東山紀之「刑事7人Season9」10年前の事件の真犯人は?吉田鋼太郎は誰をかばうのか?第2話ネタバレと第3話予告

2023年06月15日19時00分ドラマ
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第1の事件の犯人は天樹(東山紀之)が捕まえたものの依然10年前の放火殺人の真犯人はわからない!そして事件は専従捜査班の手を離れた!テレビ朝日 2022年6月21日(水)21時から「刑事7人Season9」第3話を放送する。天樹が警察を辞める日まで後62日!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



人気刑事ドラマで9シーズン目を迎える「刑事7人」の第2話が6月14日に放送された。これまでのシーズンであれば、第1話からの続きとなる第2話で、すっきりと解決して、いつものような1話完結に戻る。しかし、今シーズンでは10年前の殺人事件の真犯人、そしてその真犯人をかばう警察官たちの姿が6月21日に放送となる第3話以降もつづいてゆく。事件が解決して居酒屋で酒を酌み交わすこともない今シーズンは重い雰囲気が流れる展開となる。

第1話で殺された警官・下松譲(宮川一朗太)を殺した人物だけは判明した。10年前の放火殺人事件で唯一生き残りながらも視力を失った女性・望月和沙(山崎紘菜)の夫であり、自身も放火された店で働いていた浜崎修斗(堀井新太)だった。しかし、第2話で、下松を脅していて、一時は下松殺害の最重要人物だったフリーライター・宝来正道(西川瑞)の殺人事件では修斗にはアリバイがあった。また、10年前の事件に関与した警察官達のことをさらしている暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》は、修斗が逮捕された後も続いていた。

さらにドラマの冒頭とラストに10年前の和沙の回想で、修斗だけではなく、顔に絆創膏を貼った男性も登場し、和沙に優しい態度を示していた。この人物がいったい誰なのか?また、10年前の事件の真相がどうなっているのかが注目されている。

ドラマの冒頭で、天樹(東山紀之)が日記をつける。それは30年という年月を警察に捧げてきた天樹の心のうちを書いている。妻子を殺され、それでも正義のために戦い続けた30年だが、その心にはおりが沈殿している。刑事をやめる日まで62日となった。第1話では79日となっていたが、一気に時間は進みあと2ヶ月のカウントダウンとなった。

■前回:第2話ネタバレあらすじ
天樹悠(東山紀之)は、10年前の放火殺人事件で唯一生き残りながらも視力を失った女性・望月和沙(山崎紘菜)のもとを訪ねるが、システムエンジニアである夫の浜崎修斗(堀井新太)と和沙は冷たくあしらう。

一方で、警察組織の内部告発を行う暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》では、10年前、鶴見から殺人事件についての鶴見達男(柳憂怜)の自供を引き出した人物で、何者かによって殺害された元警察官の下松譲(宮川一朗太)がターゲットになっていた。監察官の正木哲也(山田純大)、同期である焼津大地(泉澤祐希)たちから片桐(吉田鋼太郎)の内偵を命じられた野々村拓海(白洲迅)は、片桐の不審な動きが気にかかっていた。

そんな中、下松殺害の最も有力な容疑者として、新専従捜査班が追っていたフリーライター・宝来正道(西川瑞)が遺体で発見される。天樹は不穏な空気を感じながら、次々と起こる殺人事件と10年前の事件との因果関係を追うが、時を同じくして、和沙から天樹宛に「10年前の本当のことが知りたい」と連絡が入るのだった。和沙に話を聞くと、犯人らしき人の声を下松に確認させられたという。さらに、その時、鶴見の声とは違うと言ったにもかかわらず、その意見は通らなかった。そして、3年前に同じ声を聞いたと話していた時、夫の舅が帰ってきてしまい、警察には協力したくないという。なぜかと天樹が尋ねると、和沙は10年前に失明した後も、何回も命を狙われたのだが、警察は何もしてくれなかったことがわかった。

天樹は昔の捜査資料を確認する。すると、ページが抜けていたり、黒塗りされている。担当者の一人に片桐(吉田鋼太郎)の名前もあった。片桐に直接話しを聞いたが、「応援に入っただけ」と何も語らない。

そんな中、暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》で取り上げられた人物は全員10年前の事件に関わっていたことがわかる。鑑識の岡崎周平(藤本隆宏)の話では店の排水溝に鶴見の髪があったという。物証も確認できた。鶴見が入れられていた拘置所で確認すると、鶴見がつけていた日記がなくなっていたことを天樹は知った。さらに第1の殺人と第2の殺人では犯人が違うと堂本(北大路欣也)が分析した。

天樹は第1の下松殺人の犯人として、修斗に会いに行く。修斗はあっさりと認めた。下松に10年前の事件の真相を確認していたところ、誤ってナイフがささったという。しかし、第2の殺人、宝来の事件にはアリバイがあった。また暴露チャンネルはまた新しいターゲットを公開していた。片桐は今後は宝来殺人に捜査を主軸をおくが、専従捜査班は捜査からはずれることが決まったという。

そのころ、和沙は高校生の頃を思い出していた。そこには修斗とは別の男性もいた。

■第3話あらすじ
暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》で、顔はモザイクで隠されているものの、初めて鑑識官が取り上げられることに。

そんな中、引きこもりの無職・池添一雄(有薗芳記)が、自宅玄関付近で何者かに刺殺される事件が発生した。天樹悠(東山紀之)、青山新(塚本高史)ら新専従捜査班は、ケガをし自宅で寝たきりの一雄の母親・鞠子(丘みつ子)、大学教授で、学会に出向いて留守にしていた父親・清太郎(津嘉山正種)に聞き込みを開始する

一方で、現場で鑑識を進める天樹の同期である鑑識官・岡崎周平(藤本隆宏)は、凶器のナイフに異様な動揺を見せる清太郎に気付くのだった。

やがて、周辺の防犯カメラの映像の解析などから、窃盗の前科がある宮本良和(成田瑛基)の存在が浮上し、身柄を拘束するが、現場に残されていた足跡と、宮本の足のサイズが合致しなかった。

そして、天樹たちの聞き込みで、被害者の一雄の秘められた素顔が徐々に明らかになって…。そんな中、清太郎が凶器と同型のナイフを購入していた事実が発覚するのだった。

テレビ朝日 2023年6月7日スタート。毎週水曜日よる9時放送、「刑事7人Season9」。出演:東山紀之、小瀧望(ジャニーズWEST)、田辺誠一、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎、北大路欣也ほか。番組公式Twitterアカウントは「@keiji_7nin」。

テレビ朝日「刑事7人Season9」番組公式サイト

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