イ・ドヒョンの涙にSNSもらい泣き!「良くも、悪くも、だって母親」第11-12話:記憶を取り戻したガンホと心強い仲間たちの登場

2023年06月03日07時00分 
(2023年06月11日21時27分 更新)
ドラマ
Netflix シリーズ「良くも、悪くも、だって母親」独占配信中!
画像出典:番組公式サイト

ラ・ミランとイ・ドヒョンW主演の新韓国ドラマ「良くも、悪くも、だって母親」が、5月10日、11日JTBCにて放送、Netflixでも独占配信。第11-12話ではガンホが母ヨンスンの病状を知り、過去の記憶を取り戻し、ミジュら周辺の人物もガンホの身に迫る危険に関与していく様子が描かれた。気になるあらすじと見どころを見ていこう。

【Netflixシリーズ韓国ドラマ】【2023年配信ドラマ映画、他】

「良くも、悪くも、だって母親」は、子供のために悪い母になるしかなかった母親のヨンスンと、予期せぬ事故で子供になってしまった息子のガンホが、失った幸せを追い求めていく感動的なヒーリングコメディだ。【「良くも、悪くも、だって母親」を2倍楽しむ】では、各話のネタバレあらすじや見どころなどドラマを深掘り紹介している。



■第11話あらすじ
ガンホ(イ・ドヒョン)とベトナム人留学生フアン(イ・アジン)のお見合い当日。ミジュ(アン・ウジン)は双子にまつわる真実をヨンスン(ラ・ミラン)に打ち明けようとするが、ヨンスンが突然倒れてしまう。看護学校に通うフアンの応急処置とミジュの運転のお陰で一命を取り留めたものの、ガンホは母が余命幾ばくもない事を知ってしまい、目を覚ましたヨンスンはお見合いを邪魔したと勘違いしてミジュを責めてしまう。

ひょんな事からヨンスンの病状を知ってしまい、不憫に思っていたミジュの母(カン・マルグム)も娘に対するヨンスンの態度に大激怒。その頃、サムシク(ユ・インス)は事故の前にガンホが持ってきたブランドバッグからDNA鑑定書とSDカードを見つけ、大統領候補オ・テス(チョン・ウンイン)を脅して大金を脅し取る作戦に出る。

父を恋しがって墓前に訪れたガンホ。居場所に気づいて迎えに来たヨンスンは彼に亡き夫との思い出を語り始め、死なないでと涙するガンホに残された時間を幸せに過ごそうと励ました。その夜、ミジュの母に土下座して謝罪したヨンスンは数少ない友人である彼女の前で死に対する恐怖を打ち明けて号泣。

オ・テスの娘で結婚式を控えたハヨン(ホン・ビラ)に接近したサムシクはDNA鑑定書と、録音されたオ・テスとソン会長(チェ・ムソン)の会話をネタに大金をゆすり取ろうとするが、オ・テスの手下に拉致され、殺されかける。そこに現れたのは彼をソウルまで乗せる羽目になったソ室長(ソ・ジソク)とチャ代理(チャ・スンオン)だった。

翌日行われたハヨンの結婚式には招かれていないソン会長が現れ、ハヨンにガンホが回復したことを知らせると、動揺したハヨンは結婚式を飛び出してしまう。村に駆け付け事故の前のように元気に歩くガンホの姿を見て、事件が明るみになるのではと不安を抱く。家名に泥を塗った娘に怒ったオ・テスはハヨンを病院に軟禁状態にしてしまう。

おめかしをしてガンホと親子でデートを楽しんだヨンスン。しかし、テレビでは海辺で発見された変死体のニュースが報じられ、夜中に養豚場から火が出たと知らされるとガンホを連れて慌てて養豚場へと向かうのだが…。

BadMother画像出典:番組公式サイト■第12話あらすじ
火事から母親を救った直後に頭を負傷したガンホだが、村人が見守る中、助けに入ったサムシクを担いで無事に生還した。怪しい男を目撃したサムシクは警察に事情を説明するのだが、ガンホを危険に巻き込みたくないヨンスンは自分がやったと嘘をつく。何も知らないミジュはサムシクを問い詰めると、ガンホとオ・テスの因縁を知る。警察に通報すべきだと説得するミジュに対して、夫が死んだ経緯を打ち明けるヨンスン。

同じ頃、かつての秘書で自分の子供を身ごもった愛人スヒョンの変死体が見つかった事で不安を募らせていたオ・テスはソン会長を呼び出し、再びソン会長と手を組むと言い出す。大統領候補オ・テスとソン会長の立場は一転。スヒョン殺害の容疑をガンホに着せて始末する事に同意。

ミジュはソウルで再会したガンホがいつでも母ヨンスンへの愛情を忘れていなかった事を打ち明けると、ヨンスンはミジュこそが日記に書かれていた最愛の女性だったと気づき、お見合いの邪魔をしたと責めた事を謝罪。これに返すようにミジュも自分が未婚で双子の父親がガンホである事を打ち明け、今まで秘密にしていた事を謝罪。ヨンスンからガンホが事故前に父の復讐をしようとしていた事を知り、初めてガンホが自分から離れていった真意を知った。

ガンホが目を覚まし安心したのもつかの間、ガンホは海辺で見つかったオ・テスの愛人スヒョン(キ・ウンセ)の殺害容疑で逮捕されてしまう。ガンホは警察署でパニックを起こし、ヨンスンは令状も証拠もなく、記憶喪失のガンホを連行した警察に異議を唱え、ガンホは無事にヨンスンと家に帰れる事になった。しかし、ヨンスンはガンホが記憶を取り戻した事に気づいていた。事故以前の検事ガンホとして改めて母と挨拶をするガンホ。復讐に反対する母を説得して、記憶が戻った事を口止めし、再びソン会長やオ・テスの裏を暴く為に動き出した。

ミジュの家の前で双子と会ったガンホ。二人が自分の子供だと気づき、温かく抱きしめると、ミジュのもとへ向かい、記憶が戻った事を打ち明けた。これまでの恨みをぶつけて泣き始めたミジュに、復讐を終えたら改めて謝ると言ってソウルへと向かう。

村の仲間にこれまでの恩返しをしようと料理の支度をしていたヨンスンを訪ねたのは犬猿の仲の剽窃作家フナ(ペク・ヒョンジン)だった。これまでの事を謝り、ソウルに引っ越すというフナを食事会に誘い、実は孫だった双子にも愛情を注いだヨンスンはその日酔い潰れるまで宴を楽しんだ。

一方、イェジンの動画からガンホの事故当日、ハヨンが薬を盛っている一部始終を観てしまったミジュはサムシクと共にハヨンに接近しようとソウルを目指す。同じ頃、ガンホはスヒョンを密航船に運んだはずの元バイト先の店長が消息を絶った事を知り、彼が港町で細々と生活している事を突き止め会いに行くのだが…。


■見どころ
前回のラストでは、ミジュが奮起してガンホのお見合いに乗り込むという興味を掻き立てられるシーンで幕を閉じた。しかし、大抵は邪魔が入ってうまくいかないのがドラマの常。ヨンスンが倒れてしまったせいで真実を打ち明けるどころかお見合いをぶち壊したと責めて、ミジュやミジュ母との関係が過去最悪の状態になってしまった。真実が明かされるのはまだもう少し先かと思わせておいて、今週放送分では双子の父親にまつわる真実だけでなく、ガンホが記憶を取り戻し、ミジュとの過去のわだかまりも解ける等、予想のはるか上を行く加速した展開が楽しめる見どころ目白押しのエピソードとなった。

まず大きな進展となったのはヨンスンの病状を知る人物が増えた事だ。カン・マルグム演じるミジュの母が不思議な緑色の光と「未知の遭遇」を果たすコミカルな演出から始まるものの、彼女もヨンスンの病状を知る数少ない人物の一人となり、後にヨンスンが心の内を晒して泣き縋れる重要な存在となった。ガンホもまた母の病状を知り、深い悲しみに苦しむが、父の墓前でヨンスンと交わす会話は子を持つ親や、親が健在な子供にとっては非常に胸に突き刺さり、涙を誘う印象的なシーンとなった。SNSでも感涙コメントが散見された。

最大の進展となったのはガンホが記憶を取り戻した事だ。オ・テスの策略で養豚場に火をつけられ、頭を負傷して記憶を取り戻したガンホ。警察から戻ってきて、記憶が戻った事に気づいていたヨンスンとの会話もまた目頭が熱くなるが、これをきっかけに遂にミジュの双子の父親が誰なのかをヨンスンが知る事になり、お互いが持つ情報を合わせていく過程で、どうしてガンホが去っていったのかをミジュが知る事になり過去のわだかまりも解け始めた。宴で飲んだ酒のせいで体調を崩してもどこか幸せそうに見えるヨンスンの表情からは、ガンホとミジュの関係を認め、突然、孫が二人もできた喜びからくる描写だったに違いない。

一方のサスペンスパートでは、再びガンホに危険が迫り、殺人の容疑を着せられるなど不穏な展開に。記憶を取り戻したガンホが一人でどう立ち向かっていくのかが長い間気になっていたが、サムシクの悪巧みがきっかけで、ヨンスンやミジュらもガンホを狙う悪に立ち向かい始めるところで幕を閉じ、想像していたより遥かに豪快な勧善懲悪になりそうで心が躍る。

「よくも、悪くも、だって母親」は韓国JTBCにて2023年4月26日~6月8日まで全14話で放送予定。Netflxiでも毎週木・金曜に独占配信される。

■スタッフ
監督:シム・ナヨン
脚本:ペ・セヨン
原題:나쁜엄마(ナップンオンマ=悪い母親)

■キャスト
チン・ヨンスン役:ラ・ミラン
チェ・ガンホ役:イ・ドヒョン
イ・ミジュ役:アン・ウンジン
パン・サムシク役:ユ・インス

※チョウ里の人々
イ・ジャン役:キム・ウォネ
チョンさん役:カン・マルグム
パクさん役:ソ・イスク
青年会長役:チャン・ウォニョン
トロット・ペク役:ペク・ヒョンジン
ヤンさん役:イ・サンフン
パク・ボギョン、キム・ジウン
ミジュの双子の弟妹(子役):キ・ソユ、パク・ダオン

ウビョクG会長ソン・ウビョク役:チェ・ムソン
国会議員オ・テス役:チョン・ウンイン
オ・テスの娘オ・ハヨン役:ホン・ビラ
 ほか

YouTube日本版予告動画

Netflix

kandoratop【作品詳細】【「良くも、悪くも、だって母親」を2倍楽しむ】