村アン)は、亀ヶ谷に「一緒に東京地検特捜部をめざそう!」と珍しく親し気にに声をかけた。いつのまにか、ここにも小さな恋が芽生えていたのだろうか!?一方、第1話からすでに誰もが気づいていた二階堂のみなみへの恋心を、最終回直前になって、やっと本人が自覚したことには驚かされた。二階堂は、みなみと熱く強い絆で結ばれた兄・豪太の存在になすすべもなく、無理だ無理だと項垂れるばかり、このままただ想いを寄せるだけで終わらせてしまうのか?

次回6月8日に放送される第9話でドラマは最終回を迎える。ラストミッションは闇バイトの親玉を逮捕し起訴まで持ち込むこと。豪太はキングの尻尾を掴むため、あろうことか闇バイトに応募。二階堂らと連携し、禁断のおとり捜査に乗り出す。刑事と検事、そして判事が一丸となって立ち向かう“最後の事件”。それぞれの威信をかけた熾烈を極める捜査の行方とは…!?

現在Netflixで世界配信中のドラマ「インフォーマ」で、桐谷の“バディ”役を演じる佐野玲於と、『non-no』専属モデルで、女優としても活躍中の横田真悠が最終回にゲスト出演する。佐野が演じるのは“最凶の敵 ”となる投資家・阿久津守だ。佐野は「大先輩の桐谷健太さんとまた共演させていただけること、とても光栄でうれしいです(個人的には磯村さんも好きです)!少しでもドラマが盛り上がるように楽しみながら頑張りたいと思います!」と意気込みを語る。“最後の事件”を徹底的に翻弄する佐野の“どこまでも心をかき乱す芝居”に注目したい。

■前回:第8話 ネタバレあらすじ
離婚調停中の1児の母・久保田涼子(橋本マナミ)が、夫側の弁護士・五十嵐明(徳重聡)にグラスを投げつけ、顔に全治1カ月のケガを負わせ送検された。しかし、涼子は頑として黙秘を貫き、担当検事の亀ヶ谷徹(西村元貴)は勾留延長を請求する。判事・諸星美沙子(吉瀬美智子)の勾留質問では、涼子は犯行の理由こそ語らないものの、罪については素直に是認したため、証拠隠滅も逃走の恐れもないと判断した美沙子によって請求は却下され、涼子はいったん釈放された。

しかし、この諸星の判断がまさかの裏目に出てしまう。亀ヶ谷が在宅で取り調べを続行しようとしたところ、涼子と突然連絡が取れなくなってしまったのだ。亀ヶ谷は被疑者が女性ということもあり、本来は二階堂検事(北村有起哉)付きの立会事務官である仲井戸みなみ(比嘉愛未)にも同行してもらい、沢事務官(小松利昌)とともに涼子の自宅を訪問する。

玄関扉が空いていたため、亀ヶ谷が室内に入ると、なんと涼子はあわてて窓から逃げ出し、駐車場へ。アパートの裏で待機していたみなみは、彼女を止めようとして 止めようとして車に同乗、そのまま涼子はみなみを車に乗せたまま逃走してしまう。みなみはこのままでは大変なことになると涼子の説得を試みる。

知らせを受けた横浜みなとみらい署強行犯係の刑事・仲井戸豪太(桐谷健太)は激しく狼狽。送検中の被疑者が検察官を連れったというニュースが流れ、大騒ぎになる。一方、涼子は息子・翼が通う幼稚園を訪れていた。このまま逮捕されたら一生息子に会えなくなる。それが心配で一目会ってからと思っての行動だったのだ。涼子は息子に会うことはできたもののすぐさま引き離され、駆けつけた警察官らによって確保された。

亀ヶ谷と沢、そしてみなみは上官から今回の不手際への処分が下されることになってしまった。二階堂はみなみを助けられなかったことに落ち込み、持丸支部長(峯村リエ)に寛大な対処をお願いする。部下を助けるために必至になる二階堂に、持丸は自分も部下に対する監督不行き届きを問われているのだと語った。

みなみは、涼子の車に乗ったのは逃走を止めさせるためで、降りなかったのは自分の意志だと説明。さらに逃走中、涼子は交通違反をしなかったし、危険な目にも遭っていないと証言した。みなみは、離婚調停中にも関わらず、子供から引き離され、さらに弁護士からもう二度と会えないなどと言われた涼子は追い詰められていたに違いないとみなみは力説する。

涼子の事件の担当検事が二階堂に代わり、みなみは二階堂と一緒に夫と夫の弁護士と会うことに。彼らの話では、離婚話が持ち上がったのは、涼子がスーパーで万引きをしたからで、老舗和菓子屋の名を汚すわけにいかないと示談で済ませた。息子を犯罪者の子供にするわけにはいかず、近々再婚も考えているため、早々に離婚したいという。そして、被害届を出している弁護士の五十嵐は、涼子にグラスをぶつけられて全治1ヵ月のケガを負わされたことへの不満も語った。

涼子は、夫の浮気が原因で精神が不安定になり、心療内科に通っていたこと、その帰り道に、自分でも知らないうちに万引きをしてしまったことを明かした。さらにその後、犯罪者は家に置いておけないと追い出され、五十嵐弁護士から呼び出されて喫茶店に行ってみると、いきなり50万円の慰謝料と離婚届を突きつけられたという。あまりにも理不尽な弁護士の話に怒り、つい手元にあった水野は言ったグラスを投げてしまったのだ。

追加捜査を行う豪太が、五十嵐の診断書を出した堀井クリニックを訪れると、入口には五十嵐弁護士から贈られた立派な花が飾られていた。看護師に聞くと、五十嵐のケガは、たんこぶ程度のものだったという。五十嵐と堀井医院長は中学の同級生で、五十嵐が関わる傷害事件の診断書はすべて堀井が出していた。

看護師の証言だけと現状証拠だけでは証拠として弱い。豪太と二階堂、みなみは五十嵐の弁護士事務所を訪れ、五十嵐がこれまで関わった件で堀井のクリニックが出した診断書を再捜査すると宣言、事と次第によっては医師免許はく奪と五十嵐にもそれ相当の罰がくだされると忠告する。

後日。涼子は、みなみを突き飛ばした公務執行妨害については略式起訴、五十嵐への傷害事件については被害届が取り下げられたため、起訴猶予という処分になった。みなみは涼子にきちんと弁護士をつけて、息子の親権についても戦うよう励ます。

亀ヶ谷は訓告処分、沢は厳重注意処分、みなみは今回に限りお咎めなし、そして持丸支部長も、監督不行き届きで厳重注意処分ということになった。

■次回:第9話 あらすじ
老夫婦が拘束され、金庫から500万円を奪う強盗事件が発生。横浜みなとみらい署強行犯係の面々は、闇バイトの募集サイトで集められた、互いに面識のない3人組の実行犯をスピード逮捕する。その指示役は「キング」と名乗る人物で、この1年の間に少なくとも15件の強盗事件に関わり、警察がマークし続けるも、未だ正体不明の凶悪犯だった。

起訴までにキングの正体を突き止めようと、送検された3人を必死に取り調べる検事たち。そんな中、被害に遭った老夫婦のもとにモデルの森野さやか(横田真悠)から500万円が送られてくる。さやかへの事情聴取を重ねる中、豪太らは彼女の婚約者・阿久津守(佐野玲於)こそがキングではないかとにらむ。下手に動けば即座に物証は消され、元の木阿弥になることは明白。キングを捕まえる千載一遇のチャンスを目の前にしながら、手も足も出せない状況に、豪太も二階堂も苛立ちと焦りを隠せない。その矢先、キングが新たに殺しの闇バイトを募集した。豪太はキングの尻尾を掴むため、あろうことか闇バイトに応募。二階堂らと連携し、禁断のおとり捜査に乗り出し…!?

テレビ朝日 木曜ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」は2023年4月スタート。出演:桐谷健太、比嘉愛未、磯村勇斗、古田新太、伊藤淳史、岡崎 紗絵、長井短、西村元貴、中村アン、吉瀬美智子、北村有起哉 ほか。番組公式Twitterアカントは「@keijitokenji」、番組公式Instagramアカウントは「keijitokenji」。PR動画は番組公式サイトで公開されている。

「ケイジとケンジ 、時々ハンジ。」番組公式サイト

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