是枝裕和監督最新作公開記念!『海街diary』フジ6/3放送!あらすじと予告動画

2023年06月02日21時37分映画

本日6月2日(金)公開の最新作『怪物』で脚本家・坂元裕二とコラボを果たした是枝裕和監督2015年の映画『海街diary』が、明日6月3日(土)フジテレビ21時からの土曜プレミアムにて地上波放送する。映画公式サイトで予告動画が公開中だ。



新作『怪物』は複数の章で構成され、小学5年の少年をめぐる「トラブル」を異なる登場人物の立場から照らし出す作品。音楽は坂本龍一。南フランスで開催されたカンヌ国際映画祭で5月27日(現地時間)に脚本賞を受賞した。

『海街diary』は、2006年よりコミック誌『月刊フラワーズ』(小学館)で連載、「マンガ大賞2013」「第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞」などを受賞した、吉田秋生作の同名コミックを原作に映像化した作品。

鎌倉に暮らす3姉妹が、腹違いの妹を迎え入れて暮らす1年の物語。見どころは、4人それぞれのエピソードを絡めながら淡々と綴られる姉妹の共同生活と、そこで描かれる鎌倉の四季折々の美しい風景。

第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作で、現地カンヌでも高い評価を得た作品だ。第39回日本アカデミー賞においては、最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀撮影賞、最優秀照明賞を受賞。そのほか、名だたる映画賞で綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずがいくつもの賞を受賞した。

■あらすじ
幸田幸(綾瀬はるか)、佳乃(長澤まさみ)、千佳(夏帆)の3姉妹は鎌倉の一軒家で暮らしていた。15年前、父は愛人を作って家を出て、その後母(大竹しのぶ)は再婚して現在は北海道で暮らしている。そんなある日、父の訃報が姉妹のもとに届いた。
父は愛人と再婚し、1児をもうけたがその後妻が病死し、また別な人と再々婚して山形で暮らしていたらしい。父の死後、先妻との間に残された娘・すず(広瀬すず)は、継母と異母兄弟たちと暮らしていた。
葬儀に参列した幸は、すずが肩身の狭い思いをしていることを察し、帰りぎわに思わず「鎌倉で一緒に暮らさない?」とすずに言う。間髪入れずにすずから「行きます!」との返事が返ってきた。
そして鎌倉で、新たに4姉妹の生活が始まったのだが…。

【海街diary】(2015)
監督・脚本:是枝裕和
原作:吉田秋生『海街diary』(小学館)
出演:綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず、大竹しのぶ、堤真一、風吹ジュン、リリー・フランキー、樹木希林、加瀬亮、鈴木亮平、坂内健太郎、木村緑こそ、小倉一郎ほか。

フジテレビ「土曜プレミアム」番組公式サイト
6月3日(土) 21:00~(一部地域を除く)

映画『海街diary』公式サイト