中国ドラマ「天龍八部 レジェンド・オブ・デスティニー」BS11で5/11からTV初放送中
"武侠小説の帝王"金庸の最高傑作を『蒼穹の剣』の監督が完全映像化した「天龍八部 レジェンド・オブ・デスティニー」(全50話)が5月11日よりBS11でテレビ初放送中だ。番組サイトで予告動画が公開中だ。
「天龍八部 レジェンド・オブ・デスティニー」は、金庸『蒼穹の剣』を原作に死闘、謀略、恩讐、愛憎、流浪…運命の荒波にもまれる3人の英雄を原作に忠実に描いた疾風怒濤の歴史アクション。
幾度も押し寄せる運命のうねりを乗り越え、3人の英雄たちの物語は伝説となる! 中国文学界の巨匠にして、武侠小説のレジェンド・金庸の最高傑作を完全映像化した歴史大河アクションドラマ、ファン待望の日本上陸した。
3人の英雄譚はこうだ…。
宋(そう)の元祐(げんゆう)年間。遼(りょう)の皇帝・耶律洪基(やりつ・こうき)は、宋の国力が弱ったと見るや停戦の条約を破り、侵攻を開始。非道の限りを尽くす遼軍に蹂躙される宋の民――そんな惨状を見ていられず、武林の各門派や江湖の豪傑たちが立ち上がった。丐幇(かいほう)一の勇士・喬峯(きょう・ほう)も、その1人である。彼は、敵の兵が持っていた密書を手に入れたことで、国境に大きな危機が迫っていることを知る。武林大会に出席する丐幇幇主・汪剣通(おう・けんつう)に急を知らせるべく、喬峯は少林寺へと急ぐが...。
1963年から連載が開始された『天龍八部』は、すでに多くの読者から圧倒的な支持を得ていた金庸にとって、最長の作品。11世紀末、宋(そう)の時代を背景に、3人の主人公が熾烈な運命に翻弄され、立ち向かう姿を、雲南や江南、果ては西域へと舞台を変えながら描かれる、気宇壮大な物語である。中でも、悲劇的な生涯をたどる喬峯(きょう・ほう)の人気が高く、「天龍八部」を金庸の最高傑作に推す声も多い。
今回で実に6度めのドラマ化となる本作で総監督を務めるのは、ジャッキー・チェン主演の『ポリス・ストーリー/レジェンド』や『ラスト・ソルジャー』などで俳優として活躍するユー・ロングアン。原作に忠実な作劇にこだわり、鍾乳洞群で有名な雲貴高原や沾益海峰湿地といった景勝地で一大ロケを敢行するなど、撮影に際して掲げた"原点回帰"を貫いた。リアルなアクション活劇としての武侠ドラマの復活は、本国の視聴者を熱狂させ、傑作と名高いフー・ジュン主演の2003年版に勝るとも劣らないと評された。
丐幇一の勇士・喬峯を演じたのは、日本のゲームを基にした『映画 真・三國無双』で劉備に扮したトニー・ヤン。NHKBSプレミアムにて放送中の「上陽賦~運命の王妃~」で愛する人を取り戻すため高潔な自分を捨て陰謀を巡らした馬子澹を演じている。他にも『コールド・ウォー 香港警察 堕ちた正義』のジャニス・マン、『ドラッグ・ウォー毒戦』のホァン・イー、『レイジング・ファイア』のレイ・ルイといった魅力的なキャストが個性豊かなキャラクターに扮し、物語を盛り上げている。
『蒼穹の剣」のユー・ロングアン(于栄光)が総監督を務めた。
全50話の「天龍八部 レジェンド・オブ・デスティニー」は、2023年5月11日~7月19日、毎週火曜日から土曜日の朝4時よりオンエア中だ。
■スタッフ
原作:金庸「天龍八部」(徳間文庫 刊)
総監督:ユー・ロングアン(于栄光)『蒼穹の剣』「上陽賦~運命の王妃~」
脚本:ユエン・ズーダン(袁子弾)
撮影監督:グオ・ジーレン(郭智仁)
美術監督:ツイ・ヤオチェン(崔曜琛)『蒼穹の剣』、ユー・シアンジュン(兪向軍)
アクション監督:スー・シャオドン(司小冬)『蒼穹の剣』
作曲:ドン・ドンドン(董冬冬)『驪妃-The Song of Glory-』
衣装デザイン:モー・シアオミン(莫暁敏)
メイク:ファン・シアオイン(范笑吟)
VFX:ジュアン・イエン(荘厳)『長安二十四時』 原題:天龍八部
■キャスト
喬峯役:トニー・ヤン(楊祐寧)『映画 真・三國無双』
段誉役:バイ・シュー(白澍)「琉璃~めぐり逢う2人、封じられた愛~」
虚竹役:ジャン・ティエンヤン(張天陽)「聴雪楼 愛と復讐の剣客」
王語嫣役:ジャニス・マン(文詠珊)「狂獣 欲望の海域」
阿朱役:スー・チン(蘇青)「蒼穹の剣」
阿紫役:ホー・ホンシャン(何泓姍)「如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃~」
段正淳役:チウ・シンジー(邱心志)「斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~」
慕容復役:ガオ・タイユー(高泰宇)「斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~」
◇BS11「天龍八部 レジェンド・オブ・デスティニー」番組サイト
2023年5月11日~7月19日 火~土4:00-5:00 TV初放送
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